午後からはワニ日和




楓ヶ丘動物園でイリエワニが盗まれた。怪盗ソロモンとは何者か。目的は何なのか。
僕、桃くんこと桃本は動物園の飼育員。なぜか動物に好かれるというか、舐められる。態度ではなく、ベロベ…

本が好き! 1級
書評数:256 件
得票数:1749 票
いろいろなジャンルを読みたいと思っています。
でも、ミステリーが多いかな?
新刊・単行本をワクワク購入したのに、読む前に文庫化されて店頭に並んでいるのを良く見かけます。実に切ない。
転職して電車通勤から自転車通勤に変わったら、本を読む時間がガクッと減ってしまった・・・呆然;




楓ヶ丘動物園でイリエワニが盗まれた。怪盗ソロモンとは何者か。目的は何なのか。
僕、桃くんこと桃本は動物園の飼育員。なぜか動物に好かれるというか、舐められる。態度ではなく、ベロベ…



大好きな幼馴染が妹と付き合い始めた。ショックを受けた花は実家から離れた看護大学に進学し、新しい友達と、そしてちょっと気になる奴と出会う
“秀ちゃんと付き合うことになった”。高校3年生の芦田花は妹の空にそう言われ、パニックに陥る。なぜな…



和実ちゃんは中学1年生。女子校だと思って入学した中の丸学園は共学になっていた。そして上様と家老様という2人男子生徒と、大奥という名の生徒会が君臨していた。
宮木あや子さんの作品を読んだのは“花宵道中”に続いてこれが2作目。“花宵道中”のインパクトが強かっ…




ニューヨークに連れて来られたエスキモーの少年ミニック。彼が博物館で目にしたのは、やはりニューヨークに連れて来られ亡くなり、埋葬されたはずの父の骨格標本だった。
1890年代。人類がまだ北極点に到達していなかった時代。 アメリカの海軍大尉で、探検家のピアリー…




行方不明になった父を探しに、やまんばの娘、由布は風早の街へ降りていった。そこでであったひとたちとの優しい生活。
由布は15歳。やまんばのお母さんと姉さんと山で暮らしていた。 お母さんが7年に一度の山の神の寄り…





元・ひきこもりの僕、神原淳。自立しなくてはならなくなり、高校時代の憧れの先輩の影響もあってヘルパーになった。下宿先が元名探偵の家だからか、いろいろな謎が身近に起こる。
僕、神原淳は21歳の元ひきこもり。中学高校とイジメにあって学校にあまり行かなかった。卒業後に入った…



真澄こと男装した女の子、真子と玲雅の平安・陰陽師ラブコメ?第2弾。女御様の周りに現れる怪異を退治するために、真澄は女装して後宮に入り込む。
陰陽師の家、賀茂家の姫君として生まれた真子は、真子姫の双子の兄弟・真澄と偽り男装して陰陽師として出…



平安時代、陰陽師として出仕することになった真澄だが、実は男装した女の子。憧れの先輩と後宮の陰謀、呪詛に立ち向かう。
時は平安。 陰陽師の家、賀茂家の姫君として生まれた真子は、父が亡くなり、陰陽師としての才能…




日本で新型カポジ肉腫の患者が見つかった。なぜ日本で、どうしてこの時期に発祥したのか。日本とウィーンを舞台に、様々な医療への欲望が事件へと繋がる。
日本 銀行員の加納はある日、歯茎に“斑点”が出来ているのを見つけ、そこから黒っぽい出血があった…




宮城県仙台市に本社をおく河北新報社。あの3月11日も号外を出し、途絶えることなく新聞を発行した地元紙の思い。
すごいな、の一言だ。 記事を書き、印刷をし、購読者の渡す。新聞を発行する、その過程にこれほどの使…




人の外見に現れる徴候から病気が分かる医師、為頼。一家惨殺事件に次第に巻き込まれていく。
為頼英介は患者の外見を見ただけで病名や病状が分かってしまう。別に霊視ではない。病気から外面に現れる…



なぜそこまで野宿をするのか・・野宿故に知り合う人たちと広がる世界があるからか?
”何ゆえ野宿?しかも女性が・・” 探検家で「ワセダ3畳青春記」などの作者でもある高野秀行氏が参加し…




東京を離れた弥生さんが、転職・引越しした街で優しい仲間に囲まれながら、少しずつ新たな気力を持ち始める。
株式会社ネバーラ、北関東、とくれば、ネバネバ納豆の会社、茨城県と想像が出来る。地名は出ていないのだ…



潔子は独身OL。なぜか周りに嫌な感じの人が現れる。嫌な気持ちを溜め込んで、その負のパワーが頂点に達したとき、“おれ”猫魂の出番なのだ。
“おれ”は聖武天皇の時代から生きている憑き物の猫魂。今は冴えないOLの田万川潔子の飼い猫として暮ら…



玄虚館の店子、阿閉万くんが持ち込む不思議な謎を、大家である玄翁先生が縁側探偵となって謎を解く。昭和初期の雰囲気をかもし出す独特の文体に馴染めるかどうか。
早稲田の学生、芋ッ書生、ちょろ万こと阿閉万は、巷の奇怪な事件をネタに記事にしている。しかし阿閉くん…



学校始まって以来の天才と言われてる、ぼく、渋井千の推理。大崎梢、児童書デビュー。
ぼく、渋井千(せん)はさつき小始まって以来の天才と言われてる。 憧れの、保健室の万希先…




こんな絵本みたいな可愛い手帳にしたい!けれど壁は高し。
手帳をスケジュール管理というよりも、日記帳代わりに使っている。といっても、毎日書くわけではなく、何…




冬期富士登山を400回以上も強力として登った並木宗二郎氏の人生。
東京に生まれ育った並木氏は、理容師として富士山のふもとで働いていた。夏の間、休みの時などは山小屋で…




数寄者、佛々堂先生第2弾。春夏秋冬にまつわるお話。 相変わらず擦り切れたような服で、生活用具や小道具やらを積んだワンボックスカーに乗って日本各地を放浪している佛々堂先生。曲者だけど、なんだかカッコいい。
今回は春夏秋冬あわせた4つのお話。 実はしっとりとした人の心が描かれているのだが、やんちゃな?佛…




数寄者で、どこかいたずらっ子のような佛々堂先生の周りで起こる、美と美食にまつわる話。
“佛々堂先生が買ったから”というだけで、その作家の評価が上がり、作品が売れる・・ すごい審美眼の…