【YONDEMILL献本】オモヒヤル
夫婦のイライラ話、その文体・構成に読者にもイライラが大伝染します。これってSF?
Amazonで「おすすめ sf」と紹介されていたものの、この小説は決してSFではないと考える塩味…
本が好き! 1級
書評数:2214 件
得票数:30098 票
「本を褒めるときは大きな声で、貶すときはもっと大きな声で!!」を金科玉条とした塩味レビューがモットーでございます。
夫婦のイライラ話、その文体・構成に読者にもイライラが大伝染します。これってSF?
Amazonで「おすすめ sf」と紹介されていたものの、この小説は決してSFではないと考える塩味…
マジ300ページでこの濃い内容はあり得ません。ディック、Pブール、ホーガン、クラーク、ハインライン、ウエルズといった巨人達の名作の美味しいところをかき集めた豪華絢爛な内容となっています。満腹っす。
この小説は欲張りすぎです!!!たった300ページ余りの書籍なのにその内容は「高い城の男(FKディック…
戦艦といえば世間の評判はやはり「大和」。武蔵は影が薄い不遇な妹なのでした。兄は死しても宇宙で活躍したしね。
世界一の巨砲を搭載した戦艦は戦後70年経とうとする現在でもなお「大和」なわけで、実は武蔵と大和は姉妹…
実際、毒薬危険!!!タイトルが過激だ!と思った人もいるでしょうが、内容はタイトルどころではないですよ。ホント。
この世には、ろくでもないクズや馬鹿やゴクツブシやゴキブリやカスやバイタや阿呆や智愚や魯鈍や人でなし…
吉村氏の初期の名作。この小説は220ページと薄いものの、暑くて、熱くて、篤くて、迂闊に本を手にするとアッチッチと火傷するぜ!!!
吉村氏の初期の名作。この小説は220ページと薄いものの、暑くて、熱くて、篤くて、迂闊に本を手にすると…
Fとは何ぞや???すべてを「F」にした渾身のレビューに刮目されたし。
「すべてがFになる」 F とは何ぞや???が終盤の謎ときまで全く分からない。解を得た後も私たち凡人に…
狂気の天才作家ディックは「栴檀は双葉より芳し」多重泥沼地獄からの脱出はなるか。
「宇宙の眼」は、1957年に書かれたディック初期の作品。ありそうな題名だし、ディックファンを自任する…
作中「ブリーチ」の出現は偶然か?漫画・BLEACHの舞台である空座町(からくらちょう)と尸魂界(ソウル・ソサエティ)のように、同じ場所に2つの世界が存在する。
警察小説、若しくはミステリーなんだけど、この小説の主人公は「ベジェル」と「ウル・コーマ」という2つの…
この美少女誘拐殺人犯は最後までどの推理小説ファンにもわからない。
大どんでん返しの結末に拍手。秀逸な設定でストーリーにも無理がない。探偵小説におきまりのウイットもち…
「地獄は頭の中にある」。ギミックなアイテムのドライな解説と、戦闘シーンの実にウェットな(夢に出てきそうな「肉肉しい」)表現の対比が秀逸。
若き天才の早逝を惜しむ。著者伊藤計劃は本書を出版後、1年余りで天に召された。本名著が処女作であり、…
一大抒情詩の序幕です!!!ファーストコンタクトものであるが映画「未知との遭遇」や「ET」のようなクリーチャーが出現しないでところがクラークのうまいところ。全巻読んだら満腹間違いなし。
ある意味SFの原点であり古典。ファーストコンタクトものであるが映画「未知との遭遇」や「ET」のような…
発表当時の1975年にはお大受けだったそうだが、今となってはB級戦争映画にも使われないようなありきたりなプロットですね。
ジャックヒギンズの唯一の読むに耐える作品。第二次世界大戦の架空のエピソードを得意とするヒギンズだが、…
「機動戦士ガンダム」の元ネタとされていますが、なるほど表紙の絵はガンキャノン(?)。モビルスーツが「宇宙の戦士」のパワードスーツのパックリであることは否めませんが、読んでみると両者は全く別物です
「機動戦士ガンダム」の元ネタとされていますが、なるほど表紙の絵はガンキャノン(?)。モビルスーツが確…
和製SFもここまでの水準に来たという喜びを単純に楽しんでほしいと思います。
個人が完全に管理された社会を背景に繰り広げられる小説は、過去にも数々の名作があり、「1984年(オー…