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アインが見た、碧い空。 あなたの知らないベトナム技能実習生の物語

4.75
4.75 pt|書評 5
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  • 著者:
  • 出版社: 学而図書
  • 価格: 1980
  • 発売日:
  • ISBN: 9784991209147

ライトノベル×解説で、日本の技能実習制度の本質がわかる。

【概要】
──夢やぶれた技能実習生が、未来を取り戻す物語。

ベトナム中部、フエ。現地の大学を卒業したアインは、金銭の魅力と日本への憧れから、技能実習生として日本で働く道を選んだ。

いわれるままに学歴を詐称し、大卒者であることを隠して日本で働くアインは、単純労働の繰り返しの果てに、ひとつの事実に気づく。彼女の将来の可能性は、もうどうしようもないほどに行き詰まってしまっていた。時を同じくして、アインの友人が実習先から失踪し、道を踏み外したことが明らかになる。

金銭と引き換えに未来を失っていく、アインたち技能実習生。しかし、実習生と深く関わり、その力になりたいと願う人々が、彼女たちの未来を取り戻すために動き始めた。

この国の経済を下支えする実習生たちと、日本人はどう向き合うべきなのか。ベトナムで元・実習生の再教育に携わってきた著者の紡ぐ物語が、日本の「いま」を明らかにする。

【目次】
はじめに
主な登場人物

第1部 碧い空の上。
解説Ⅰ アインの決断──ベトナム技能実習生
  解説Ⅱ 技能実習制度──「現実」の歪み
  解説Ⅲ 「問い」から見えるもの
  解説Ⅳ 呪縛

第2部 碧い空の中。
  解説Ⅴ 行政書士と在留資格制度
  解説Ⅵ 「ベトナム人犯罪」
  解説Ⅶ 評価されるキャリア
  解説Ⅷ 技能実習制度の歪み、その正体。あるいは、文化資本のギャンブル的変容。

第3部 碧い空の下。
  解説Ⅸ 在留資格制度における〈実務経験〉と〈上陸拒否期間〉 
  解説Ⅹ 評価されるキャリアと日本の実像
  解説Ⅺ 日本の「簿外債務」=負の社会関係資本

エピローグ アインが見た、碧い空。
あとがき
 

【出版社/編集者/著者からのメッセージ】
この『アインが見た、碧い空。』は、日本の「技能実習制度」を、ベトナムからの技能実習生・アインの視点から描いたライトノベル作品です。

いま、この国では、農業や漁業、ものづくりの工場や介護の現場など、あらゆる分野で外国からの「技能実習生」たちが働いています。しかし、この制度をめぐっては、アメリカの国務省が「強制労働」と表現するなど、そのマイナス面が次々と明らかになってきました。いま、この国を下支えしている技能実習生たちの身に、いったい何が起きているのでしょうか?

本書では、主人公・アインをめぐってベトナム・日本の両国で展開される物語と、だれもが気軽に読めるオーディオコメンタリーのような解説で、技能実習制度の本当のすがたにせまります。この制度の真の問題はどこにあるのか、ぜひ本書を通してご一緒にお考えください。

【著者略歴】
特定行政書士、ベトナム国立フエ科学大学特任教授。中国・モンゴルをはじめとしたアジア圏の専門家として、イミグレーション法務等を中心に幅広く活動している。著書に『外国人雇用の実務』(中央経済社)ほか多数。

【どのような方におすすめか】
小説やライトノベルをお好きな方でしたら、どなたにもおすすめいたします。
日本の時事問題・社会問題や国際問題に関心をお持ちの方、学生の皆さまにも特におすすめの作品です。

献本は終了しました ※応募方法

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