騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

高橋一生の声が贅沢すぎる!これは一度は味わっておいた方がいいかもしれません。(audibleの感想)
正直私は男性で紙の本が好きで高橋一生にもさほど興味はないが、この騎士団長殺しの高橋一生の声は聴いてい…

本が好き! 1級
書評数:38 件
得票数:750 票
書評は、書評というより読み物として読むのが好きなので、長文とか何かしらの知見が入ってる方が嬉しいかも。そんな拗らせた読み方をしてしまっています。

高橋一生の声が贅沢すぎる!これは一度は味わっておいた方がいいかもしれません。(audibleの感想)
正直私は男性で紙の本が好きで高橋一生にもさほど興味はないが、この騎士団長殺しの高橋一生の声は聴いてい…





アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)の主人公から見た普通の人の気持ち悪さが露呈する
いまだに古い常識とか慣習に囚われていて、この物凄い暑さの中満員電車でスーツを着てるおっさんとか正気を…





吉本ばななさんがいよいよ人間離れしてきてる気がする
NHKアカデミアという番組で吉本ばななさんが人生相談に答えるという番組を見ていたら、ばななさんがまる…





わたしの中ではこの本がベストな気がします
わたしはルースを失い、トミーも失いました。でも二人の記憶を失うことは絶対にありません。 ~~~ …





入門というより村上春樹研究の決定版。村上春樹はトランプ政権誕生を予見していたのか。
この本の[はじめに]に書かれていることによると、村上春樹はデビュー以来一貫して「自由を生きる」もっと…

刑務所の中で単純労働を強制されて本だけしか娯楽がない世界に生きたいとたまに願う自分は変なのだろうか。
以前2ヶ月ほどなんの仕事もなく自宅に待機している時があって、もちろん土日祝日は休みで自由だったのだが…





その血筋に生まれた女性は人間避雷針となって当主の身代りになるという呪われた家に生まれその犠牲となる姉を救う方法を探す鈴木くんと、過去にバラバラにされた上人の左手に取り憑かれその体を探し求める先輩の話
大学生の鈴木くんは「君が背負っている負のオーラに興味がある」と巫女(シャーマン)に知り合いがいるとい…

赤毛のアンではまったくない。現代の階級による分断と女性の生きづらさを描いた物語
この物語では主人公の少女二人の環境(親)が下流(自由だが節度なく知性に欠ける環境)と、上流(恵まれて…

物に記憶というのは継承されていくのかもしれません
母の作った植物標本や本に挟まっていたスミレの押し花を見ていると、母の記憶や夏休みの自由研究で一緒に作…





憧れの建築家生活のファンタジー。男にとっての理想の人生が味わえる。
最初に書いておきますが、自分はこの本大好きです。 なんせ自分の好きなものがてんこ盛りで、軽井沢の自…





建築界のノーベル賞と言われるプリッカー賞を中国国籍で初めて受賞した王澍(ワンシュウ)による、歪になった世界をどう作り直していくかが語られる。
王澍というと、プリッカー賞受賞時には建築関係者ですらあまり名前を知られていなかったらしく、というのも…

自然で多彩な庭を作るための指南書。放浪する植物をそこに縛り付けて庭を停滞させてしまっていないでしょうか?
本書は映画にもなったので、もしかするとご存じの方もいるかもしれませんが、内容としては肥料や水をなるべ…

他人と違うことは怖い、でも知らないうちに自分じゃなくなっていくことはもっと怖い。
アンドレアス・グルスキーというアーティストは、写真で同じようなものが集まった集合体の、一つの大きな形…

子供の頃、年上のおねえさんといえのことを妄想してました。こんなおねえさんがほんとにいればなぁ~
この本では、おばあちゃんが子供のころに、(おばあちゃんの)おかあさんの友達の画家のお姉さんの海辺の家…





『独り居の日記』の詩人メイサートンの青年期、壮年期、老年期の自然や愛や人生についてを綴った珠玉の詩集
『独り居の日記』やその後の日記などで知られるメイサートンをご存じの方はそれなりに多いと思いますが、そ…

谷口ジローのただ近所を歩き回るだけの漫画、近所を歩くと色々な発見に満ちています!
自分は引越しする時、以下のようなことを考えて引っ越しています。 ・家賃が高くない範囲でなるべく…

大英自然史博物館や英国の帝国支配に連なるキャプテンクックとジョセフバンクスの知の探究と支配の航海
別の書評を書いたときに大英自然史博物館のことを調べていると、色々な人物と歴史が浮かび上がってきて、中…

やっぱり自家製グラノーラは美味しい!お菓子研究家の福田里香さんのグラノーラ本の決定版!
最近、ナッツとドライフルーツの専門店が家の近くにできて、アーモンド、胡桃、カシューナッツやドライレー…





以前に通っていた職人気質のロードバイク専門店を思い出す、究極のマニアの店ピアノ工房とその周辺のお話。
自分は割と凝り性で、一度興味を持ったものはとことん調べないと気が済まないところがありまして。 例え…





シャネルなどのファッション写真家として知られるnick knightによる大英自然史博物館に収蔵された美しい押し花の写真集
自分は、植物図録を買うのが好きで、酒井抱一の『四季の花』、牧野富太郎『植物画集』、鈴木理策『Étud…