レビュアー:
▼
男子禁制、女性しかいない村があった。そこでは、どのようにして子供を作ったのか。
男女関係とか結婚が昔から現在、そして遠い未来にどう変わってきて、今から2000年後にはどうなっているか、それぞれを山田詠美の鋭い独特の視点で物語を造った短編集 表題作を含め13作品が収録されている。
最近のことは、本を読むことによって知り得るしかないが、結婚できない男性の方が女性より圧倒的に多いから、女性が社会的に強くなり、見捨てられる男性が多くなってきたのだと想像していたが、本を読むと、どうも現実は違うようだ。
マッチングアプリとか合コンに関する本を読むと、女性は懸命に、有名大学卒で社会的にも前途が約束されている男性を求め、男性も自分の卒業大学と現在の社会的立場を考慮して、女性を選別、無慈悲に切り捨てているようだ。
江戸時代も、男性に相応しい家庭の女性をあてがう。男性が夜遊びしようが妾を持とうが、社会的にとがめられることはなく、女性が男と密通すれば、その女性も男も夫が殺害しても、罪には問われなかった。むしろあっぱれと賞賛された。形はややそのころから変化はしているが、今でも本質は変わっていないように思われる。男は優秀な種馬、その種馬の子供を作るのは、女性であり、それを肌馬という。
その村には女性しかいなかった。男性が村にはいろうとすると、番人が拒否し村には入れなかった。その代わりに、むらはずれには陰茎が蘇生していた。村人たちは、他の村には男性が存在していることは知っていた。
女性が気持ちがたかぶってむらむらしてくると、陰茎が群生する川べりに行って、自分にあいそうなヘヴンさんを見つけ、もてあそび、すこしずつ足の間に差し入れてみる。そして、ちょうどよくはまりそうなのを選んだら、出し入れを楽しむ。もし子供が欲しかったら、根元が赤くなっているヘヴンさんを選ぶ。そして、抜き差しのタイミングにあわせて、その張り詰めた部分を指を使ってぐいぐいと押すのである。すると樹液のような汁がふきだし、上手く女の内部に命中すれば、彼女は妊娠できるのだ。
山田詠美しか考えつくことができないし書くことができない、山田ワールド全開の物語。
最近のことは、本を読むことによって知り得るしかないが、結婚できない男性の方が女性より圧倒的に多いから、女性が社会的に強くなり、見捨てられる男性が多くなってきたのだと想像していたが、本を読むと、どうも現実は違うようだ。
マッチングアプリとか合コンに関する本を読むと、女性は懸命に、有名大学卒で社会的にも前途が約束されている男性を求め、男性も自分の卒業大学と現在の社会的立場を考慮して、女性を選別、無慈悲に切り捨てているようだ。
江戸時代も、男性に相応しい家庭の女性をあてがう。男性が夜遊びしようが妾を持とうが、社会的にとがめられることはなく、女性が男と密通すれば、その女性も男も夫が殺害しても、罪には問われなかった。むしろあっぱれと賞賛された。形はややそのころから変化はしているが、今でも本質は変わっていないように思われる。男は優秀な種馬、その種馬の子供を作るのは、女性であり、それを肌馬という。
その村には女性しかいなかった。男性が村にはいろうとすると、番人が拒否し村には入れなかった。その代わりに、むらはずれには陰茎が蘇生していた。村人たちは、他の村には男性が存在していることは知っていた。
女性が気持ちがたかぶってむらむらしてくると、陰茎が群生する川べりに行って、自分にあいそうなヘヴンさんを見つけ、もてあそび、すこしずつ足の間に差し入れてみる。そして、ちょうどよくはまりそうなのを選んだら、出し入れを楽しむ。もし子供が欲しかったら、根元が赤くなっているヘヴンさんを選ぶ。そして、抜き差しのタイミングにあわせて、その張り詰めた部分を指を使ってぐいぐいと押すのである。すると樹液のような汁がふきだし、上手く女の内部に命中すれば、彼女は妊娠できるのだ。
山田詠美しか考えつくことができないし書くことができない、山田ワールド全開の物語。
お気に入り度:





掲載日:
外部ブログURLが設定されていません
投票する
投票するには、ログインしてください。
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:幻冬舎
- ページ数:0
- ISBN:9784344435506
- 発売日:2026年04月09日
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。
『肌馬の系譜』のカテゴリ
登録されているカテゴリはありません。






















