ネトゲ廃人




常時接続のPCやスマホが日用品と化し、ネットゲームの世界で際限なく遊び続けることもやろうと思えばできるわけですが、本書は著者自身が19人の「ネトゲ廃人」とともにその暗部を追うものです。恐ろしい…。
個人的に「ネトゲ廃人」のことはどうしても他人とは思えないのです。 思えば、僕がゲームにハマって…
本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40313 票
有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。




常時接続のPCやスマホが日用品と化し、ネットゲームの世界で際限なく遊び続けることもやろうと思えばできるわけですが、本書は著者自身が19人の「ネトゲ廃人」とともにその暗部を追うものです。恐ろしい…。
個人的に「ネトゲ廃人」のことはどうしても他人とは思えないのです。 思えば、僕がゲームにハマって…





本書は写真家、土門拳が九州は筑豊炭田で働く親を持つ子どもたちを撮影した写真集です。底の抜けるような貧しさの中にあっても人間味やユーモア、笑顔を失わない様子に心を打たれました。普遍性がある一冊です。
本書のことはかねてから気になっており、ずっと読みたかったのですが、なぜかそのチャンスがなかなかなく、…




札幌の歓楽街、すすきのの片隅に確かな存在感を持って佇む伝説のバー「BARやまざき」。本書は「やまざき」店主、山崎達郎氏の下で修行し、巣立っていった全国の弟子・孫弟子たちに取材した一冊です。
本書は伝説のバー「BARやまざき」。本書は「やまざき」店主、山崎達郎氏の元で修行し、巣立っていった全…




『インドでキャバクラ始めました(笑)』の作者である沼津マリーさん。本書では高校を中退して以降、ゲーム三昧のニートの弟を実家から引きとり、養うことになった。そのときの悲喜こもごもをマンガ化しております。
僕もニートの問題に関しては人の事はいえず、今でこそこうして文章を綴り、本まで出版しましたが未だにネッ…





大化の改新から西南戦争にいたる戦いの歴史の中で生まれた首塚・胴塚・千人塚をめぐることによって「日本人は敗者とどう向きあってきたのか」を探る野心作です。「歴史は勝者によって作られる」事を再認識しました。
本書は総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)であり、専門は民俗学、近現代東アジア…



本書は20世紀において数学はどのような役割を担ってきたかを、純粋数字はもちろん、コンピュータ科学から、理論物理学、生物学そして経済活動などの応用数学まで、解決された30の難問を中心に解説したものです。
本書を初めて読んだのは2011年のことでありまして、少しこういう本も読んでみようかと思って手にとって…





伝説のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を世に送り出し、その他にも『海のトリトン』『ワンサくん』などを企画・製作した伝説のプロデューサー。西崎義展氏の破天荒かつスキャンダラスな生涯を描いたノンフィクションです。
後世のクリエイターたちに多大な影響を与えただけではなく、90年代の日本を震撼させた「オウム真理教」の…



「オタキング」の異名を持つ作家・評論家であり、2010年に「オタキングex」(現FREEex)を立ち上げた岡田斗司夫氏が説く「ネット時代のカリスマ」です。お金を介さず最短距離で幸せに近づく方法論です。
本書は「オタキング」の異名を持つ作家・評論家であり、2010年に「オタキングex」(現FREEex)…





中国語版にも翻訳された(本書を含む近代史2巻分を除く)講談社版の『全集 中国の歴史』シリーズの第12巻です。本書では「2000年余りの日中関係を問い直す」とし、日中6人の研究者が論じます。
僕が講談社版の『全集 中国の歴史』シリーズを読み終えたのは2009年から2010年の間のことでした。…




ボールハンドリングやシュート、ドリブル、パスの基本テクニックから、1対1、2対2、ディフェンスからの速攻…。オールカラーでプロ選手が実演解説する女子バスケットボールの書籍です。資料として読みました。
個人的な趣味志向は別として、僕は文章執筆以外の仕事でこういうスポーツ関係のものも見なければいけないの…





