ライオンの冬

伊沢吾郎82歳。旧日本陸軍の狙撃手。現在は山奥で孫娘の結と2人暮らし。そんなひっそりとした幸せをかき乱す奴らが次々と二人を襲う!負けるなじいちゃん!奴らをぶっ飛ばせ!
沢木冬吾に出会ったのは「愛こそすべて、と愚か者は言った」である。第3回新潮ミステリー倶楽部賞、高見浩…
					本が好き! 1級
					書評数:34 件
					得票数:441 票
					
なんでもかんでも興味のあるものは読みます
いつも傍に本が要る
しばらく事情があって離れておりましたがボチボチ再開しようかと画策中です。。。(; ̄ェ ̄)

伊沢吾郎82歳。旧日本陸軍の狙撃手。現在は山奥で孫娘の結と2人暮らし。そんなひっそりとした幸せをかき乱す奴らが次々と二人を襲う!負けるなじいちゃん!奴らをぶっ飛ばせ!
沢木冬吾に出会ったのは「愛こそすべて、と愚か者は言った」である。第3回新潮ミステリー倶楽部賞、高見浩…

下ネタ好きでおちゃらけ者の夫にとことん爆発しながら殴る妻。弱冠2歳児になだめられる夫婦。最大限に低レベルな戦いを続ける日々。100%真実のある夫婦の愛の記録。
こりゃタイトルが抜群に良い!そして表紙もなかなか言わせん。 しかし、くだらない。夫婦喧嘩は犬も…

前川裕の”クリーピー”を読んだ。そしたら”クリーピースクリーチ”は読まんといけんやろう。そんな気分にさせられ読んだら想像とは全然違うものだった。
続編が出ているなら読まないわけにはいかない性分で、勿論これも読むわけですが、1作目を超える続編がある…

著者初エッセイ集。30歳の記念に刊行。この本はハイスピードで読む本では決してない。ゆっくり自分の落ち着く場所で、好きな飲み物を片手に、リラックスして毎日1話~2話を読めれば最高でしょう。
まず文句から言わせてもらおう。そんな書評読みたくない?ちょっと我慢して読んでみて下さい。 心の…

好きな作家が現実に生きているという事を感じられるエッセイという形態。小説が好きでもその作家本人が好きな訳では無かったという事もしばしばある。さて読んでみたら、伊坂幸太郎やっぱ最高!という本。
好きな作家イコール好きな人というわけではない。好きな作家と書く時は作品がとても好きだってゆーことであ…

「あの人お父さんじゃありません」このキャッチフレーズから想像する限りの嫌~な出来事が次々と起こります。サイコサスペンスホラー?映画化されてるけど映画は怖くて見れないかも
賃貸マンションに住んでいます。勿論ご近所さんの事良くわかりません。生活時間も違えば見たことも…

手にとっては戻し、又手にとっては戻し・・・なんでか読まなかったこの本。買ってしまえばさささっと読んでしまえる奥田風ブラック小説だった。
本を購入する際に初めての作家の場合は表紙のデザインが意外と気になる方だ。 何冊か読んで気に入っ…


  

犯人は一体誰?というミステリーを主軸にして織り上げられた物語。 周りを織りなす人々の揺れる感情もだが、もし3人のうちの誰が犯人でもおかしくないという流れを作った吉田修一の緻密な設定に心揺らされた。
上下巻合わせての書評です。 物語は八王子で起きた殺人事件を端緒とする。罪もない夫婦を殺害し、犯…
  

齢四十超えてもなんてこの時代やっと「30歳になったね!」くらいに感じる今日この頃でございます。まだまだなんやかやとあります世代。茜さん!まだまだこれからですね!
亡父が遺した老朽化アパート「花桃館」の管理人となったアラフォーシングルの茜さんの奮闘記。 いや…

ぶちのめされても立ち上がるファイト!女探偵に必要なファイトがたっぷり詰まった1冊です。このファイトに何故か励まされる私です。
この本はボディガードのアティカス・コディアックを語り手とするシリーズの番外編で、私立探偵ブリジッ…

現在の記憶を持ったまま10か月前の自分に戻れるという「リピート」 純粋に楽しむか?疑ってかかるか?種明かしを想像するか?ゲーム感覚?
結論から言うと私は全然本の中に入っていけなかったんです。 まず、読む前からなんじゃこれ的な感情あり…

40年以上も経ってしまった現在、呪文が解けたように目にしたケイコの”鯉の絵の傘” 戦時中に移送されることになった日系人が密かにパナマホテルの地下に運び込んだ荷物が発見されたのだ。そして恋の話が始まる。
本当の事を言えば、戦争と子供の両方が主の小説なんか娯楽では読みたくなく、且つ泣かせるなどと帯に書いて…

お金と心に充分余裕がある都会の団塊の世代の定年後のお話。軽妙なタッチで読ませるが後半動物と人間の共存共生について語られる。
定年退職を機に田舎暮らしを選んだ団塊世代の主人公が、夢と現実のギャップに戸惑いながら過ごし一定の方向…

こんなに欲張りな日本の警察小説はなかなか無いと思います。広がっていくすべての事案が着々と腑に落ちる。細かい感情や立場までもが計算されつくした小説だなと。それは登場人物が実際に生きている様だからかもです
書評というものはあらすじをつらつらと書くものでもないし、かといって何にも触れないのもおかしい故、読書…




  

何度も読んでる筈なのにもうページを捲る度に緊張感が走ります。揺さぶられる準備をしているのだとわかって読む物語でこんなに短いものは今のところこれだけです。
自分が馬鹿だなーと思う事は同じ本を買う事。 本屋に行くのは日曜日の夜。お酒も入り晩御飯の片づけを終…

  

江國香織の文章は静謐である。音楽が多様に出て来るこの本でさえ私の耳には何も聞こえてこない。何故だろう?そんな美しいワールドを体現できます。
先日西加奈子の”漁港の肉子ちゃん”を読んだのでついつい比べてしまう所だった。 母と子の物語。そして…


  

心が弱いとか強いとかよく言いますが、何をもってそんな風に判断するんでしょうね?1番辛いのは自分で1番倖せなのも自分で、1番強いのも自分で、1番弱いのも自分・・・・全部自分なんです。
大学や高校を卒業して、社会人になり1人暮らしを始める。そして住んだ場所、始めた仕事、それがすべての慌…
  

最近は新聞を読まない人も増えているという。新聞の三面記事。ほんの僅かな文字数で何が表現できるのだろうかと思えるほど簡単な文章で構成されている。そこから何が見える?
もし、あなたの知人、また1度か2度会っただけの人。そんな人の名前が新聞の三面記事に載ったとしたら …
  

この本を読んで得たもの。それは原田宗典の妹が原田マハだっていう事。それ以外にあんまり無い。だからエッセイって。。。。
好き嫌いはダメです。許容範囲を広げていきましょう。 という自分に課したテーマに素直に準じて本を選ぶ…

  

警察小説をただただ沢山読んでいると、ある時期とても飽きる時期があるんです。そんな時の起爆剤にこの小説を読むことをおすすめいたします。何故って?えへへへ・・・教えられないっす!(# ̄ー ̄#)ニヤ
誉田哲也はストロベリーナイトに出会ってからはずっと見かければ必ず読みます。TVドラマにもなっており、…