保元・平治物語絵巻をよむ―清盛栄華の物語
絵巻にもアイデンティティの変遷がある
全くもって稚拙ながら、卒業論文は平治物語に当たった。在野ながら思い起こそうと、細々と取り組み始めたが…
本が好き! 4級
書評数:174 件
得票数:926 票
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絵巻にもアイデンティティの変遷がある
全くもって稚拙ながら、卒業論文は平治物語に当たった。在野ながら思い起こそうと、細々と取り組み始めたが…
何だか、やれそうな気がしてきた。
御世辞にも、計画力のある方ではない。そもそも、計画力を向上させるファクターが何なのか。本書はそんなち…
初心、忘るべからず…か?
多分、高校の頃に買った。これまでにもチラチラ読んだけど、初心に帰るべく、ファジーに読み進めた。掲載さ…
寿司の盛衰が、国情を表す。
海外で寿司店を展開していた筆者が、世界中の寿司事情を見極めようという本書。日本人観光客も滅多に来ない…
その機構を知ることが、記憶の起点。
「記憶力を強くする」と聞けば、効能のハッキリとしないハウツーなのかと訝ってしまったが、本書は全く違っ…
たゆまぬ蓄積が未来を切り開く。
冒頭に「多くの人はひらめきや思いつき、あるいは先例主義で決めている」と痛烈なセンテンス。これにはかな…
その手があったか!!
本書はインターネットの常時接続が徐々に拡がり始めている頃に執筆されたが、今や、その利便性は薄れるどこ…
具体的な"自主トレ"に最適だとは。
セルフ・マネージメントを標榜する書籍は数多あるが、これ程までに、具体的なレシピを紹介するものはなかっ…
故郷の恵みを享受する。
何処へ行っても"温泉"はある。でも、それは、「○○温泉」と書かれているから、温泉だと思っていたのだ。…
電気とはなにか…の真髄を突く。
電気が日常で欠かせない存在なのは充分に理解しているが、その正体には理解が無い。そんな文系人にも腑に落…
"未来図"から20年を経た今は…
本書の出版は2001年。同時多発テロの渦中であった。デジタル技術は加速度的に新しくなり、既存のメディ…
半世紀を経ても、防諜の魔物から逃れられない。
ドイツの降伏は冷戦の始まりでしかなかった。その後もアンドレアは"カンパニー"で働きながら、また、ロシ…
中立地帯での暗躍が、戦況を変えるのか。
連合国軍のノルマンディー上陸、ソビエト赤軍の猛反抗の時期にあって、中立的な都市・リスボンを舞台に、両…
紛うこと無く、成果に直結。
著者は日本航空の社員から大学教授へと大転身を遂げられているが、それは偶然でなく、常に念頭に置かれてい…
自己を肯定しながら、未来を描く。
両社共に、未来への道筋を探りながらも、他者に流されることの無い、ある意味で"孤高"とも呼べる社風を築…
大学というカテゴリーとは何だ?
日本にある"一つの大学"にしか学んだことがなく、それも凡そ、戦略とは縁遠い学部だっただけに、本書から…
これぞ、真の処世術だ。
時折、メディアで拝見する佐藤優氏(本当はかなりメジャーな方で、僕が世間知らずなだけ)だったが、大使館…
うわべだけでは、いつまでも和製
早い段階で教科書に載るような、簡単な英語に、なんと、勘違いが多いことか。まだまだ"直訳脳"からは脱し…
偶然と必然が織り成す物語が奇蹟となる。
雑貨店の郵便受けと牛乳瓶受けを使っての手紙のやり取り、しかも、時空を越えるシチュエーションがどんな展…
この体系化こそ、科学史における金字塔。
文科系を標榜して憚らないまま、人生の終焉を迎えるのも如何なものかと思っていたところに、この本と出会う…