万能鑑定士Q



  

実際にあった力士シールの件を題材にした、人が死なないミステリ。でも。それが世界を揺るがす大事件にまで発展していく。「キャラクターがちょっと漫画的かなぁ」とも思ったけど、それも魅力かな。読み易かったし

					本が好き! 1級
					書評数:129 件
					得票数:194 票
					
色々あって今は図書館で働いている人です。本は目についたものから読んでいくタチ……だと思ってたんですが、ここに書くようになってから自分がミステリとビジネス書に偏って読んでいることに気がつきました。



  

実際にあった力士シールの件を題材にした、人が死なないミステリ。でも。それが世界を揺るがす大事件にまで発展していく。「キャラクターがちょっと漫画的かなぁ」とも思ったけど、それも魅力かな。読み易かったし




  

僕はすごく好きです。完全にミステリとして見ると犯人が結構わかりやすかったりして、ちょっとアレなところもありますけど、ネット上の家族ごっこという設定、ラストとかも良かった。描写も宮部みゆきで良い。
変則的なミステリです。「ミステリを読もー!」って気合いれて読んじゃうとちょっと不満かも。それに、ミス…




  

字が大きく、文字間も広く、舐めてましたが、とても良い作品! イヤに達観した主人公によるとつとつとした描写。ロードレースという僕には馴染みのなかった世界の中に見える勝利と犠牲の葛藤。ラストのオチも良い!
P241 「勝利は、ひとりだけのものじゃないんだ」 すごく良い作品でした。ロードレースをよく…



  

R特捜班、別名「心霊特捜班」は心霊絡みの事件を解決するための部署。短篇集で、深刻な霊現象、恨みつらみ、怨念もないので軽く読める。でも警察の描写が一部生なましいのが今野さんっぽい
R特捜班のRが何の略であるか知っているものは少ない。実は「霊」のRなのだ。R特捜班の別名は『心霊特捜…




  

図書館が出てくるミステリー。図書館で死体が発見され、その事件を中心に地域の複雑な人間関係、事情があらわになっていく。終わりもスッキリ。面白かった、満足です。
主人公ジョーダン・ポティートは母がアルツハイマーになったため、ボストンの仕事を捨て故郷ミラボーに戻り…



  

ミステリとしては変化球かなぁ。と僕は感じました。ミステリ愛好者にこそオススメかも。慣れてるからこそドッキリします。ただ、巫女である意味はあったのか……と思いました。
ある村にたまたま立ち寄って殺人事件にまきこまれてしまった主人公「種田静馬」と巫女装束に身を包んだ名探…




  

「HTML5」最近ネットを徘徊していて、よく見かけていた単語で気になっていました。この本は特に専門的な知識がなくてもよくわかります。良書です。
HTML5は産業界のルールや勢力図を変えてしまう、ゲーム・チェンジャーなのです。P13 ネット…



  

デジタル技術そのものの話題ではなく、デジタル技術によって人間の行動がどう変わっていくのかという話。広告と消費の変化、ミクシイ上の人間関係、サザエさんとIT技術、などなど。面白いテーマでした。
「人間はアナログだということです。ですから、アナログの心をデジタルツールでパッケージするという感じで…
  



  

元警察官の旦那とテディベア作家の奥さんの夫婦で事件を解決。タイトルの「テディベア」という単語からは信じられないほど、殺人、盗難、賄賂などが入り交じった複雑で恐ろしい事件が起きる。これは良かった。
「とにかく、わたしたちは夫婦は現在、約五百体のテディベアを所有しており、そのうち三百体ほどをつねに…



  

公務員の日常を描いたマンガとエッセイ。まずは「わかりやすく伝える」ことからはじめたい。という冒頭の一節の通り公務員の今を教えてくれる本。どうして公務員のいうことは難解なのか等色々なものが見えてくる本。
「伝えるべきことがうまく伝わらない」と嘆く公務員に対し、「知りたいことが伝わってこない」と苛立つ住民…




  

小学4年生の「ぼく」と歯科医院で働いている「お姉さん」と一緒に体験する不思議なお話。幻想的で、読んですがすがしい本。「モモ」とか「二分間の冒険」とか子供の時よんだ不思議な設定のお話を思い出した。
ペンギンが海から浜辺に上陸し、陸に向かってゆくルートは決まっている。その道のことを『ペンギン・ハイウ…


  

読みやすく、ミステリに慣れていない人でも、謎解きが楽しめるような配慮がある本だったと思う。ミステリを軽く読みたいなら
本屋大賞ってことで、今さらながら読んでみました。 実は財閥の令嬢の女性刑事・宝生麗子。次々と殺…



  

日本語のハウツーというよりは、日本語に関する様々なトピックを扱ったエッセイのような感じでした。読んだ人が日本語に興味を持てるように、池上さんの工夫が感じられました。
日本語に関する話、素朴な間違い、間違いから生まれた造語、雑学、アナウンサー時代の経験など面白い本で…



  

多くの書評の連載を抱えるプロの書評家豊崎由美さん、彼女の書評に対する熱い想いが綴られた本。ブログやらで書評を書いている人是非読んで欲しい。中々厳しいことが書いてあったりするが参考になる。
プロの書評には「背景」があるということです P109 ということらしいです。 プロ書…



  

情報の供給量が明らかに需要を上回る、情報過多の時代。大量消費を象徴するマス・マーケティングの失墜、情報流通、消費の変容。具体的な例で説明してくれる。新しい時代を感じさせる本だった。
「広告業界人やマスメディア業界人が不満を持つのは勝手ですが、もう大きなビジネスなど存在しないのが、2…
  

  

今、日本が直面している危機を見直し、それに対して著者の提言が書いてある。かなり過激なことが書いてあるので「著者の提言」自体には少し言及しづらい。しかし、まわりくどくなく、直球で書いてあるのは良い。
今、日本が直面している危機を順番に上げていき、それぞれの問題に対して著者が提言していく、といった内…




  

「明確で測定可能な目標を設定せよ」P37ソーシャルメディアをちゃんと仕事で使おうという本。数値でソーシャルメディアの効果を測る方法やツールについて。仕事でソーシャルメディアを使うなら是非
「目的地がわかっていなければ、どこかに迷い込んでしまうだけだ」 友達やフォロワーの数が多いからとい…


  

「基本的に人は、他人の話を聞いていません。長い話はなおさらです。」P39プレゼンの心構えや姿勢など。話し言葉で書いてあるのが、僕はあんまり好きじゃなかったですが、それは好き好きの問題でしょう



  

Googleを使って英語を勉強する方法。自分好みの英語サイト、動画を見つけるコツとか。あと検索のヒット数から、自分の使う英文をネイティブ・チェックするというのはイイ。活用しよう
Googleを使った英語勉強法の本。 ネットを通じれば、英語の教材や参考書を買わずとも、現地の…
  



  

野鳥観察好きのラークが主人公。冒頭の忙しそうだけど、平和な雰囲気から、一転。コーヒーの利権などを巡った、バイオレンスできな臭い話に巻き込まれていく。ラークの行動力、咄嗟の瞬発力が格好イイ。
シリーズ第②弾。続きものだけど、①と主人公は違うし、話は独立してるので問題なく楽しめます。 話…