『突破者』で有名な作家の宮崎学と、自らが連座した「ムネオ事件」を記した『国家の罠』(新潮文庫)など、共に多数の著作がある作家の佐藤優の両氏が「戦争」「革命」「暴力」を巡るスリリングな対談です。
本書は自らの破天荒な半生を綴った『突破者』で有名な作家の宮崎学と、自らが連座した「ムネオ事件」を記し…





日本人で唯一、14座を登り切り、現在も山に登り続けるプロ登山家・竹内洋岳氏に『ASIAN JAPANESE』など数々の著作を持つ写真家、小林紀晴氏が写真と文章で鋭く迫った一冊です。唸りました。
僕がプロ登山家・竹内洋岳氏の存在を知ったのはTBS系列で放送されている紀行バラエティ番組『クレイジー…





メインターゲットである「経済のことよくわからないまま社会人になってしまった」人間に森羅万象を「わかりやすく」伝えることに定評のある池上彰氏が贈る「入門書」の増補改訂版です。読み返して懐かしかったです。
コレはかなり前の話になりますが、本書の表紙を見たときに僕は思わず懐かしくなって手にとって読んでいまし…




プレカリアートの問題に取り組み、取材、執筆、運動を展開する作家の雨宮処凛さんと、今やテレビやラジオに引っ張りだこの哲学者、萱野稔人先生による「生きづらさ」をテーマにした対談本です。
いじめ。自殺未遂。バンギャル。民族運動にバンド活動と、壮絶な人生を送った末に自伝『生き地獄天国』(ち…




NMB48のキャプテンであり、AKB48のシングルでも選抜入りの常連。今や日本を代表するアイドルのひとりとなった山本彩ちゃんを3週間限定で誰でも撮り放題企画で出来た写真集が本書です。
本書の存在を知ったのはフェイスブックのTLをある日、何気なくみていると、堀江貴文氏の投稿で本書を取り…



本書が刊行されたのは2010年のことで、厳密にいうと現在では使えなくなっていたり、古くなっている部分が多々ありますが、少なくとも「SEOとはなにか」を知るための導入本としては悪くないと思います。
僕自身も実を言うと現在ではそんなにSEOを重視しているわけではありませんが、最低限のことはやってお叶…





AFP通信東京特派員というジャーナリストにして、漫画家、じゃんぽ~る西先生の妻である西村・プぺ・カリンさんが自らの体験を踏まえて記した日仏子育て比較エッセイです。彼女の鋭い視点が随所に光っています。
僕は本書を読む前に筆者である西村・プぺ・カリンさんの夫であり、漫画家のじゃんぽ~る西先生が彼女と息子…





作家の佐藤優氏が「起訴休職外務事務官」を名乗っていた当時、月刊誌『現代』に、2006年6月号から2007年1月号にかけて連載していた「外務省『犯罪白書』」を書籍化したものです。気迫がこもってます。
本書の事を知ったのは作家・佐藤優氏が盟友である鈴木宗男氏と共に月1回のペースで開いている『東京大地塾…





ネットセキュリティの第一人者である筆者が説く「あなたと家族を守るために「正しく怖がる」ため」のテクストであり『サイバーセキュリティ読本』(原書房)を補完する物です。便利さとリスクを考えさせられました。
本書はネットセキュリティの第一人者である筆者が説く「あなたと家族を守るために「正しく怖がる」ため」の…





本書は心理学者フィリップ・ジンバルドー氏が行った「スタンフォード監獄実験」の全貌と、時を隔てて発生した「アブグレイブ刑務所における捕虜虐待」の構図から人間の「悪」をめぐる問題をあぶりだしていきます。
本書は心理学者フィリップ・ジンバルドー氏が行った曰くつきの「スタンフォード監獄実験」の全貌と、時を隔…