教養としてのゲーム史





歴史の中にゲームを位置づける貴重かつ慎重な試み
実はかなり志と目標の高いタイトルである。「教養」ということは、多くの人に必須で、また多くの人に読ま…

本が好き! 1級
書評数:697 件
得票数:8281 票
学生時代は書評誌に関わってました。今世紀に入り、当初はBK1(現在honto)、その後、TRCブックポータルでレビューを掲載してました。同サイト閉鎖から、こちらに投稿するようになりました。
ニックネームは書評用のものでずっと使ってます。
サイトの高・多機能ぶりに対応できておらず、書き・読み程度ですが、私の文章がきっかけとなって、本そのものを手にとってもらえれば、うれしいという気持ちは変わりません。 特定分野に偏らないよう、できるだけ多様な書を少しずつでも紹介していければと考えています。
プロフィール画像は大昔にバイト先で書いてもらったものです。





歴史の中にゲームを位置づける貴重かつ慎重な試み
実はかなり志と目標の高いタイトルである。「教養」ということは、多くの人に必須で、また多くの人に読ま…




「ーー私はここまでだよ、少年」(夏美)
映画を見たのは2019年の11月。映画の舞台となっていた「夏」をだいぶすぎてからでした。そのぶん、…





本書は「2014年の科学書、最大の収穫」になってしまうかもしれない。
あの高野文子の12年ぶりの新作、ということだけでも相当な期待をもって迎えられたのではないだろうか。…





文学を文学から解放するために
『暴れん坊本屋さん』をきっかけに大ブレークをした漫画家による「文芸評論マンガ」である。太宰治や夏目…





北の大地の大河メイド小説
人見知りで津軽なまりの強い16歳の女子高生が、青森市のメイドカフェでアルバイトをはじめてみたら、・…




届く思い、届かない思い
豊かな映像美を誇るアニメ映画「秒速5センチメートル」を、テレビでたまたま見て以来、新海誠という作家…





がんばれタブチ君…ではなくて、「がんばれソガちゃん」ということで。
本作の存在を知ったのは、2017年に手塚治虫賞を受賞したときです。 受賞記念の広告には登場人物…





老若男女を問わず、アミルさんに恋しちゃった人、多いのではないでしょうか?
すでによく知られている森薫による傑作「お嫁さん」漫画シリーズです。 シリーズが開始されたときに…





その少女と少年とはどこへ行くのだろう
2007年に、成海璃子・松山ケンイチ主演で映画化された原作です。当時、薦められるままに映画をみたの…




もう少し、この世界にひたらせてください
刊行されるたびに、楽しみに少しずつ読みすすめてきたシリーズです。先頃、完結したそうですが、こちらは…





古地図好きガールと行く、散歩マンガ
散歩ブームといわれるようになって久しく、「お散歩マンガ」もそう珍しいものではないかもしれません。先…





衿沢作品を2度楽しむために
2018年は、衿沢作品がなんと2冊も刊行されました。なんと、運の良い年だったことでしょう。衿沢…





古事記の大胆な再生を歓迎。
2012年は「古事記」編纂1300年ということで、出版界もちょっとは活気づいただろうか。その関連出…





そんなバードに励まされ
5〜6年前くらいからだろうか、イザベラ・バードへの注目が高まっていることに気がついた。見まわせば関…





戦略論の戦略性を問う。
先日、本書が新刊書店で平積みされていたのを見て驚いた。戦略論というよりリアルポリティークの教科書的…