「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち




  

本書はノンフィクション作家、石井光太氏が「子殺し」をテーマに、加害者である親たちを3代まで遡り、その生育歴にも鋭く踏み込んでいった一冊です。「石井ノンフィクション」の真骨頂が存分に発揮されております。
殺人・テロリズム・そして児童虐待…。まさにドストエフスキーの小説世界のような「末法」の世の中ですが、…
					本が好き! 1級
					書評数:2673 件
					得票数:40314 票
					
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。




  

本書はノンフィクション作家、石井光太氏が「子殺し」をテーマに、加害者である親たちを3代まで遡り、その生育歴にも鋭く踏み込んでいった一冊です。「石井ノンフィクション」の真骨頂が存分に発揮されております。
殺人・テロリズム・そして児童虐待…。まさにドストエフスキーの小説世界のような「末法」の世の中ですが、…




  

人を嫌い、人に嫌われ続けた「戦う哲学者」こと中島義道先生がつづる「きちんと人を嫌える生き方」。僕もまた、中島先生ほどでないにせよ、人を嫌い、また人に嫌われる経験を多々してきたので「救い」になりました。
僕も中島義道先生ほどでないにせよ、自分の今まで生きてきた中で人を嫌い、また人に嫌われる経験を多々して…




  

「わかりやすく説明しているのに、なぜ理解してくれないのか」本書はそんな彼、彼女といった「話してもわからない人」とのコミュニケーション術を豊富な事例とともに紹介した一冊です。悩みが一気に吹き飛びます。
本書は株式会社チャイルド社代表取締役、社会福祉法人はじめ会高の葉保育園理事長、株式会社三恭(チャイル…


  

本書は、AI(人工知能)が「学ぶ」とは。AIが「考える」とは。AIが「判断を下す」とはどういうことか。AIの思考構造はどうなっているのかを基本から解説していくものです、ただ数学の知識がないと・・・。
昨今はAI(人工知能)の進化が著しく、楽観論から脅威論に至るまでさまざまなことが言われておりますが、…




  

本書は僕こと有坂汀がツイッターで垂れ流した「つぶやき」の内、2013年分を収録したうえ、書き下ろしのエッセイを加えた「ディレクターズカット版」第4巻です。これでも10万字を超える分量です。
我ながらよくもまぁ、毎年懲りずに自分のツイッターから「独り言」の部分を編集して一冊の本に仕上げている…




  

人工知能、遺伝子工学、格差社会、宗教対立、環境破壊…。21世紀を迎えても簡単には解決できない諸問題を哲学者はどのように考えているのか?本書ではそれらを解説し、人類が直面する難題に答えを出すものです。
哲学が必要とされる時代は激動の時代である―。 僕が哲学書を読みふけっている中で、哲学者で東京大…




  

本書は『ドロップアウトのえらいひと』の続編として33人の「生き様」を記したノンフィクションです。僕もドロップアウトした経験があるので本書と前作には大いに励まされました。
本書は『ドロップアウトのえらいひと』(東京書籍)の続編になります。ここに取り上げられている33人は「…



  

ソクラテスから、マルクス、サルトルまで哲学史に重要な足跡を残した15人の哲学者の思想や生涯、時代背景などを解説した入門書です。復刊に際し、佐藤優氏による「復刊によせて」が追加されております。
僕が本書の存在を知ったのは作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏が1960年の自身の出生時から1975年…




  

古今東西の主な哲学書を紹介するウェブサイト「Philosophy Guides」を開設・運用する気鋭の哲学者が書いた入門書。プラトンからデリダまで、マストといえる哲学書の名著50冊を取り上げたものです。
哲学者・竹田青嗣教授に師事し、卒業後も薫陶を受けつづけている気鋭の哲学者、平原卓氏が自身のウェブサイ…




  

