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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1690 件
得票数:37747 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

書評 46ページ目(1690件中 901~920件目)

浮かんだ男

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浮かんだ男

マックスとセーラの甥の結婚式会場に気球が不時着した。新郎新婦への引き出物の中には長年ケリング一族の家宝とされたパールが混ざっていた。そして式場の片付けをするとテントの下から死体が・・。セーラ最後の事件

マックスとセーラのビターソーン夫妻が仕切ってマックスの甥のマイク・リヴキンとトレイシー・ピルチャーの…

投票(17コメント(0)2020-03-18

おかしな遺産 (創元推理文庫)

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おかしな遺産 (創元推理文庫)

「盗まれた御殿」の舞台となったウィルキンズ美術館。今回もここの関係者で画家のドロレスが殺された。何の相談もなく彼女の遺言執行人に選ばれていたセーラは否応なく事件に巻き込まれて行く。

夫がアルゼンチンに出張に行き留守を預かるセーラ。息子のデイヴィを義姉のミリアムに預け、従兄のシオニア…

投票(23コメント(0)2020-03-16

リサイクルされた市民

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リサイクルされた市民

セーラの従兄ドルフはボランティア団体を運営している。そのメンバーの死体が発見された。彼の遺留品に麻薬が見つかる。このままではボランティアが不正の温床と疑われかねない。ケリング一族が結束して調査をする

主人公セーラが、37日後に出産予定日を控えたある日、SCRCの会員チェット・アーサーが殺された。SC…

投票(16コメント(0)2020-03-12

消えた鱈

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消えた鱈

セーラは前作「ビルバオの鏡」と本作の間でマックスと再婚した。セーラの親族ジェム伯父さんの鎖が紛失し、ジェムが出席予定のトルバシィ家のパーティで事件が起きる。晴れてセーラの夫となったマックスの活躍の作品

セーラがマックスと再婚した年の12月、ディケンズのクリスマス・キャロルに因んだ「浮かれ鱈同志の会」が…

投票(18コメント(0)2020-03-08

ビルバオの鏡

本の評価ポイント  

ビルバオの鏡

未亡人となったセーラにもマックスと言ういい人が出来て、ふたりで静かに別荘で過ごす予定が・・。別荘には盗品らしき鏡があり、親戚が押しかけ、殺人事件まで起こる。セーラは容疑者にされたマックスを救えるのか

セーラは、第一作で亡くなった夫のことが忘れられない、とまでは行かないものの、恋人のマックスのプロポー…

投票(20コメント(0)2020-03-06

盗まれた御殿

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盗まれた御殿

盗まれた御殿とはボストンの伝統的な美術館のこと。ここで警備員の殺人事件があり、展示されている作品にも疑惑が・・。本作では後にセーラ、マックスと共に捜査に当たる事が多くなるシオニアとブルックスが結ばれる

主婦探偵セーラものの第三弾。夫を亡くし、下宿を開業したセーラは、下宿人のひとりで美術鑑定家兼盗難美術…

投票(24コメント(0)2020-03-04

下宿人が死んでいく

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下宿人が死んでいく

前作の因縁で、お金を稼ぐ必要に迫られた主人公セーラは、アパートを開業する事にした。だが、見込み違いで性格の悪い下宿人が紛れておりさっそくひと騒動。更にその下宿人が殺されて更にひと騒動。災難続きのセーラ

主婦探偵、セーラ・ケリングものの第2作。彼女はボストンの上流階級の出身、前作「納骨堂の奥で」がデビュ…

投票(17コメント(0)2020-03-02

炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす

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炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす

炭素は多様な化合物を生成する。この元素が人類に大きな影響を与えた事を示した本。石油に代表されるように炭素資源は人類が使い尽し、地球にも大きな影響を与えている。その解決策も炭素化合物だと著者は言っている

この書評は、 「科学道100冊2019」に挑んでみる!? への参加書評です。 炭素と人類の歴史…

投票(26コメント(0)2020-02-27

科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集

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科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集

夏目漱石とも交流のあったことで有名な明治の科学者、寺田寅彦の科学エッセイ。身近なものに興味を持つことの大切さを説き、自ら実践する内容である。新しい研究テーマの提案も豊富である。

この書評は、 「科学道100冊2019」に挑んでみる!? への参加書評です。 寺田寅彦は明治時…

投票(31コメント(0)2020-02-25

なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門―

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なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門―

抽象画が何故、人の感情を動かすのか、それを脳科学の視点で読み解いた本。抽象画は、対象を分解する方向で表現するが、それに人の学習や経験が加わって感動を起こす。人文学と科学の融合を目指した本でもある。

朝日新聞の書評で知った本。 本書は、脳科学という科学の一分野とニューヨーク派を中心とする現代抽象絵…

投票(27コメント(0)2020-02-21

ベエトオヴェンまいり―他三篇 (1957年)

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ベエトオヴェンまいり―他三篇 (1957年)

大作曲家ワーグナーが書いた珍しい散文小説三編と30代までの自叙伝。小説は、滑稽味と音楽論議が程よく混ざった表題作が秀逸。不遇の時代に書いた作品らしく、音楽家の暗い人生に焦点を当てた作品群である。

歌劇「ローエングリン」、「タンホイザー」や上演に四夜を費やす楽劇「ニーベルングの指環」を作曲したワー…

投票(20コメント(0)2020-02-17

バロック協奏曲 (1979年)

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バロック協奏曲 (1979年)

表題作はメキシコから欧州に渡った主人が、謝肉祭のヴェネツィアで経験するあれこれ。ヴィヴァルディと出会い、主人は歌劇「モンテスマ」の題材を与える。その後、主人と従者の周囲で時間がどんどん経過する。

キューバの作家カルペンティエールの中編1作(バロック協奏曲)と短編1作(選ばれた人々)を所収。カルペ…

投票(19コメント(2)2020-02-15

ノア・ノア―タヒチ紀行

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ノア・ノア―タヒチ紀行

印象派の画家ゴーギャンのタヒチ滞在記。欧州文明を逃れたと言いつつ、突然の帰国は理解できない。彼は好意を受けた現地の人に何を残したのだろう。本人が書いた本からそう思えてしまうところが悲しい。

印象派の画家ゴーギャン(本書ではゴーガン)の一回目の2年のタヒチ滞在記。彼は一旦、タヒチでの画業の成…

投票(20コメント(0)2020-02-11

決定版 2001年宇宙の旅

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決定版 2001年宇宙の旅

本書では、人類が何故進化し、そして進化した人類がその後どうなってゆくのか、を地球外生命体との接触と関連付けて書いている。その地球外生命体の有様は、実は「幼年期の終わり」の地球人の行く末と重なる気がする

「はじめに」には、宇宙進出時代を迎えた人類が何故、まだ地球外生命体と接触がないのか、本書はその疑問に…

投票(27コメント(0)2020-02-09
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