その女アレックス





”我々にとって大事なのは、警部、真実ではなく正義ですよ”。最初から最後まで重く考えさせられるサスペンス。
「その女アレックス」 おまえが死ぬのを見たい。男はそう言って女を監禁した。 14年注目作…

本が好き! 1級
書評数:1052 件
得票数:13225 票
読むことが減ってきました。
モチベーションクラウドを入れる必要がある。
●書評について(2021〜)
・書評内の作者等は敬称略。
・★★★:がっかりはしない。面白さは人によるかも率高し。
・★★★★:結構オススメ
・★★★★★:オススメ





”我々にとって大事なのは、警部、真実ではなく正義ですよ”。最初から最後まで重く考えさせられるサスペンス。
「その女アレックス」 おまえが死ぬのを見たい。男はそう言って女を監禁した。 14年注目作…



多面的な考えがこれでもかっていう形で盛り込まれており、それを楽しむ姿勢が必要かなと思います。宗教というテーマを基に様々な考えを問うている作品です。読書芸人にはなれませんでしたw
「教団X」 神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。 図書館での予約待ちが…



スウェーデンで起きた実話がモデル。父親の暴力が根付く環境で育った3兄弟。重くつらい話なはずなのに書きぶりのせいかそこまでそれを感じない。
「熊と踊れ(上)」 レオ、フェリックス、ヴィンセントの3兄弟。 これはスウェーデンを震撼…




新しい試みにより、伊坂幸太郎の世界観がまた一つ増えた。
「ホワイトラビット」 予測不能の籠城ミステリー。 仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事…



どういう意味を込めて、素敵な、と付けたのか。ずうずうしさに呆れて素敵なって意味もあるのだろうか。
「素敵な日本人 東野圭吾短編集」 素敵という枕詞をどう捉えたらよいのだろう。 "寝る前…




あぁ、素晴らしきサイエンス。あぁ、素晴らしき不思議な世界。小学生に科学に気を持たせるにぴったし。
「世にも不思議で美しい「相対性理論」」 世界はこんなにも不思議で美しい。 相対性理論を非…




基礎だからこそ大切であり、それを如何に達成率100%を実践していくか。リストにしてチェックしていくのがいいですね。
「最強の働き方;世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓」 77の教訓。 …




書き下ろしで兜をこう描いたか。グラスホッパー、マリアビートルに連なる作品。
「AX」 兜登場。 グラスホッパー、マリアビートルに連なる連作集。蜜柑、檸檬、蝉、槿な…



遂に謎が解けました。止まった校舎の要因には好みが分かれそう。
「冷たい校舎の時は止まる(下)」 遂に謎が解けました。 後半につれ、どんどん仲間が、マネ…



辻村深月デビュー作。高校を舞台にしたオカルトホラーが一発目だったんですね。
「冷たい校舎の時は止まる(上)」 クラス委員の8人が、高校にとじこめられた。 辻村深月デ…





永田は、マイナス感情がつまりきった大馬鹿者。でも、人間の側面を自分で上手く表している。その意味で劇作家。
「劇場」 一番 会いたい人に会いにいく。 演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の…



伊坂幸太郎をはじめとした少年をテーマにした短編9編。どれか一つは、心にそっとはまるかも。でも、イメージよりは違ったかな。
「短編少年」 少年をテーマにした短編9編を収録したアンソロジー。 伊坂幸太郎。あさのあつ…



バベルの会がキーワード。どこかぞっとするホラーを漂わせる短編集。
「儚い羊たちの祝宴」 夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。 由緒あるバベ…




ご冗談でしょう、ファインマンさん。好奇心を抱き続けるだけじゃない。ファインマンの哲学が詰まっている下巻の始まり。
「ご冗談でしょう、ファインマンさん(下)」 ファインマンの哲学。ここにあり。 ファインマ…





1971年刊行。クリスティに挑んだ作品。一気読みさせる力が抜群。トラベルミステリーしか書いてないという先入観を壊してくれます。
「殺しの双曲線」 東北の山荘を舞台にした殺人劇。 西村京太郎。日本中にトラベルミステリー…





こんな人に逢えたら間違いなく好きになり、尊敬し、自分の生き方を研磨することに全力を注ぎこむだろう。
「ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)」 これが、ファインマンさん。 R.P.ファイン…



虚数って人生に必要ですかね?いや、必要なんだけどね
「サラバ!(上)」 1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。 紳士的な父、チャーミング…



初_乙一な私には、丁度よく入りやすい作品。ホラー具合は、薄め。
「箱庭図書館」 読者のボツ作品をリメイク。 読者のボツネタを乙一がリメイクする。ヤク…




なぜこうも腹立つ企業ばかりが出てくるのか。とりあえずぶっ飛ばしたくなる奴らばかり。そんな奴らをぶっ飛ばす姿を見れて、今回も満足となる。そして、白い巨塔に手が伸びる。
「下町ロケット2 ガウディ計画」 佃チームの挑戦第2弾。 ロケットエンジンのバルブシステ…



罪は決して外れない鎖。それがメッセージ。
「ばらばら死体の夜」 狂い始める男女の物語。 神保町を舞台にした極上サスペンスとの触…