三匹のおっさん
やっぱり有川作品...いいですー。 こういったジイさんものには滅法弱い。無条件でグッときます。 第三話での最後のあのセリフ...ズルいよ。あんな事を サラってこんな破天荒なジイさんに言わせるなんて! ズルいー
本が好き! 1級
書評数:651 件
得票数:1787 票
自分の為の備忘録的なものです...
何でもは...読みませんw。
かなり狭く偏ったレビューになってしまってます...
やっぱり有川作品...いいですー。 こういったジイさんものには滅法弱い。無条件でグッときます。 第三話での最後のあのセリフ...ズルいよ。あんな事を サラってこんな破天荒なジイさんに言わせるなんて! ズルいー
ライトノベル上でキャラを重視しつつも ある程度の本格ミステリにも挑戦したいんだ! というような思いが伝わってくる作品。
ライトノベル上でキャラを重視しつつも ある程度の本格ミステリにも挑戦したいんだ! というような思…
元々の路線の本格ミステリの要素と泥臭い警察小説の 融合という事らしいですが、確かに、事件の概要や 要所に出てくる手掛かりや、アイコンなどは 本格ミステリのテイストはあります。
以前に一作だけ読んだ時の作品つ随分印象が違いますね。 どうやら作者の新機軸って事で警察小説です。 …
この2作目の方が良いのでは? 大掛かりな仕掛けのストーリーではないのも、 主人公の描き方も大げさでなく、現実的で引き込まれますね。 主人公を支える飄々としつつ、超毒っ気たっぷりな上司の キャラが秀逸。
帯にもあるように、まさにダイハード的な 超巻き込まれ型のスーパーアクション! しかも主人公はOL! んなアホな!の連続の 怒濤の大活躍です。
団地の中で少年時代を過ごす、ちょっとオカシナ男の子。 自分は流石にここまで変わってなかったけれど、ただ一人の友達 と過ごした小学生の頃は意外と遠からずかも...。 単純にそういう郷愁感につつまれる作品。
重厚な内容にして、緻密なストーリーに圧倒されます。 死刑の是非...そして前科者の更生と社会復帰... もし自分の職場や周辺にそういった人がいた場合...自分は どんな態度にでるんだろう。
作中作が作中作として登場しつつもストーリーの 本編を編み上げるかのように構築しているという 変則的な構成。でも決して読み難い訳でなく、作品全体 を通して積み上げられたトリックもピタリとハマり 面白い作品でした
作者得意の山岳パートでは山が持つ荘厳で気高い空気が ヒリヒリと伝わり、その中で奇妙に描かれる男二人の友情に熱くなり、 更にその天敵や、謎の女性を巻き込んで展開されるアクションは、 単純に引き込まれます。
東京から電力が消える!! という今となっては 凄くリアルなテーマと その電力に関わるスタッフ達、そして、電力供給に関わるその 描写など、説明パートになりがちな部分も上手く読ませてくれます。 面白いです。
完全なオタクを題材にしたスラップスティックもの。オタクというか 病的なコレクターか。そこにまるでベクトルの違うアクションや、 ハードボイルド、ミステリー要素まで詰め込んでサービス満載な一冊。
1920年代、フランスのパリで悲劇的な生涯を 送った画家達...エコール・ド・パリを主軸にしながら、その ミステリとしての好奇心を満たす本格推理小説という、 別の側面も待つ、実験的で アクロバチックな作品。
メフィスト賞受賞作家のシリーズ作、芸術探偵シリーズの 第一弾作品。1920年代、フランスのパリで悲…
団地で育って現在30歳オーバーで、日常に 嫌気を感じつつ、でも実際は仕方ないと自然に 受け入れてしまうような弱虫な方(笑)、必読。
作中に出てくるホラー、スプラッターの映画に対する 愛を凄く感じますし、作者がそういったテーマで 遊びながら書いたような気がします。そういった意味 ではなかなか楽しい作品。 スタンスは嫌いじゃないっす。
そう。大事な事は全て「ドラえもん」が教えてくれた。 それは揺るぎようのない事実。 ボクも胸をはって「ドラえもん、大好き!」って言える。
454ページからはもう涙が止まらない。 ここまで我慢をしながら読んでいた分、余計に 堰を切ったように泣きっぱなし。 全ての人物が愛しいしストーリーとしても 本当に申し分のない作品。 個人的な2008年度ベスト!
素晴らしい!! メチャクチャ面白い!! 全てが美しく、キチンと落ち着き、なんて 楽しい気分で終わるストーリーなんだろう。凄い!
ザッパ、アシュ・ラ・テンペル、グルグル、 ディス・ヒート、イアン・カーティス、 ピストルズ、スロッピング・グリッスル、 ノイ、カン、ファウスト これミステリーに出てくる? 普通? 著者は絶対ユニオンの顧客だよねw
主人公の陣内のセリフは一々突き刺さります。 かなり恥ずかしい告白だと思いますが こうありたい、そうありたいという事を 圧倒的にあたりまえに発言する彼を 羨ましく思います。
少年犯罪ものにして、全体としてはかなり 実験的な作品。 現実といくつかの虚構や分岐する結末が 入り混じり、話しが交錯する。読みながら 段々と混乱していくが...。