悪意


読後すっきりするものを望んでいるときに手に取る一冊ではないことは確かだ。 でもやっぱりさすがの東野圭吾。するする読める文章で、人間の闇を浮き彫りにしてくれた。
こういうのを<イヤミス>とジャンル分けするんだろうか。 とにかく読後感は悪い。救いがない。 読後…

本が好き! 1級
書評数:160 件
得票数:1194 票
#名刺代わりの小説10選
白夜行/東野圭吾
ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾
イン・ザ・プール/奥田英朗
しゃばけ/畠中恵
任侠書房/今野敏
AX/伊坂幸太郎
慈雨/柚月裕子
ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン
シャーロック・ホームズ/アーサー・コナン・ドイル
アクロイド殺し/アガサクリスティ


読後すっきりするものを望んでいるときに手に取る一冊ではないことは確かだ。 でもやっぱりさすがの東野圭吾。するする読める文章で、人間の闇を浮き彫りにしてくれた。
こういうのを<イヤミス>とジャンル分けするんだろうか。 とにかく読後感は悪い。救いがない。 読後…

私には<素材はいいのに調理の仕方が最悪でもったいない!>一冊だった。
『ダ・ヴィンチ・コード』を凌ぐ衝撃の名著 この言葉で俄然興味を惹かれ、いっときツイッターでも…




ブリティッシュ・ブックアワード受賞 Amazon.comで7000レビュー 英米で大ベストセラーの謎解きミステリ
タイトルにある「自由研究」というワードは、日本人の私には小学校の夏休み課題をイメージさせる。そのため…





文章だけで感じさせる”不穏”。禍々しくて胸騒ぎしかしない。さすが東野圭吾
この本を何も知らずに読むと、タイトルの「僕」っていったい何者よ~、と最後まで種が明かされないことがち…




「愛する人を守ることは罪なのか」 ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
図書館からやっと順番がめぐってきた本書。 先日海外ミステリの翻訳本を読んでその文章につっかえつっか…





久しぶりに人間模様の機微でぐっと引き込まれるストーリーを読んだ 読後感の温かい満足度はピカイチ。カタルシスがあふれて温かい気持ちで自然と涙が溢れていた。これはやっぱりさすがの東野圭吾。
久しぶりに人間模様の機微でぐっと引き込まれるストーリーを読んだ。後半は中断することができず、きづいた…





最高におもしろかった! アクションの疾走感が半端なし!
最高におもしろかった! アクションの疾走感が半端なし! アクション、アクション、アクショ~~ン!…




本格ミステリの代表作 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場
私はけっして<本格派>読者ではないけれど、これは言わずと知れた日本の新本格旗揚げ期のエポックメイキン…


〈このミステリーがすごい!〉海外編2位『そしてミランダを殺す』著者が放つ傑作
このミス海外編2位ということで興味をもって読んでみた久々の海外翻訳本。 これはサイコスリラーサスペ…




「アメショー、ハラショー、松尾芭蕉」 作家生活20周年超の集大成となる一大エンターテインメント長編
「アメショー、ハラショー、松尾芭蕉」 物語がはじまってすぐ、相変わらずこういう言葉遊びっていう…




最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。(講談社文庫)
あまり肩がこらず気楽に読めて、かつ適度にドキドキわくわくできる本が読みたいなあ~という気分だったので…





★2018年 本屋大賞 ノミネート作! ★第6回静岡書店大賞(小説部門) 大賞受賞作! ★フタバベストセレクション2017(フタバ図書) 第1位!
しばらく本を読めなかった日が続いたが、ようやく読みたくなってきたのでぜったい外さない一冊を、というこ…





ミステリを愛するすべての人へ
いや~、おもしろかった。 ツイッターで読了された方の感想や帯にある「ミステリを愛するすべての人へ」…


“ミステリ界のレジェンド”が贈る、圧巻の青春ミステリ
「このミス1位」、「史上最年長89歳での受賞作品」ということで大変興味をもって読みはじめた作品。 …


正統派ゴシック・ミステリの到達点!
ツイッターでおススメしている方が目についたので手に取ってみた本です。私にとっては初めての作家さんでし…





『屍人荘の殺人』の衝撃を凌駕するシリーズ第3弾。作者さん、大化けしましたね
シリーズ3作目にして、私的にはこれまででいちばんの出来と評したい作品。作者さん、この作品で大化けとま…




コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説
「顔つきとか言葉だけで判断していると、大きな勘違いすることになる。じゃあどこで判断すべきかというと、…




作家生活35周年記念作品 『白夜行』『手紙』……新たなる最高傑作、 東野圭吾版『罪と罰
久々に腰を据えて読もうと思える東野圭吾の作品だった。 現在の殺人事件が今は時効となった昔の小さな殺…




号泣必至! 佐藤健、阿部寛出演! 10月1日映画公開予定の「骨太社会派ヒューマン・ミステリー」ついに文庫化
阿部ちゃんと佐藤健くんの映画トレーラーを見て俄然興味が湧いたので原書を読んでみることにした。だって、…


優しいって字はさ、人偏に『憂い』って書くだろう。あれは『人の憂いが分かる』って意味なんだよ、きっと。それが優しいってことなんだ
本書を読もうと思った理由は、先日伊坂さんの「ホワイトラビット」を読んだことだ。その本はとっても良かっ…