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雪国

4.3043
4.3 pt|書評 28
詳細情報 - 開く閉じる
  • 著者:
  • 出版社: 新潮社
  • 価格: 380
  • 頁数: 208P
  • 発売日:
  • ISBN: 9784101001012


頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。

人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作。
--このテキストは、




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書評一覧

千世さんの書評

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千世

読めば読むほどに、雪国の寂しい情景と駒子の生き方が重なり合い、駒子の思いに触れていく。駒子にとって島村が、島村にとって駒子が、強く魅かれつつも決して結ばれない運命ならば、もう会うべきではない。たぶん。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」  この雪国では、新緑の季節や夏の登山、秋の紅…

投票(5コメント(1)2026-05-17

ツンドクさんの書評

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ツンドク

「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。」で有名なノーベル賞作家の代表作です。「吾輩は猫である」なみに有名な書き出しです。不思議な本です。実際は読めども読めどもトンネルを抜けずに終わります。

川端康成はノーベル賞受賞者なので外国にも研究者がいるらしいですが、終わりのハッキリしない小説を書く作…

投票(11コメント(0)2012-11-03

携帯は本さんの書評

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携帯は本

主人公島田は「無為徒食」と自嘲するが文筆業で、半ば私小説である。大東亜戦争のさなか、時局に背を向けて耽美的なこの作品を断続的に書き続けていたという。同時代の谷崎潤一郎『細雪』に戦意がまったく無いように

 駒子が芸者になって師の治療費を工面したのを「徒労だ、と言う言葉をぶつけてやりたくなった」と唐突に思…

投票(1コメント(0)2011-07-17