「戦う哲学者」の異名を持つ中島義道先生が説く「後悔」や「自責」から世界と人間の在り方、ひいては「哲学」そのものの初心にせまる鮮やかでありながら、同時に読んでいるとどこか切なくなる一冊です。
僕も今まで生きてきて、「中年の扉」が目の前に現れ、ギギーッと扉が開いたわけでありますが、太宰治の『人…




  

「戦う哲学者」の異名を持つ中島義道先生の代表作です。僕も中島先生の本を読んでから街を歩く時に流れている街頭放送を聴いて「あぁ、中島先生がおっしゃっているのはこういう事だったんだなぁ。」と分かりました。
カント哲学研究の権威であり、「戦う哲学者」の異名を持つ中島義道先生の代表作です。現在は大学の職を辞し…




  

元「日本一のニート」としてまったりゆるく生きているpha氏が説く「ラク」に生きるためのリストです。あれもしなきゃ、これもしなきゃと右往左往する現代人にとって賛同するか反発するかで精神状態がわかります。
僕も家族を持ち、父親になってもおかしくない年齢へと差し掛かっているのに、いまだそれらが一切達成できず…



  

この本は僕が大学を「自主卒業」してなし崩しに社会人になってから読んでいた本の一つです。読んでいるときは「よし、俺もなんか出来んじゃねーか!!」という根拠もない自信を持っておりました…。
この本は僕が大学を「自主卒業」してなし崩しに社会人になってから読んでいた本の一つです。ここに掲載され…




  

「あなたはなぜモテないのか。それは、あなたがキモチワルいからです―。」モテない男にとっては目を背けたくなる「真実」を赤裸々に暴き立てた上でどうやってモテて行けばよいかを段階を踏んで解説する名著です。
アダルトビデオ監督であり、数々の画期的な作品を数多く演出し、現在は四つのAVレーベルでプロデューサー…



  

僕が本書を読んでいたのは同じくNHKスペシャルの「チャイナパワー」が放送されていた頃でありました。ここでは2007年4月から北京オリンピック直前の08年7月までの中国が描かれております。
本書はNHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル」の大型シリーズでテレビ放送されていたものを書籍…




  

漫画家、西原理恵子画伯がその波瀾万丈の半生のなかで文字通り「体を張って」獲得した身も蓋もない「名言」の数々をインパクトある手書きの筆文字で書き、それに解説を加えてまとめたものが本書です。
漫画家、西原理恵子画伯。僕が西原画伯のことを知ったのは2004年6月13日に放送された『情熱大陸』(…



  

本書は日本思想史がご専門で2016年4月より日本大学危機管理学部教授に就任された先崎彰容先生が網野善彦、福澤諭吉、吉本隆明らの考察を用いて現代日本を取り巻く「違和感」を解き明かしていく一冊です。
NHKで深夜に放送されている「ニッポンのジレンマ」にご出演されているのを見て以来、僕は先崎彰容先生の…




  

本書は修道会「神の愛の宣教者会」の創立者であり1979年のノーベル平和賞を初め数々の賞を受賞し、死後は列聖もされたマザー・テレサが生前ごく一部の人に自らの「ダークサイド」を綴った書簡を集めたものです。
本書の存在を教えてくれたのは僕がお世話になっている「知人」(詳細は拙著『生産性はなくても本は出せる』…




  

本書を読むきっかけとなったのは拙著『生産性はなくても本は出せる』の「有坂汀旅日記」で描かれている「おじさま」からの課題図書だったからです。難しい本でしたが、得るものはとても多かったです。
本書は日本の仏教研究において一時代を築いた碩学である増谷文雄先生による著作です。僕が本書を読むきっか…



  

ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェといえば本書を連想する方が多いと思われる「ツァラトゥストラ」の下巻です。本書には原著で言うところの第3部と第4部が収録されております。訳のお陰でスラスラ読めました。
本書はドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの代表作である「ツァラトゥストラ」の下巻です。本書を読み終…