白痴・二流の人
安吾はすごかったんだ!こんなにPOPな語彙遣いしてたなんて、大発見でした^^
本書には全8篇の短編が収録されている短編集である。収録作は以下を参考にしていただくとして、収録作の中…
本が好き! 1級
書評数:175 件
得票数:1078 票
アマチュアヴァイオリニスト。読書もしかり。
特にバロック音楽を聴くわけではないけれど、好ましく思う作曲家はヴィヴァルディ。クラシックや音楽に通じる書籍のレビューを参考にさせていただいてます。
文学では、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ナボコフ、チャンドラー、漱石、康成、直哉がお気に入り。
感銘を受けた書籍は「グレート・ギャッビー」「ロリータ」「ロング・グッドバイ」「山の音」「城の崎にて」
安吾はすごかったんだ!こんなにPOPな語彙遣いしてたなんて、大発見でした^^
本書には全8篇の短編が収録されている短編集である。収録作は以下を参考にしていただくとして、収録作の中…
漫画JOJOの奇妙な冒険の乙一によるノベライズ。漫画にはないオリジナル要素もふんだんに含まれていて、乙一ファンなら読まない手はない。JOJOを知らないから、、、なんていってると損をしちゃいます^^
週刊少年ジャンプで連載されていた『ジョジョの奇妙な冒険』をジャンプ世代の乙一さんがノベライズ化した小…
以前の伊坂作品と今の伊坂作品どっちがいい?という質問が成立するほど、作風が変化しちゃってます。それをよしとするか、首を捻るかは読者の胸一つなのかも。
伊坂幸太郎の積読消化本、『あるキング』です。この作品辺りから新境地とか作風が変わったというのが一般的…
〔文書検査士〕という比較的珍しい職業の主人公が魅せるゼロアワーものです。やっぱタイムリミットサスペンスがスリル感がスゴイけど、ディーヴァーとくるから一段と磨きが掛かってます!あのライムも友情出演してます(笑)
ワシントンの地下鉄で起こった無差別殺人という残虐なテロで幕が開けてしまう。のっけからもう多くの死者や…
米女流サスペンス御三家の名サスペンス、とくとご堪能あれ^^
遍くミステリガイドで上位を賑わしてきたウィリアム・アイリッシュ『幻の女』。ウールリッチもアイリッシュ…
〔インシテミル〕?〔THE INCITE MILL〕?さぁどっちだ?
これはもうハナッからこのバイトに応募してくる動機が軽すぎます(苦笑)いくらなんでもというような動機が…
主人公ムルソーの不条理な感情は、不条理の概念を飛び越えてしまうのだ。本書が文学として傑作なのは読めば一目瞭然でした。
恥ずかしながらカミュは初読であります^^。というか、古典名作と呼ばれるモノで読んでない本はまだまだた…
「太陽が欲しかったからだ!」・・・・・こんなに戯曲が面白いなんて!と戯曲への認識を変えてくれた一冊です^^
昨日『異邦人』を読んでからまだ数日しか経ってないのですが、またまたカミュを読むことに。でも、今度は …
万城目氏の設定はやはり奇抜でそれだけでリーダビリティ抜群。登美彦氏と共に京のツインタワーとしてますますのご活躍をば!
ホルモーも映画化され俄然人気が出てきたであろう万城目氏の最新作『プリンセス・トヨトミ』。始め本書が出…
ラノベ出身の作家だけに読みやすさは一級品。かといって内容の方もミステリとしても説得力があって面白いし、主役級のキャラ立ちも抜群であります。これだからラノベ出身作家は底知れない。
桜庭さんと同じく、ラノベからひょいと出てきた作家さんが三雲岳斗さん。この方のラノベ作品はほぼ未読なの…
可も無く不可もなくといった按配・SFが好きでたくさん読みたいと思ってる方なら、ミュータントSFとしてこういうのもあるんだ~という程度の姿勢で読むといいかと^^。
ウィルマー・H・シラスのファーストコンタクトは本書『アトムの子ら』。というか他のシラス作品は存じてお…
さすがは英国の小説。このブラックで気が利いたユーモア感覚はイングランド気質ならではでしょうね!スラップスティックコメディとして秀逸です。手に入りにくいかもですが、お薦めです^^
この装丁を見てから〔ぎゅ~にゅうにそ~だんだっ〕のあのCMのフレーズが頭から離れてくれず、思い出す回…
お笑いコンビ〔アンジャッシュ〕の渡部建執筆第一作目。でもアンジャッシュのコントをそのまんま活字にしちゃって印象です(笑)活字ならではの伏線もあったけど、現状今後に期待というところでしょうか^^。
お笑いコンビ〔アンジャッシュ〕の片割れである渡部建の著作第一作目がこの『エスケープ!』。そんなに評判…
装丁も可愛けりゃ中身も可愛い、幻想的な女の子のような作品。ここらへんから登美彦氏の作風に変化が伺えます。
祇園祭といえば宵山を思い描く方も多いのではないでしょうか?本書はタイトルの如くその宵山にスポットを当…
愛すべき阿呆のパイオニアは文句なく登美彦氏だと断言します!もう阿呆物は登美彦氏に任せればえぇじゃないか(笑)
買ったらすぐにでも読みたい作家、反面楽しみが減ると嫌なので買っても読むのを我慢する作家、それが遂登美…
阿呆のしからむところなりっ!こんなオモチロイ作品かけるのは竹林の中からかぐや姫を見つけ出すのと同じ確率であります。
山本周五郎賞受賞後一作目らしいですが、そんな付加価値なんてものはかんけぇねぇ。(いやはや、受賞したの…
絶版本もおおく紹介されているけど、初心者~中級者向けのSFガイドになりえてると思います。西澤保彦の作品までも紹介されてました^^。
タイトルを見ていただければ察する方も多いと思いますが、本書はSFのブックガイドであります。でもSFの…
占星術~ほどの衝撃的なトリックではなかったですが、島荘の計算されたミステリには経緯を払おうと思わされる一作。
『占星術殺人事件』のトリックが強烈に焼きついている島荘の二冊目読書は『火刑都市』としました。特に理由…
※真相に関して多少ネタバレしてるので未読のかたはご注意くださいませ。中身は「探偵が出した答えは一つとは限らない」の一言に尽きます。
スコットランド・ヤードで未解決のままの難事件〔毒入りチョコレート事件〕。それをロジャー・シェリンガム…
やっと綾辻さんまたこういうの作品を書いてくれたかと嬉しくなった作品^^
今年最もハマって大好きな作家さんの一人になった綾辻行人さんの新作『Another』です。ちょうどハマ…