なぜ、脳は神を創ったのか?
この著作が意図するところは、「科学の成果と脳の仕組みを知ることで、世界認識を変えて、地球の行き詰まりを打破しよう」ということだろう。
著者の論旨に従えば、脳は神を創っただけでなく、金融資本主義や貨幣制度も脳が創ったスコトーマ(盲点)…
本が好き! 1級
書評数:981 件
得票数:2069 票
“書いとかないと忘れちゃうから「読書記録」”を書いています。
私が書いているのは、一般的な書評ではありません。自分にとって印象的だった箇所を書き出して、それについて書いているだけです。
ジャンルは、偏らないように、あえてバラバラですね。
過去に自分のブログに書いたものの内、いくつかをここに掲載しています。リンク元のブログは他著作へのリンクが機能しているので、興味がある場合は、書評掲載URL を辿ってそちらを見てください。
この著作が意図するところは、「科学の成果と脳の仕組みを知ることで、世界認識を変えて、地球の行き詰まりを打破しよう」ということだろう。
著者の論旨に従えば、脳は神を創っただけでなく、金融資本主義や貨幣制度も脳が創ったスコトーマ(盲点)…
苫米地さんの本にはどれも冗長な記述などないけれど、この本は特にコンパクトに記述されている。2009年6月初版。
【一目ぼれのテクニックを使う資格がある人】 私は常々、視点を上げて、高い次元から物事を見ること…
夢の世界に関して脳機能学者である苫米地さんのこの著作内にヒントがあるかと思い読んでみたけれど、なかった。
それよりも、本書の主題に関連したサンフランシスコ講和条約に関する記述を読んで、ビックリというか「闇の…
「人生はお芝居である」という諺は、脳科学的に正しいことを語っている。2009年7月初版。
【「無意識の抵抗」を生む洗脳】 「思い通りの自分」「なりたい自分」に変わろうとすると、同時に“…
論理的に考える傾向のある人にとっては、納得しやすい本だろう。それが苦手であっても、著者の思考に則して「幸せ」を考えてみるのもいい。ベースは仏教の認識論である。2010年5月初版。
オーソドックスな仏教的認識論なら、 《参照》 『ブとタのあいだ』 小泉吉宏 (メデ…
アメリカの大学で最先端の学術領域を学んできた著者の記述には確信がこもっている。
他の著者の本の中で読んでもあまり重要に思えないことを、著者の本の中で読むと腑に落ちるように理解できる…
日本人にしては奇妙なお名前の著者。本当は米国人か英国人であって、そのペンネームなのかとも思えるけれど本名らしい。
今や書店の新刊平積みコーナーで苫米地さんの本を置いてないところなんてないだろう。オーム信者の脱洗脳…
奥様が描いている商標のようなこの似顔絵を見るだけで、トニーさん夫妻の著作と分かる。
【「嫌い」は禁止 】 「 『嫌い』 と言うな」 ―――。 僕は両親に、「嫌い」 という言葉…
我々一般人は、いろいろあるややこしい経済の仕組みを具体的かつ詳細に分かっていない。しかし、具体的かつ詳細に分かっていないと、世界経済の本当の姿は見えてこないのである。
その点、「金融資本主義を終わらせる」ことを目的としている苫米地さんは、脳機能科学者としての著作の方が…
2016年の今年度中に、『日本の盲点』が全て白日のもとに晒され、日本が根本から良くなってほしいと思いつつ、買い置き書架に在ったこの本を読んでみた。2011年5月初版。
【真の論点】 本書の目的は、この盲点(スコトーマ)がどんなものなのかを指摘し、読者を支配者から…
天使その他に関するポイントがコンパクトに記述されている瞑想CDブック。どの天使がどんな癒しに関与しているのか書き出そうと思っていたのだけれど、それ以外のことだけで長くなってしまったから止めた。
この本は、あくまでも瞑想(ヒーリング)目的に作られた著作。CDを聞きながら瞑想体験してみる価値はあ…
晩年、幼児教育に情熱を傾けていたソニーの創業者であった井深大さん。著者はソニーのCDやアイボの開発責任者であり、創業者の一族でもあるらしいけれど、故・井深大さんにこの書籍を捧げている。
【「暗在系」 と 「集合的無意識」】 大脳生理学者のプリブラムと理論物理学者のデビッド・ボーム…
これは素晴らしい本である。神智に長けた真正の宗教家が語る運命論もいいけれど、企業でプロジェクトを成功させてきた著者の手による運命論も分かりやすい。それぞれに違った視点で同じことを語っている。
私がここに書き出そうとする部分は、一般的な読者が 「運命」 という言葉から予想するような部分ではな…
ソニーから一般市場に出されたロボット犬・アイボの開発責任者であった著者。哲学や心理学の学識経験者より融通無碍な立場から、霊界や超心理学の世界に通ずる著書を多く出版している。
この書籍は、山折哲雄、佐治晴夫、湯浅泰雄、吉福伸逸、異なったジャンル4氏との対談形式で作成されている…
既読本の書架から取り出した一冊。1980年代以降に流行ったニューエイジ・ニューサイエンス系著作のひとつ。97年2月初版。
【「まえがき」に書かれていること】 「人類の意識は目覚め始めている!」 それがいったい…
2001・9・11の事件を境に、多くの人々が、社会大変革の予兆を感じ取っていた21世紀初頭の2002年に出版された書籍。『心の時代を読み解く』 天外伺朗 (飛鳥新社)] と同じころの出版。
【深美意識】 社会の成功者を見ると、誰もが、まずうらやましいという感情をいだくだろう。しかしな…
1960年代に日本でテレビ放映されていた 『鉄腕アトム』 は、ストーリー上、2003年が生誕年ということになっていたそうである。この本は、その年の6月に出版されている。
アニメ作家や芸術家たちというのは、インスピレーションの豊かな人々であるから、時空を超えた世界で未来…
手塚さんは89年に亡くなったけれど、本書は、未完のままだったものがその後に出版されたもの。
日本アニメの魁としての第一人者だから、日本人で手塚さんの漫画をまったく知らない人なんて絶対にいないだ…
タイトルの70倍とは、著者がオール電化のシェアを70倍に伸ばしたことを意味しているらしい。簡潔な記述で分かりやすい。営業の基本ポイント集みたいな著作である。2008年11月初版。
【ものが売れない営業マン】 「ものが売れない営業マン」には、「共通点」があります。 その「…
社会の多数を占めるB層を、著者なりにかなり見下しながら考察している。
特定個人を対象として既述している箇所については、まったくもってお話にならないけれど、そもそもご自身の…