それもまたちいさな光
  

よく読む作家の1人”角田光代”なんですが、「どこが好き?」と訊かれると返事に窮する作家。なのに見つけると必ず読むんです。この小説+対談でちょっとその理由が見えた気がしました。
角田光代は割とよく読む作家の家の1人です。雑誌やブログなどでも目にすることの多い作家なので親近感はも…
					本が好き! 1級
					書評数:34 件
					得票数:441 票
					
なんでもかんでも興味のあるものは読みます
いつも傍に本が要る
しばらく事情があって離れておりましたがボチボチ再開しようかと画策中です。。。(; ̄ェ ̄)
  

よく読む作家の1人”角田光代”なんですが、「どこが好き?」と訊かれると返事に窮する作家。なのに見つけると必ず読むんです。この小説+対談でちょっとその理由が見えた気がしました。
角田光代は割とよく読む作家の家の1人です。雑誌やブログなどでも目にすることの多い作家なので親近感はも…



  

人間生きていると色々な事に出会い、段々と色々な不思議な事も受け入れられる様になっていく様な気がします。もっと長く生きていくともっと色々な事に出会うことでしょう。そんな予感を感じさせてくれる本です。
2001年 谷崎潤一郎賞受賞。もうこれだけで一読の価値ありというくらい谷崎は好きな作家です。 本に…


  

ハンディキャップのあるカミーユがここまで傷つけられても立ち直るのを心の中で強く応援しながら読み進めていくという感情移入がしやすい3部作の最終本です。
誉田哲也の「姫川玲子シリーズ」やサラ・パレツキーの「ヴィクシリーズ」、パトリシア・コーンウエルの「検…



  

片思いというのはどうしてこんなに心が震えるんでしょうか?この世界に生まれてきてこんな思いをしたことが1度も無い人がいるのでしょうか?いるとしたらそれは幸せなのかな?
それは袋小路の男でも、隣町の男でも、地下室の男でも、バーで出合った男でも何でもよかった。 心が震え…
  

なんだかね~ソビエト人の名前がどうしても覚えられない。講談社文庫さんの海外エンタテインメント作品には、登場人物が書いてある”しおり”が付いているのでそれが私の味方になってくれました。助かります(笑)
久し振りに読んだ海外物。最初のとっかかりから読みにくい。それは私がソビエト人の名前をなかなか覚えられ…

  

戦後、嫁に行ったら老舗の料亭をやることになっちゃった汀子(ていこ)の細腕繁盛記。
もう亡くなってしまわれましたが宮尾登美子が好きなのである。殆どの著書を読み漁り、買い込んで何度も何度…
  

大人の読書感想文の宿題にされたら誰しも困るのではないかと妄想しちゃいました。(^-^;
小学生の頃から本好きで、それは両親が本好きだったから。良くある話だとは思うけど、家の本棚には本が溢れ…
  

尾行。それは探偵がするもの。そして見つかってはいけないもの。ゾクゾクしたい人がこの本を読んでしまうと危険なのでは??
図書館には色々なタイプがあり、私の勤める仕事場に一番近い図書館は女性の著者が80%以上という変わった…
  

道祖土(さいど)とか読めないし!猿嫁って? 残念ながら亡くなってしまわれた坂東真砂子著書の中で再読回数が1番多い本です
最近ではテレビドラマでもやらなくなってきましたが、一代記物。例えば花登筺のドラマ。若い人は知るわけな…


  

初めて読んだのは10代の頃。”華麗なるギャツビー”の映画の表紙の文庫本でした。何度も何度も読んでいた本がいつの間にか手元から無くなっていました。
村上春樹の本に出てきた作家がスコット・フィッツジェラルドというだけで大学の図書館に入りびたり、フィッ…


  

「檀(だん)」と聞いて今では檀蜜を思い浮かぶ人の方が多いのでは?(笑) ”檀”は檀一雄の”檀”。檀ふみの父の”壇”です。そして檀ヨソ子の夫の”檀”。 我々の世代には「火宅の人」の檀一雄です。
夫婦や家族のあり方等誰が決めるものではなく、夫婦の2人が満足し、満ち足りていれば誰も介入する必要性は…



  

トマス.H.クックと言う作家に出会えて本当に良かったと思える作品の一つです。「夏草の記憶」を読む度に深い息づかいや若さゆえの強い衝動、帰ってこない日々を思い起こし切なくなります
アメリカ南部の田舎町、高校生の甘くて苦しい恋愛。そして事件。 30年前と現在が交差しながら語られる…



  

家族は時代と共に増えていき、減っていく。大切で愛する者達を身近に感じる家族小説です。 ”抱擁、あるいはライスには塩を” 笑って毅然とそう言える自分になりたい
子供が出てくる小説があまり好きではありませんでした。青春小説というか、ジュニア小説というか、なんか子…

  

桜木紫乃 初の映画化原作! 短編集ですがどの作品が映画になっていても納得できるのは私だけでしょうか?
短編集というだけで今一つ興に乗らない私としてはいつもチャレンジするように短編集を読みます。 今迄短…