東京都知事選・8人の泡沫候補




思った以上に真面目に読むべき本
人生に行き詰まった佐内雅彦は占い師に「選挙に出れば人生が変わる」と言われ都知事選に出ることに。 6…

本が好き! 1級
書評数:64 件
得票数:696 票
主に新刊国内ミステリー。ベストセラーよりも新人賞




思った以上に真面目に読むべき本
人生に行き詰まった佐内雅彦は占い師に「選挙に出れば人生が変わる」と言われ都知事選に出ることに。 6…




ハードボイルドでスプラッタ。あるいは…
まず初めに、設定がキツイかもしれない。 近未来的、パンデミックのせいで世界の人口が5%も減ったと…




同じ作者の『蒸気機関車に竜を乗せて』より千年以前の物語。大サーガの一章。
『蒸気機関車に竜を乗せて』では賢者エルは千年前にベゥーラからハーグル島に渡ってきたことになっている。…




子供の頃夢中になって読んだ懐かしささえ感じるほどの正統派ハイファンタジー。
文章も読みやすく、ストーリーにご都合主義な強引さもない。キャラクターも皆愛すべき存在に描かれていて敵…




カクヨムからデビューしてまだ二作目とは思えないほど、綺麗にまとまったホラー
オカルト雑誌の取材でワケアリ物件に越してきた新人編集者の山城。 小学生の子供がいなくなり次第に壊れて…




身はないけど捨てるには惜しい「鶏肋」とは三国志ファンにはお馴染みの曹操の言葉である。作者はこの本を鶏肋のような本だというが…。
本書を専門書ではなく比較的軽めのエッセイと位置付ける、作者の博覧強記振りに脱帽する。 中国語、モンゴ…





生きている山田に会いたかったなァ。 高校時代を最高に楽しく生きた誰もに捧げる素敵に切ない物語
わー、大好きだ! 時代は全然違うけど自分も作者と同じく埼玉の男子高校生だったから凄く分かる! そ…




創造かと思ったらなんと実在の人物だった!向井正綱の若き日々を描く
2017年に第9回朝日時代小説大賞を受賞し単行本デビューを果たした作家さんが改めて第15回野性時代新…





具体的な例を数多く引いていて、初心者にもとてもわかりやすく読みやすい。
大学では宗教学を専攻した歴史好きの自分には趣味のど真ん中のような一冊でした。 妖怪や怨霊が実在…




特別な事件は起こらないけれど、等身大の中学生四人の三年間が愛おしい
中一の校外学習でロボット博物館に行くことになった四人。 どちらかと言うと陰キャの二人は制作部でプラモ…




表紙で一番目立つけど「活躍するヤツほとんどジジババ」はタイトルじゃありません!
RPGゲームを思わせるような、すごくスタンダードなハイファンタジー。 中世風の時代背景、ドラゴンや魔…





『六法推理』の続編。ラストには更に次作への伏線が張られ楽しみがいや増す。
この作者のデビュー作は高い評価を受けていたけれど自分には癖が強くて苦手だったのだが、何冊も出している…





期待以上の面白さ。ヤングウエスタンハードボイルド
文芸社と言うと自費出版のイメージで正直読む前の期待値はあまり高くなかった。 冒頭からも文章に癖があっ…



現代韓国の光と影なのか?家族の隠された真相とは
申し訳ないがこの真相はミステリーファンにとってはあまりにもありふれたお約束のようなもの。 もちろん作…


申し訳ないが大満足とはいかなかった
実は赤川次郎作品は初めて読む。 かつてはあれほどの流行作家。どんなものかとちょっとは期待して読んだの…




タイトルは大上段だが、読みやすく親切な解説書
押し付けがましいタイトルとは違い、茶道に親しんでもらいたいという作者の気持ちがよく伝わってきました。…





ホラーかミステリーか?作者の新たな代表作と言ってもいいだろう。
たまに物語が上手く纏まらない事もある作家さんだが、今作には文句の付けようがない。 主な舞台は千葉県…



バカミスの第一人者霞流一としては今作は毒が弱いんではないかい(笑) 真っ当な本格推理もの?!
死に役を得意とするバイプレイヤー忍神、口癖は「しみるなぁ」 役に入り込み過ぎて戻って来られなくなるか…




神はサイコロを振らないとアインシュタインは言った。ならばサイコロを振る君は神ではない。そしてサイコロを振らない君は?
自殺未遂まで追い込まれた虐めから逃れるため晴の両親は中学で故郷の長野に移り住むことを選んだ。 作者の…



画伯とその旧友の間にどんな確執があったのか?飛騨高山を舞台に繰り広げられる理系ミステリー
シリーズ第二弾ということだがこれだけ読んでも特に問題はなさそうだ。 リーダビリティはいいのだけれどど…