ムーミン2号さんの書評




ミステリの守備範囲とアンソロジーの良さについて
江戸川乱歩・編による『世界推理短編傑作集』(全5巻)を擁する創元推理文庫が、また別のアンソロジーを編…
短編ミステリの二百年1 (創元推理文庫)
江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』を擁する創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たな一大アンソロジー。およそ二百年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を彩る名作・傑作を評論家の小森収が厳選、全6巻に集成する。第1巻にはモームやフォークナーなどの文豪、サキやビアスら短編の名手、ウールリッチやコリアたち俊才による珠玉の12編をすべて新訳で、編者の評論と併せ贈る。



この手の個人編集によるアンソロジーは、読み手の趣味趣向と編者のそれが合致するかどうかで評価が大きく変わると私は思っている。そして残念ながら、私は編者の小森収(おさむ)のそれとは合わなかったようだ。
江戸川乱歩編『世界推理短編傑作選』を擁する創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たな一大アンソロジー…




この第1巻だけでも500頁をこえているうえに「全5巻」というシリーズに、うっかり手を出してしまった。
「全巻を読破するには、どれだけかかるのだろうか」と頭をかかえてしまいました。そもそも「短編」集だとい…




この短編集の白眉は、むしろ巻末の小森氏の評論の方なのではないだろうか?
冒頭を飾る短編「霧の中」の退屈極まる長々しさや、その後に続く作品のいずれ劣らぬ薄味さなどの数々の不満…

ミステリ幼年期の終わり―「謎」か「奇妙な味」か
『短編ミステリの二百年 1 モーム、フォークナー他』小森収編 深町真理子他訳を読む。 モームとフォ…



短編ミステリの歴史の長さに驚く。古典ともいうべき名作の味わい方を教えてくれる一冊
本書は創元推理文庫が、以前のアンソロジーを改訂・補綴して装いも新たに生み出した新シリーズだ。元のアン…