スケアクロウ(下)



「スケアクロウ」マイクル・コナリー著…新聞は信頼されているのか!
著者は、ロサンゼルス市警察の刑事、ハリー・ボッシュを主人公とした小説を多く書いている。本書はロサンゼ…

本が好き! 1級
書評数:427 件
得票数:4422 票
時々、読書してます。
B級グルメでポンポコリン。カフェでまったり、スイーツでニコニコ。稀に、旅行できれば楽しさ倍増です。



「スケアクロウ」マイクル・コナリー著…新聞は信頼されているのか!
著者は、ロサンゼルス市警察の刑事、ハリー・ボッシュを主人公とした小説を多く書いている。本書はロサンゼ…



息が詰まる程の書き言葉の美しさと厚き情!
「鶴八鶴次郎」は昭和9年(1934年)にオール讀物に掲載され、翌年、第一回直木賞を受賞しています。 …



北朝鮮を語るひとは「北朝鮮に出勤します」を読んでいる。多分!
タイトルは「北朝鮮に出勤しますー開城工業団地で働いた一年間」 著者はキム・ミンジェ。韓国で栄養学を…



悪性の脳腫瘍で余命宣告を受けた著者。冷静に死を迎えることができた人生!
「夜明けを待つ」を読んだきっかけ! 週刊東洋経済にジャーナリストの金田信一郎氏が「ヤバい会…



黙っていろ。ペラペラしゃべるな。それが世の中をうまくわたるコツだ。今にも通用する著者の言葉!
ロスアンゼルスで活躍する弁護士、ミッキー・ハラーもの第2作。 弁護士ミッキー・ハラーはロスアンゼル…



性犯罪者に再生の道はあるのか? アンデシュ・ルースルンドとベリエ・ヘルスとレムの共著です。 両者はこれまで、「死刑囚」、「三秒間の死角」、「ボックス21」の社会派小説を発表している。
この小説は、スウェーデンの司法制度の欠陥や刑務所の管理の甘さを描いています。無期懲役の刑期で服役して…



男たちの会話が冴える! NYで活躍する私立探偵、マッド・スカダーのシリーズ、14作目。
この小説、「皆殺し」がアメリカで刊行されたのは1998年。四半世紀をすぎた今でも、色が褪せた感じはし…



A級戦犯の7人が絞首刑を執行され、火葬された。7人のうち6人は軍人。ただひとりの文官は元総理、外相広田弘毅だった。
火葬された7人の遺骨は一緒くたにされ、一部はアメリカ軍が持ち帰った。残りは火葬場にある共同骨捨場にす…



「エニグマ奇襲指令」マイケル・バー=ゾウハー著…大きなトリックは小さな疑念を凌駕する!
「エニグマ」……。 「訳者あとがき」によると、第二次世界大戦中、ドイツが使用したロータリー式暗…



2003年、著者は北朝鮮から中国に密入国した北朝鮮の人を、最終目的地の韓国や日本に逃す活動をしていた。中国に拘束され、8カ月ののちに釈放された記録。
2003年。 その年の春、脱北女性二人を助ける札堂は成功した。同じ年の秋に行った脱北者の男女二人を…



「処刑宣告」ローレンス・ブロック著…NYのガイドブックとしても役立つ小説です! この本をもってNYをうろつこう!
私立探偵、マット・スカダー シリーズです。 このシリーズが日本で刊行されたのが1987年(アメリカ…



「石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの」清武英利著…大物政治家やエリート官僚は、なぜ逮捕されないのか!
表題の「石つぶて」について、「あとがき」でこのように記されている。 警察官で最も人々とかかわりの多…



「ザ・ポエット」マイクル・コナリー著…マスコミの無責任さを描いたハードボイルド!
日本では1997年に刊行された小説です。 著者のマイクル・コナリーはロサンゼルス市警察、「刑事ハリ…



「太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密」三浦英之著
日本の経済成長が著しかったころ、……1970年から1980年代……日本はアジア、アメリカ、ヨーロッパ…



スェーデンの作家による「刑事マルティン・ベック」のシリーズは10作。 この小説は世に出るきっかけとなった最初の作品です。
スェーデン出身の作家といえば、 ヘニング・マンケルが書いた「警部クルト・ヴァランダー」シリーズ、 …



「パンドラ抹殺文書」は1981年に刊行された。 冷戦時代のアメリカとソ連との間で、それぞれの国の中枢に存在するネズミを暴こうとする物語だ。
イスラエル人の著者はノンフィクションで「ミュンヘン オリンピック・テロ事件の黒幕を追え」「モサド・フ…



1934年の作品で、不況時代のアメリカ、カルフォルニア州が舞台。幹線道路から離れたところでダイナーを経営するギリシャ系アメリカ人を彼の妻とそこで働く若い男が完全犯罪を目論んで殺害するという物語。
90年前の小説でありきたりの舞台設定だが、古さを感じない。人間関係は、はかなくもろいものだという仏教…



大谷選手の住むロスzンゼルスって暗黒? ロス市警で刑事をしているボッシュは、仕事で妥協をしないが、娘のこととなると妙にごく普通のおやじになってしまう。そんな私生活が浮き彫りになる読ませる小説!
ロス市警本部強盗殺人課殺人事件特捜班という長ったらしい部署で犯人を追っているボッシュに新しい仕事が割…



「鬼火」(上下巻)マイクル・コナリー著…警察組織内の嫉妬、怨念、女性蔑視を描く!
ボッシュ元刑事とバラード刑事の二人が活躍するシリーズの2作目。 今回はリンカーン弁護士のミッキー・…



「事件屋稼業」レイモンド・チャンドラー著…堂々! ハードボイルド!
チャンドラーが1939年に書いた小説で、日本で刊行されたのは1965年。整った日本語の翻訳で、読みや…