ペコロスの母に会いに行く





母は時を超え、先に逝った人と会う。
どうしてこの本を買うんですか? 書店で購入した人を目の前にして、著者は男性客に聞いたという。 た…

本が好き! 1級
書評数:129 件
得票数:1706 票
本は気分で選ぶ





母は時を超え、先に逝った人と会う。
どうしてこの本を買うんですか? 書店で購入した人を目の前にして、著者は男性客に聞いたという。 た…





料理は全然できないし、ディープなファンでもないんだけれど、この文章に惚れました。
書くことを本業として、ベストセラー作家、映像化と作家路線をまっしぐらの人にいまさら言うことではないけ…




学校なんてなけりゃいい
「氷の海のガレオン」 群像新人文学賞の優秀作品に選ばれ、デビュー作になった話 自らを天才…

書き手と語る側の人格が、超直球に表現された本
あらすじは「昭和天皇は双子だった。妹君は早々に他所へやられ、その後尼寺に入れられた」という仮定をたて…




パン屋でもはじめるか
地上げ屋からの環境破壊反対本かと思いきや、生活くさいサラリーマンの下克上話になり、そこからなんと、と…





願いがあるなら努力をしましょう
スピリチュアルな本や引き寄せの法則で聞いたことがある。願えよさらば与えられん、無駄なものはすべて捨て…





ママ、私を忘れてるよ~。 デパートで置いてけぼりを食った7歳女の子。ママを追っかけオーストラリアの大地を、どたどた仲間と横断する話。旅の仲間は老々男女、そしてマネキンのマニー君。
少しもじっとしていられない登場人物たち。 誰もが思う。生まれてきたからには攻めの姿勢にはいらないと…





忍ぶれど、色に出にけりこの脳波: 日常に密着した脳の働きが、非常にわかりやすく書いてある。空き時間に気軽にかじっていきたい本。
300頁以上の中に、細かな事例が山ほど記されている。 「脳によい、わるい、12の栄養素」P.2…




日本史のトラウマが今ここで晴らされる。 二条城、聚楽第、歴史がやっと見えてきた。
古地図と現地図が重ねて見えるカラーワイドブック。 織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、千利休。 実地(…





鳴くよウグイス平安京。源氏物語も平家の歴史もみんなこの本で教わった。
古地図と現地図を重ねて見られるカラーワイド本。日本史の授業に行き詰まっている人も、源氏物語をマンガで…




実地で学ぶ日本史。 新撰組が好きな人、龍馬や王政復古が好きな人 or 日本史と向き合わなければならない受験生に。
今の京都と当時の京都をパラレルワールド展開。新撰組好きならこの本をもとに京都の街を回りたくなるだろう…





ペット化難易度から値段の目安まで明記。経験話も豊かで、実用性かなり高し。
パンダ大小やチーター、アフリカゾウは飼えるのだろうか。カビバラは? コウテイペンギンは? せめてハリ…




残り少ないとはいえ、まだ次の春があると信じて
父危篤で帰省した長男は、母から原稿用紙の束を渡された。 「感想を話してやってよ、お父さんに」 父…




“小説というものは、小説を書かない人の心の中にいくらでもある”
どうしてこういう設定で書くのだろう。 どうしてみんな同じしゃべり方をするのだろう。 どうして誰も…





ほんの10年ほど前の中国。今社会で活躍をしている人たちの学生時代の姿。近くて遠い異文化体験論。
一文一文に著者のバイタリティがあふれ、現実味があり気持ちがとってもストレートに描かれている。 のび…




これも一種の民俗学?
「嘘みたいな本当の話 みどり」の前巻。元祖ニッポン ナショナル・ストーリー・プロジェクト。 第一巻…




女三人川物語 赤ん坊たちに一体何が起こったのか
デンマークでドラマにもなっているミステリ・シリーズ第一巻。 40代バツイチ、コブ付き、公私ともに悩…




多くの沼には古い秘密が隠されている。1660年、粉屋は魔女に連れ去られた。
北欧のミステリ本は「推理小説」とは違うのではないか。過去を抱えた登場人物がそれぞれに思い悩み、パー…





いぃらっしゃい・ませ~
噂の「コンビニ人間」とコンビニで会った。思わず購入。 自分の考え方はどうも人とは違うらしい。 …





「奇妙な後味」もしくは「そういうことってあるよね」
一遍一ページにも満たない、ごく短い話が端的に集められたごく薄い文庫本。 隙間の時間にちょっといいよ…