食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
現代社会の便利さと引き換えに私たちが失ったもの、そのひとつは食の安全性かもしれない。それはある程度「必要悪」かもしれないが、大切なのは知識を得ることと情報の公開性と説く、元食品添加物営業マンの訴え。
この本の作者である安部司氏を初めて知ったのは夕方のTVのニュース番組の特集だった。食品添加物について…
本が好き! 2級
書評数:38 件
得票数:78 票
はじめまして。本を読むのは大好きですが、今はなかなかその時間がとれないのが悩み。どうしても流し読みっぽくなるせいか、感動できる本に出会うことが減っている気がしています。なのでどうも感想・書評も辛口になりがち。言葉遣いも荒っぽくなりがちで(笑)、そのあたりの反省多きこの頃です。
facebookにも参加しています。同じ『本好き仲間』としてあれこれ楽しいお話ができたら幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。
現代社会の便利さと引き換えに私たちが失ったもの、そのひとつは食の安全性かもしれない。それはある程度「必要悪」かもしれないが、大切なのは知識を得ることと情報の公開性と説く、元食品添加物営業マンの訴え。
この本の作者である安部司氏を初めて知ったのは夕方のTVのニュース番組の特集だった。食品添加物について…
『面白い!』一言で言えばそれに尽きる。そしてその『へぇ~!』が次第に『う~む』に変わるような、大人も子どもも一緒に読める、楽しみながらもためになる本。
最初この本を見た時、買うのを迷った。何だかお遊び系・おふざけ系の本っぽい表紙だし、厚さ1センチ程度、…
見たくない!見たくない!見たくない! …だけど、見なくてはならない、目をそむけてはいけない、そういう本。
写真集です。ところどころに所謂有名人・著名人といわれる方のコラムとかエッセイとかいわれるものが挿入さ…
自分の口に入るモノは、「元は何だったのか」そして「どうやって今、私の口にまで来たのか」、そんなことを考えるのは決して無駄なことじゃない。ううん、むしろきっと大切なこと!
本屋さんへふらりと寄った時に見つけたこの本。ちょうど当時中学生だった息子が学校の授業で「スーパーサイ…
もしかしたらどんでん返しが、とか、いやそんな単純ではないはず、とか、それはこじつけでしょう、とか、そうした余分なことは考えずに一気に読むのがオススメ。
昨年ある新聞に「売れてる本」として写真付きで取り上げられていたこの本。 1997年に刊行(その…
親との関係に悩んでいる人に。過去の苦しみでも、今現在の苦しみでも。自分の心の持ちようを教えてくれる指南書です。
近年の(特にここ連日一層酷いですね)諸事件の多さと勿論自己を鑑みたくて購入。 うーん、って感じ…
ノーベル賞受賞者である湯川秀樹博士の回想録。当時の時代背景を慮りながら、しかしなお、今に生かせる「姿勢」を学べたような気がします。
言わずと知れたノーベル物理学賞受賞者の、27歳までの自伝。 「カエルの子はカエル」「学者の子は…
読み終えて本を閉じあらためて見るこの装丁は、手に取った時に見た最初の印象とは違ったものになっている…そんな本。
「ソフィーの世界」のヨースタイン・ゴルデルが2003年に発表した作品。 4歳の時に死別した父親…
内容は勿論のこと、文体、装丁、紙質、構成…そうした諸々のトータルで「白」を表現しているような凛とした本。
原研哉氏は作家ではなく、長野五輪・愛知万博・無印良品などに関わってきたグラフィックデザイナー。 …
人生とはいかに過酷なものか。運命はいかに残酷なものか。そして人はいかに強いものか。そんなことを考えさせられた、「血の声」の本。
広島と長崎の両方で被爆した「二重被爆者」である著者が90歳を過ぎて語った幼いころからの壮絶な一生。 …
子どもとは残酷なもの。いつの時代にも、どこの国でも、「いじめ」や「差別」はある。児童書ではあるけれど、是非大人にも読んでもらいたい本。
貧困・人種・住居地域による差別を扱った児童書。 いつも同じ服を着ている女の子をからかうお金持ち…
テレビゲーム感覚で…というお気楽さで読み進めばいいけれど、この本の読者層を考えるとバイオレンス描写をもう少し控えて欲しいと親世代からは思う、そんな本。
一番の感想は、「長過ぎる」。 最初にアニメ映画の宣伝で洗脳されていたせいもあり、現実味のない世…
銀行の「やり方」を内部から突いた内容で長文ながら軽く読め、固い題材を扱いながらも娯楽色やドラマ性の強い印象。
サラッと読めて、まぁ軽い感じの本だった。 内容は面白かった。 山崎豊子をずっと軽量テイストに…
読んでいて、なんていうかセピアがかった景色が浮かんでくるような小説。そうした意味では「美しい」。だけど現実の闘病はもっと「苦しくて」「生々しくて」「現実的」、つまりはどちらというと極彩色。(←当社比)
オムニバスのようだったから、表題の「その日のまえに」から読み進んだ。続いて「その日」「その日のあとで…
読みやすいけど、どうも小骨が喉に刺さったような違和感を覚える読後感。こういう家族が「今どき家族」なのだろうか…(いや違う)←反語
映画になって盛んに宣伝されていた頃、その不思議な題名がとても印象的だった。 読み進んでいくうち…
「どこにもありそう」な設定で「ありえないでしょ」というような展開になる話。この作者の十八番だと思う。
ドロドロした陰湿さが、それまで2~3冊ほど読んだ作者の他の作品よりずっと薄れていて、その点は読後感が…
まず本の厚さに驚き。2冊に(前後編に)分けてくれると持ち運びが楽だし読みやすくて助かるなというのが読む前の感想。1章ごと4冊に分けてくれるといいなというのが読んだ後の感想。
読み終わった感想は、(う~ん、評価が分かれるなぁ~。)っていうもの。 まず、長過ぎ(笑 …
「女の道は一本道」。ただし当時の、それも高貴な身分の女性は与えられた道をただ進むしか選択肢は無かった。歴史の激動時に逞しく、かつ人に温かく生きた「人の上に立つ運命」にあった篤姫の人生の前半部分。テレビドラマとはまた違った像で楽しめます。
言わずと知れた2008年NHK大河ドラマの原作。当時は元気溌剌の宮崎あおい版篤姫にハマり、美しく絢爛…