馬は語る―人間・家畜・自然




馬の入門書。著者の馬へのまなざしの柔らかさが印象的。
今年は馬年だったのだ。 お正月から半年以上たった今となっては、もうあまり思い出すことはなかったが。…
本が好き! 2級
書評数:47 件
得票数:269 票
新潟県在住。ノンフィクションを読むことが多いです。




馬の入門書。著者の馬へのまなざしの柔らかさが印象的。
今年は馬年だったのだ。 お正月から半年以上たった今となっては、もうあまり思い出すことはなかったが。…




グローバル経済の入門書。個性派経済学者が語る。歯切れが良い。
この本の著者をときどきテレビで見かける。 見た目がすごく個性的だ。 現在は同志社大学大学院の教授…




ムーミンシリーズの第一作目。まるで終末SFのような展開。
ムーミン・シリーズの第一作目。 ムーミン谷に彗星の衝突の危機が近づいているという、なんだかSF…




日本のプラモデル史。著者は模型小売店店主で、日本初のプラモデル専門誌『モデルアート』を創刊した人物。
プラモデル。 少年心をトキめかせる言葉である。 『日本プラモデル興亡史』という本を読んだ。 …




戦後、アメリカと日本で活躍した悪役プロレスラー、グレート東郷。卑劣なジャップを演じることで自らの地位を築いたという。彼にとってのナショナリズムとは何だったのか。謎に満ちた生涯を追う。
グレート東郷。 戦後、アメリカと日本で活躍した悪役プロレスラーだという。 プロレスはぜんぜん見な…




辺境の地を舞台にした、幻想的な作品。寂寥感にしびれる。
胸に刺さったね。 グサッとね。 主人公は地方の軍人、ドローゴ。 舞台はどことも知れぬ辺境の…




将棋の歴史について書かれた本。将棋の原形は5世紀頃、北インドで誕生した。以来、遊び手や社会の影響を受けつつ、ルールや姿を変遷させてきた。
著者は1930年生まれ。 将棋史、盤上遊戯史、賭博史の研究家。 主な著書に、『将棋の駒はなぜ40…




伊勢神宮参詣の旅は、江戸時代の人にとって、信仰の旅であり、観光の旅でもあった。
やっぱりというか、江戸時代の旅って大変だったんだなあ。 ケガや病気のために目的地にたどり着けな…




真珠をめぐる、人類の野望と努力と執念の物語。
真珠は南の海の底にある宝石だった。命を賭けて潜らないと得られないため、古来、もっとも貴重な交易品と…




椎名誠による日本紀行。過去と現在を巡る旅。
椎名誠による日本紀行。 『小説すばる』2012年1月号~2013年1月号に掲載された「風景進化…




大洋ホエールズのファンだった人には、たまらない内容。
田代富雄の評伝。 田代富雄は1980年代、大洋ホエールズの四番を任されていた人物である。 著…




ピカソを例にあげながら、近代美術とは何かを考える内容。
ピカソを例にあげながら、近代美術とは何かを考える内容。 現代の、「美術館の権威を中心とする美術…




雪の結晶の研究について書かれた本。身近な自然の観察からはじまる研究はおもしろい。
雪の結晶の研究について書かれた本。 自然科学系のよい本を読んだあとってのは、なんだか気分がすっとす…




中国残留孤児にくらべると中国残留婦人についてはあまり知られていない。中国残留婦人への理解が深まることを願ってこの本は書かれた。
著者はドキュメンタリー映画監督。 中国残留婦人への理解が深まることを願ってこの本を書いたという。 …



レアアースは工業製品に欠かすことのできない資源だ。南鳥島周辺に膨大な量のレアアースが発見された。
著者は東京大学大学院工学系研究科エネルギー・資源フロンティアセンター教授。 著者によれば、南鳥…




化石に含まれるDNAなどの研究を紹介しながら、生命進化について書かれた本。
著者は分子古生物学者。 化石に含まれるDNAなどを研究してきた科学者たちの姿を描きながら、生命…



イスラエル流の危機管理には、国を守るとはどういうことなのかを考えるヒントがある。
著者は読売新聞の記者。 イスラエルの現状を取材した本。 イスラエル流の危機管理には、国を守る…




この本を読んだら、きっとジュゴンを好きになる。
タイトルは『ジュゴン』。 シンプルでいいね! ジュゴンの生態や伝説、そして絶滅の危機にある現況な…




ひっそりと生きているキノコは自然界では大きな役割を果たしている。キノコの声に耳を傾けてみる。
キノコは地味である。 これまでまともに研究対象として取り上げられることもなかった。 大学の生物学…




ポイントをついた解説によって「盛者必衰」「因果応報」といった平家物語をつらぬいている思想を明確に開示してみせている。
「平家物語」の入門書。 ポイントをついた解説によって平家物語の文学的性格を鮮明に浮かび上がらせ…