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だまし売りNo さんは退会されました
だまし売りNo

だまし売りNo さん

本が好き! 1級
書評数:3170 件
得票数:15365 票

歴史小説、SF、漫画が好き。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』はマンションだまし売り被害を消費者契約法(不利益事実の不告知)で解決したノンフィクション。

書評 3ページ目(3170件中 41~60件目)

介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート

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介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート

介護に関するお金とサービスを解説した書籍である。この種の書籍は介護保険など制度の説明が中心になる傾向があるが、本書は悪質商法など高齢者の生活全般に目配りしている。消費者感覚がある。

河北美紀『介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート』(実…

投票(8コメント(0)2024-04-05

ておくれの現代社会論

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ておくれの現代社会論

21世紀が昭和時代よりも食品偽装や欠陥住宅が酷いとすることには疑問がある。昭和の頃は明らかにならず、消費者が泣き寝入りしたことも多かっただろう。偽装が発覚するようになったことは一つの進歩と評価できる。

中島啓勝『ておくれの現代社会論』(ミネルヴァ書房、2024年)は現代社会を論じた書籍である。政治・経…

投票(7コメント(0)2024-03-25

住んでる人の性格は家と土地が教えてくれる

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住んでる人の性格は家と土地が教えてくれる

家や土地から住んでいる人の性格を語る書籍。著者は土地家屋調査士であり、測量や境界確認のお願いで色々な家に訪問する。とはいえ、著者もガンガン訪問するタイプではなく、コミュニケーションは苦手という。

平田真義『住んでる人の性格は家と土地が教えてくれる』(自由国民社、2023年)は家や土地から住んでい…

投票(12コメント(0)2024-03-19

毎日の暮らしが深くなる季語と俳句

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毎日の暮らしが深くなる季語と俳句

秋日(あきび)は秋の季語である。季節の名前を出さないで季節感を表現することが趣という感覚からすると、秋という言葉が入った季語は意外であるが、一つの言葉に豊富な意味を込める俳句の精神は秋日にもある。

岸本葉子『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』(笠間書院、2024年)は俳句に使われる季語の解説書であ…

投票(10コメント(0)2024-03-11

小5までに身につけないとヤバい! 小学生のタイパUP勉強法

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小5までに身につけないとヤバい! 小学生のタイパUP勉強法

タイトルに「タイパ」とあるため、勉強を短時間で済ませようという邪道の臭いがするが、その種の生臭の逆の真っ当な勉強法を紹介する。「学問に王道なし」の正しさを実感する書籍である。

菊池洋匡『小5までに身につけないとヤバい! 小学生のタイパUP勉強法』(実務教育出版、2024年)は…

投票(6コメント(0)2024-02-29

ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(4)なんか小さくてためになる豆本付き特装版 (プレミアムKC)

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ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(4)なんか小さくてためになる豆本付き特装版 (プレミアムKC)

ちいかわ達は食べ物の上に乗っかることが多い。現実ならば不潔であり、食べ物を粗末にする行為になるが、ちいかわ族ならば可愛い。巨大タコさんウインナーは私も食べてみたい。

ナガノ『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』は、なんか小さくてかわいいキャラクターの日常を描く漫画…

投票(2コメント(0)2024-02-17

静かなるドン ― もうひとつの最終章 ―(2)

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静かなるドン ― もうひとつの最終章 ―(2)

『静かなるドン』の最終回から一〇年後が描かれる。振り込め詐欺の半グレを叩き潰すところから始まる。ヤクザは反社会的存在であるが、反グレを叩き潰すことにはカタルシスがある。竜宝が鳴門と出会った過去に遡る。

新田たつお『静かなるドン ― もうひとつの最終章 ―』は100巻以上の大長編漫画の続編である。『静か…

投票(2コメント(0)2024-02-17

下級貴族たちの王朝時代 ―『新猿楽記』 に見るさまざまな生き方

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下級貴族たちの王朝時代 ―『新猿楽記』 に見るさまざまな生き方

下級貴族は朝廷の形骸化により、民間で活動するようになった。逆に朝廷に残った上級貴族は実用的な存在ではなくなり、所謂お公家さんとなっていった。現代の民間感覚と役所の乖離につながる。

繁田信一『下級貴族たちの王朝時代 『新猿楽記』に見るさまざまな生き方』(新典社、2018年)は『新猿…

投票(6コメント(0)2024-02-14

バーナード嬢曰く。: 7 (REXコミックス)【Kindle】

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バーナード嬢曰く。: 7 (REXコミックス)【Kindle】

当初は女子二人に男子一人の三角関係で始まったが、次第に町田さわ子と神林しおりの二人が中心になる。神林は、いい加減な町田に突っ込む役どころであった。『バーナード嬢曰く。7』では神林が照れるシーンが多い。

施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』はギャグテイストの強い読書漫画。略称は「ド嬢」。最初は名言漫画であっ…

投票(3コメント(0)2024-02-12

黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻

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黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻

ムーミン一家の生活が変わる。しかし、贅沢や飽食は幸せにならず、逆に生活が窮屈になる。最初から下らないと言うスナフキンは一貫性があり、清々しい。他人に振り回される生活は幸せにならない。

トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン著、富原 真弓訳『黄金のしっぽ ムーミン・コミックス1巻』はムーミ…

投票(7コメント(0)2024-02-12

世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本

  

世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本

元の日本遠征はフビライが指示したものであることが確かであるが、皇帝自身が進めた事業ではなかった。征東行省などの役所を作り、その役所に担当させた。お役所仕事は一所懸命の武士に敵わない。

宮脇淳子『世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本』(扶桑社、2019年)は元寇についての…

投票(8コメント(0)2024-02-07

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪

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王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪

受領の不正には詐欺もある。不当な税の徴収には虚偽説明によって本来は税の払わなくて良いところから税を徴収することもあった。ルールを権力者が独占し、市民に知らせないと権力者の都合の良い運用がなされてしまう

繁田信一『王朝貴族の悪だくみ 清少納言、危機一髪』(柏書房、2007年)は平安時代の貴族の悪事を描い…

投票(7コメント(0)2024-01-30
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