地底旅行 (岩波少年文庫)

地底には、驚くばかりの光景が広がっている
岩波少年文庫100冊マラソン 42冊目 16世紀の有名な錬金術師が書き残した暗号を(甥アク…

本が好き! 免許皆伝
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いつまでも読み切れない沢山の本が手の届くところにありますように。
ただたのしみのために本を読める日々でありますように。

地底には、驚くばかりの光景が広がっている
岩波少年文庫100冊マラソン 42冊目 16世紀の有名な錬金術師が書き残した暗号を(甥アク…

風景があり人がいる。ふるさとを思っている
現代(?)のチベットの人々を主人公にした八つの短編。 橋の上に立ちんぼして日雇いの仕事を待つ若者、…

わたしたちの根っこは。
1980年代のチベットの山村、半農半牧のマルナン村には、電気がなかった。外の世界から隔離されたこの場…

エヴェレスト初登頂の記録
岩波少年文庫100冊マラソン41冊目 「……その二人というのは、ニュージーランドのエドモン…

ポアロ、アンコール。
『ブラック・コーヒー[小説版]』は、アガサ・クリスティー作、となっているけれど、クリスティーが書いた…

最後の日々をあのスタイルズ荘で。
これが、名探偵ポアロの最後の事件になる。そして、この作品が発表されてまもなく、作者アガサ・クリスティ…

遊び、遊び切る一日一日
岩波少年文庫100冊マラソン 40冊目 『やかまし村』三部作最後の一冊。 お乳の出ないお…

こどもたち、ゆっくりゆっくりおおきくなるんだよ。
岩波少年文庫100冊マラソン39冊目 『やかまし村の子どもたち』三部作の二作目。 スウェ…

遊べ遊べ、子どもたち。
岩波少年文庫100冊マラソン 38冊目 やかまし村には、北屋敷、中屋敷、南屋敷、家が三軒し…

「古いおとぎ話の多くは、「人はどのように幸福にたどり着くのか」という不変の関心事を、語りの中心に置いています」
おとぎ話(民話)はたくさんのメタファー(たとえ、比喩、暗喩)に満ちている。 「古いおとぎ話の多くは…

一夜のつもりが二十年。
『リップ・ヴァン・ウィンクル』は、ワシントン・アーヴィングの『スケッチ・ブック』の中の一編で、もとネ…

オランダの古い数え歌にちなんだ冒険。
岩波少年文庫100冊マラソン36,37冊目 ★上下巻合わせての感想です。 五年生の担任フ…

「川が流れるように進むよ」
1948年、コロラド州の田舎町アイオラで、17歳のヴィクトリアは、流れ者の青年ウィルと恋に落ちるが、…

思い出を連れていく。
夜明け前のまだ暗い時間。母と子が枕を寄せ合って、話をしている。 「ねえ、おぼえてる・・・?」 「…

活劇があったとしても静かに進む山の物語
岩波少年文庫100冊マラソン35冊目 バルナボは山とともに生きる人だ。 若い森林警備隊員…

美味しいを求めることは、たのしいこと、うれしいことなのだ。
著者は、(この本を書く)十年以上前に電子レンジを捨てた。ご飯は土鍋で炊く。蒸しものは蒸篭で。だしは肉…

副題「オルコット一家に出会った少女」のオルコットとは、『若草物語』の作者ルイザ・メイ・オルコットの一家のこと
岩波荘園文庫100冊マラソン 34冊め 副題「オルコット一家に出会った少女」のオルコットと…

日本で生涯を終えたラフカディオ・ハーンの物語
ラフカディオ・ハーンの、渡日後の人生を描いたフィクションだが、あとがきの訳者の言葉によれば「かなり史…

「ラッドは、魂をもっていた」
岩波少年文庫100冊マラソン33冊目 作者(主人)は、飼い犬であるコリーのラッドの性質をな…

救いようのない状況に見えたが……
あまりにリアルで深刻な問題のなかを渡っていくような読書だから、物語のなかから、解かなければならない大…