ウクライナ戦争後の世界秩序(集英社インターナショナル)【Kindle】





ロシア政治研究第一人者による冷静な分析
作者の下斗米先生はソ連時代からのロシアウォッチャーだ。特にロシア寄りという訳でもなく、比較政治学の立…
本が好き! 1級
書評数:676 件
得票数:6894 票
忘れっぽいため、備忘録がわりに書き散らしています。





ロシア政治研究第一人者による冷静な分析
作者の下斗米先生はソ連時代からのロシアウォッチャーだ。特にロシア寄りという訳でもなく、比較政治学の立…





宮崎駿さんの暗黒時代に生まれた隠れた傑作
映画「風の谷のナウシカ」の前に作成された作品ということに、まず驚く。全てのアニメ作品とは言えないもの…





世界中がポピュリズムへ
日本におけるポピュリズムとは、強固な既得権益に立ち向かうために、直接国民に自分の政策をアピールして、…




異世界ものであってもバトルがなくても成立する
いつの頃からか異世界ものが百花繚乱だ。そうでなくては現実からかけ離れすぎるからだろう。現代の普通の日…




ポピュリズムについて、恐らくは日本で初めて本格的に語られた一冊
著者の水島先生はオランダを専門にする比較政治学者で、オランダ絡みの著書が多い。 日本ではヨーロッパ…



とてつもなく嫌な話かも
恐らくは日本の中でも、リアルに起きうる話だろう。テロについては、何気に日本は世界の最先端をいく国だか…




源氏物語の光源氏亡きあとみたいな
今やっているNHKの大河ドラマのご先祖様のお話。ドラマは平安時代だが、こちらは奈良時代の歴史小説。 …


政治的なスタンスとポジショニングのはざまに揺れて
地政学がアカデミックと認められない時期で専門分野として取り組まれていたので、間違いなく無理はある。 …

今ではポリティカルコレクトにひっかかる凄本
間違いなく発行当時は問題ない著作です。 ですが、今のポリティカルコレクトからすると、一石を投じる記…



どうしたら疲れがとれるのだろう?
加齢とともに疲れを感じる。感じるどころか溜まる一方だ。藁にもすがる思いで、手にとる。 体を休ま…





信仰と真理への葛藤。
現代キリスト教神学の世界では、神は天上にいるのではなく、心の中にあるらしい。しかし、そこにいたるまで…




禅宗にも影響を与えた老荘思想
現在の中国は拝金主義と言っていいほどの現世への執着が激しい。放っておくと、制御できない程、経済が加熱…




半グレのけつもちは○ク○か。
本巻で登場人物の人間関係と言うか構造を何となくつかめてきた。 半グレのけつもちは○ク○で、ある…




ニジェールかルワンダか それが問題だ。
ブラックラグーンの最新刊。なんと、8年ぶりの単行本の刊行だ。読者をどれだけ待たせたことか。 本…





シビアな下流喰いの世界
二巻は介護問題だ。日本は世界に稀に見る長高齢化社会に突入し、親の介護は避けて通れない問題となっている…





生々しすぎるリーガルサスペンス
法と倫理は別だ。どんなに人道上外れたことをしても、法に抵触しなければ、罰せられることはない。この不条…





こんな身近に名建築があるなんて。
コロナの影響で散歩ばかりしている。人混みを避けるためだったが、街の意外な発見があったりして楽しい。自…



最終章だけ読めばいいのかも知れない。
地政学と言うよりも、陸と海の切り口から述べた世界史のような内容だ。地政学的な要素もなくはないが、世界…




古くて新しい問題が民主主義
民主主義は当たり前のことだと思っていたが、難しい問題をはらんでいる。 民意をどこまでくみ取るか…




ここまで日本が発展できたのは奇跡かも
大学における日本近現代政治史の講義録。 現代史はオーラルヒストリーと言って、実際に当事者から話を聞…