文芸記者がいた!
直木賞がスゴイわけではなかった?~異色文壇裏面史
【注】本稿は、ダイジェスト版です。オリジナルは、「富樫鉄火のグル新」第475回(下記リンクURL)に…
本が好き! 1級
書評数:36 件
得票数:460 票
「昭和の香り漂う音楽ライター」です。
ブログ「富樫鉄火のグル新」からの転載を中心に投稿しています。
よほどのことがないかぎり、多くの方に知っていただきたい本についてのみ、投稿します。
直木賞がスゴイわけではなかった?~異色文壇裏面史
【注】本稿は、ダイジェスト版です。オリジナルは、「富樫鉄火のグル新」第475回(下記リンクURL)に…
生誕200年を迎えた、「あんまりな人生」のひと
9月4日の夕方、タワー・レコードから、恒例「オススメ情報」メールが来た。その冒頭に、こうあった。 …
イスラエルのマンガ『トンネル』が伝えるもの
7月末に、ユニークなイスラエルのマンガ 『トンネル』 (ルトゥ・モダン著、バヴア訳/サウザンブックス…
汽車にひかれて足の指を失った93歳による「鉄道ソング」裏話集
書き出しが有名な作品といえば、川端康成『雪国』や、夏目漱石『吾輩は猫である』、カミュ『異邦人』などが…
芥川龍之介、自殺の原因? 江戸落語のような芥川・菊池共訳のアリス
(はじめに) 本稿は、あたしのブログで前後編の2回に分けて掲載した文章ですが、ここでは一部を改訂し…
”マンガ亡命”から生まれたロシアのグラフィック・ノヴェル
読んでいるときは、それほどの感興はおぼえない。なのに、しばらくすると、なんとなく気になりだす。そこで…
本年度最大の「奇書」登場。
仕事柄、いろんな本に目を通すほうだと思うが、よもや、このような「奇書」に出会うとは夢にも思わなかった…
吹奏楽コンクールで気になった本『部活動顧問の断り方』とは
8月10~15日の6日間、「第63回 東京都高等学校 吹奏楽コンクール」が開催されている(府中の森芸…
芥川賞『ハンチバック』にただよう、クラシックの気配
本年上半期の芥川賞受賞作が発表になった。すでに春に文學界新人賞を受賞していた、市川沙央氏の『ハンチバ…
朝ドラ『らんまん』が10倍おもしろくなる、コンパクトな2冊の本 【後編】
前編はこちら さて、もう1冊は、「謎解き本」である。書名からして『牧野植物図鑑の謎 在野の…
朝ドラ『らんまん』が10倍おもしろくなる、コンパクトな2冊の本 【前編】
NHKの朝ドラ『らんまん』がおもしろい。視聴率もいいようだ。 朝ドラは、ここ数年、ひどかった。…
これが、話題の映画『TAR/ター』のネタ本?
映画『TAR/ター』が公開された。 ベルリン・フィルの女性首席指揮者役を、名優ケイト・ブランシェッ…
「どこにも売っていない」CD294タイトルを紹介する、前代未聞のガイドブック
いまや音楽は、「音盤」(CDなど)で聴くものではなくなりつつある。配信、ストリーミング、ダウンロード…
かつてバレエ伴奏は「ピアノ」ではなかった! 驚きのバレエ史発掘本、登場
19世紀後半に活躍したフランスの画家ドガは、パリ・オペラ座の踊り子(バレリーナ)を多く描いた。かつて…
原作を読んだら腰が抜けた! 名作映画『乳母車』後半「76分」の秘密
東京・千代田区の名画座「神保町シアター」で、芦川いづみ特集上映があった(4月14日まで)。すでに5回…
「ニュータイプ文化人」の誕生を告げる、革命的な一書!
「ルーマニア」の作曲家といえば、やはりジョルジュ・エネスク(1881~1955)だろう(以前は「エネ…
抱腹絶倒にして深淵な「法廷文士劇」!
1970~80年代は、個性的な雑誌が山ほど出ており、書店の雑誌棚は縁日のような面白さだった。「ビック…
古代ギリシャ人の豊かな表現力に感動する、画期的論考!
近年の吹奏楽の人気曲に、ジョン・マッキー(1970~)作曲、吹奏楽のための交響詩《ワインダーク・シー…
愛らしく親しみやすく上品な、最高のホームズ解説本!
昨年11月末、2019年初刊で、ずっと座右にある本について書いた。 『シャーロック・ホームズ語辞典…
家康も「どうする」なんて言ってられなかった、漫画のような秀吉の「能狂い」ぶり!
あたしは、能・狂言は、せいぜい年に1~2公演くらしか行かないので、とても見巧者とはいえない。 ただ…