山河ありき―明治の武人宰相・桂太郎の人生




 
  

ニコポン(桂太郎)の激動人生
維新後、悲痛なまでに性急な近代化を遂げる日本、その途で迎えた難局──日清戦争、日露戦争…日本は開国の…

					本が好き! 1級
					書評数:125 件
					得票数:325 票
					
読書好きの理系研究者です。
近代文学や歴史本中心に散読してます。
たまに本業(理系)本も紹介




 
  

ニコポン(桂太郎)の激動人生
維新後、悲痛なまでに性急な近代化を遂げる日本、その途で迎えた難局──日清戦争、日露戦争…日本は開国の…




 
  

ローマ帝国滅亡の理由を解き明かす
『世界の歴史シリーズ』第三巻、ローマ帝国の滅亡=410年・西ゴート軍のローマ帝国侵入から歴史をさかの…




 
  

玲瓏と浮かび上がる、天辺の椅子
「今、彼がひそかに内心の蒼白い燐を燃やしながら近づこうとしているのは、夢のようにも遠く高いところとし…




 
  

かぎりなく清らかで、うつくしい、どこか懐かしい、詩的な世界
『銀の匙』は夏目漱石の推薦で東京朝日新聞に掲載された小説です。中勘助は漱石門下(といえるのかな?)、…

 
  

昭和史の悲劇
ワタクシは、近代史に萌えるヲタクですが、 昭和史だけはかんべんして! なんかこう、一線ひいて…




 
  

原文で読む良さがある
えー相変わらず長すぎ細かすぎな伝奇小説ですが、滝沢馬琴の知識量にはただただ嗟嘆するばかりです。 …

 
  

ローマ人の文章ってなんか力こもってんなぁ…
古代ローマの英雄ユリウス・カエサルとローマ帝国に興味があったので勉強するつもりでこの本を図書館から借…




 
  

小さい(身長150センチ)閣下の大活躍★
松陰門下の陸軍将校・山田顕義(市之允)の小説。 もともと、陸軍の軍人で「用兵の奇才」とうたわれ…




 
  

日本の誇る長大な伝奇小説!!
原文で読んでみようと決心するまでにかなりの時間を要しました。 岩波だと全10巻でしたっけ…読み…




 
  

A.フランスは産まれたときから老人だった
アナトール・フランスの出世作です。アカデミー・フランセーズ賞を受賞してます。 外国人作家はあま…


 
  

『東洋のルソー』プレゼン★酔っ払いの国防談義
幸徳秋水の『文士としての兆民先生』で ttp://www.aozora.gr.jp/cards/0…

アプレゲール犯罪をモデルにした小説
結構前に読み終わってたんですけど、以前読んだことのある『面白すぎる日記たち』と微妙に関連するので、読…

 
  

石川啄木の日記はR-18指定です!
徳富蘆花の破天荒の自己暴露、赤裸々な性描写を妻に気づかれぬようローマ字で綴った石川啄木、落ち目になっ…


 
  

ムイシュキン公爵とラゴージンの、十字架とりかえっこシーンに萌えた。

 
  

2×2=4の悲劇
地下室にひきこもりしてる元小官吏の人生論。 人間とはなにか…人間とは「2×2=4」の方程式に永遠に…




 
  

ネリーたんはぁはぁ
「それは陰惨な物語だった。重苦しいペテルブルグの空の下で、実にしばしば、しかも人知れず、ほとんど神秘…


 
  

医療従事者なら読んでおいて損はない
~~アトピーは一生治らない難病~~という誤った認識を、メディアや経験不足の医師たちによって思い込まさ…

珍しく健康な生活送ってたころの太宰の作品
久しぶりに本を読みました。最近忙しくてあまり読書できてないんですが…。6月は太宰さんの命日であり誕生…


 
  

妄想オカルト歴史本です(その2)
な…長かった。ほぼ1ヶ月間この小説にかかりっきりでした(実生活が忙しくてなかなか読書できなかったせい…


 
  

妄想オカルト歴史本です(その1)
まず、作者のウンベルト・エーコ氏について↓ 記号論で世界的に有名なイタリアの哲学者、ボローニャ大学…