教場
厳しくも温かい教官の目が、警察官を志す学生を救う…。
いつも思うが、実に、短編の名手である。 登場人物はそれほど多くないが、濃密な人間関係…
本が好き! 1級
書評数:161 件
得票数:1231 票
警察小説、刑事・探偵モノ、ハードボイルドばっかり読んでます。傾向が偏っているので、ホントの本好きとは言えないかも、ですが。ヨロシク!!
厳しくも温かい教官の目が、警察官を志す学生を救う…。
いつも思うが、実に、短編の名手である。 登場人物はそれほど多くないが、濃密な人間関係…
さてさて、古書にまつわる冒険は、引き継がれていくのだろうか…。
「本は、さまざまな人生を垣間見ることができ、 そして、本自体にも所有者の人生が宿る」。 …
今回は、恩師が相手。いつもの鋭いエンマ様の追求を見られるのか…。
エンマ様こと、楯岡絵麻シリーズの6作目。 行動心理学を応用して取り調べを行い、容疑者…
感情をまったく表に出さない検事。府警全体を敵に回そうが、命を狙われようが、自分の流儀を変えない。その意味は…。新キャラ登場。
一ミリたりとも表情筋が動かない、感情を表出することはない、 上司だろうが、そのまた、上だろうが…
再会したかつての恩師は、ヤクザになった…。新宿花園裏交番に勤務する巡査が、新宿という街で見たものは…。
新宿花園神社の裏にある交番、通称「花園裏交番」に勤務する 坂下巡査、二十七歳の四季が描かれる。…
過去に負った心の傷の痛みから警官を辞め、山小屋生活に逃げ込んだ男。再生はあるのか。
この作家さんのシリーズものでは、 「福家警部補」や「警視庁いきもの係」、「問題物件」シリーズが…
クセの強い刑事がワンサカ登場。警視庁と神奈川県警の刑事が手を組む、それだけで、ワクワクする展開だ。
クセの強すぎる刑事が、ワンサカ登場してきて、ゾクゾクする。 その一人一人が、組織の闇…
極悪感が薄いのが、少々、残念。
月の賃料が百万、部屋によっては数千万という途方もない高級マンション、 なのだが、住民はすべて、…
薄と須藤の、漫才にも似た掛け合いも健在。とにかく、楽しめる作品です。
読み始めてそうそう、ビックリした。 この作家さんの人気シリーズの主人公、 福家…
昭和の香り、いや、正統なハードボイルドの香りがプンプン漂う…。
1988年、沢崎が初めて登場した「そして夜は甦る」からはや三十年。 その間、沢崎シリ…
都市伝説か…。人の人生を背負うという、その技とは。セオイ同士の戦いが幕を開ける。
「セオイ」、これは謎の伝承の技なのだという。 他人の人格に一時的に入り込み、その人生…
彼女は、一体、ナニモノか。不幸? それとも。いずれにしろ、したたかな女であることは間違いない。
「転落していく人生」、 サスペンスやミステリーのネタとしては、 ありがちな設定だと、思っ…
自由すぎる異端のヒラ刑事、真行寺。「巡査長」シリーズ第三弾。
「巡査長」シリーズ、主人公が異端なら、 物語の展開も異色だ。 いつも、事件の核…
白骨死体と共に埋められていた将棋の駒。その駒の出どころを探して、二人の刑事が靴をすり減らす。
後半まで被害者の身元は明かされない。 誰を、誰が殺したのか。 山中から発見され…
トリック崩し、単純にお楽しみください。
いわゆる、安楽椅子探偵モノだろうか。 三鷹市の同じマンションに住む警視庁捜一の刑事、…
月日が流れようと、堀田家の時の在り様は、変わらない…。
「東京バンドワゴン」シリーズも14作目だとか。 このシリーズを読んでいると、 …
53歳、出世を拒否し、いまだにヒラ。異端の刑事、真行寺、再び登場。
異端の警察官、巡査長・真行寺の活躍が再びみられる。 この「巡査長」は全くと言っていい…
姫川シリーズの短編。もうちょっと、いつものヒリヒリ感が欲しかったけど。でも、久しぶりに会えたから、いいや。
短編、一編だけだからか、 少々、物足りなさが残った。 姫川の動物的カンと行動力…
コツコツと、足音が聞こえてきそうな、地道な捜査が実を結ぶ。
作品に登場する群馬県警の刑事たちは誰もが地味ではあるが、 素朴で好感が持てる。 …
東池袋署から錦糸署へ。新しい署に移っても、夏目の事件への向き合い方は、変わらない。
夏目刑事シリーズの最新刊。 刑事らしからぬ、異色の刑事モノとして、 安定感があ…