ことなみさんの書評



「銃」に続く2作目。デビュー作の「銃」とのテーマの類似点が話題になっていた、「銃」は読んでいないが、この暗い魂の異常な揺れや、執着心のありかは想像できた。銃もそのうち読んでみよう。
両親を失ったが裕福な家庭に引き取られ、不自由のない大学生である。だが、心の底に大きな喪失感の暗い塊が…

壊れたような言動の男。怖さとともに、少しだけ、分かる気がする表現。
著者のデビュー2作め、2004年の作品で野間文芸新人賞受賞作品だそう。中村文則は「掏摸」を読み、…





さあ、「地獄巡り」を始めよう。
※ブクレコに2015年4月2日に投稿したレビューの再録。 私は小説は読むものの、そのほとんどが…



非常に「陰鬱」な小説なので、気分が落ち込んでいる時には読まない方がいい。好き嫌いがはっきりする小説かもしれない。
誰にでもこういった「闇」はあるとは思うが、それをストレートには表現できない。なんかモヤモヤとした感覚…





そしてこれがデビュー二作目
『遮光』(中村文則) 読了です。 デビュー二作目です。 一作目の「銃」と同じく、日常に紛…




それは現実世界を遮光してしまったかの様である。
彼女を失った主人公は、彼女の一部を瓶の中に入れる事で彼女を感じ、嘘をつく事で彼女を生かし続ける。 …