大統領奪還指令7-陰謀のセオリー

サイレント・コアシリーズの大統領奪還指令編、第7弾です。 内容は『アメリカ陥落8 暗黒の夏』からストーリーが続いています。
“このプレジデント”は買い!
神話①野菜は先に食べるべき?佐々木さんはこの後の内容で
「野菜をまとめて先に食べ、その後にごはんを食べましょう」とよく聞きます。病院でも医師が糖尿病の患者さんに勧めていますし、「ベジファースト」という言葉も広く普及しています。
確かに、「炭水化物を先に食べる」群と「野菜を先に食べる」群を比較した研究では、食後血糖値の上昇は後者のほうがゆるやかだったという結論が示されました。この結果は糖尿病患者でも健常者でも確認されています。胃の中にあらかじめ野菜を入れておくことで、空っぽの胃に糖が入ってきたときよりも血糖値の上昇がゆるやかになるメカニズムは、“発見の科学”として確かです。
神話②油はオリーブオイルが最善?この内容のおかしな点については
アメリカ人は動物性脂肪を多く摂取しています。豚の脂肪(ラード)の飽和脂肪酸含有率は39%、バターは50%。これらの食品から飽和脂肪酸をとりすぎると心臓疾患のリスクが上がると指摘されています。動物性油脂を日常的に多く摂取する食文化において、不飽和脂肪酸の豊富なオリーブオイルに切り替えることには、確かに道理があります。しかもヨーロッパ移民の文化を持つアメリカでは、オリーブオイルは入手しやすい。手軽に買える範囲内でベターな選択をするのは極めて合理的です。
一方、日本人はどうでしょうか。下の脂肪酸組成比較表をご覧ください。私たちがよく使うサラダ油(調合油)は、酸の含有率は、菜種油が86%:7%、大豆油が78%:15%。一方のオリーブオイルは81%:13%。オリーブオイルと遜色ないどころか、菜種油にいたってはオリーブオイルよりも不飽和脂肪酸の割合が多いのです。
この表は、文部科学省がインターネットで公開している「日本食品標準成分表」をもとにしています。オリーブオイルが体にいいという話はこれほど巷にあふれているのに、なぜこの比較表がなかなかメディアで紹介されないのか、なんとも不思議です。
神話③玄米には有害物質が多い?僕が考える
玄米には、食物繊維、ビタミンB1、カリウム、マグネシウムなど、白米と比較して豊富な栄養が詰まっています。それだけでなく、玄米やオーツ麦をはじめとする全粒穀物には、心筋梗塞、脳卒中といった循環器疾患を予防する効果が確認されています。これほど幅広い予防効果を持つ食品は、栄養学的にも本当に珍しいといえます。
ところが、カドミウムや無機ヒ素といった有害物質のリスクを理由に、玄米を警戒する人が少なくおりません。とりわけ日本人には、「口に入れる農薬や有害物質をゼロにしたい」という潔癖症的な傾向があります。玄米の安全性を疑ってしまうことにも、他人の責任を重く考える人間の心理が関係していると思います。
神話④糖質オフで糖尿病はよくなる?この理由を僕は説明できます
低糖質食(糖質10~26%未満)については、3ヵ月後にはヘモグロビンA1cの有意な改善が見られました。しかし、6ヵ月後にはやや効果が薄まり、12ヵ月後には効果がほぼ消失していました。
対して、糖質制限食(26~45%未満)はどうだったか。実験全期間の12ヵ月間を通じて、改善も悪化も認められませんでした。個人差を示すバーを見ると、改善した人もいれば悪化した人もいて、全体としてはプラスマイナスゼロだったのです。
「糖質オフダイエットの中で、低糖質食では3ヵ月から6ヵ月の間、糖尿病の改善効果が認められた。一方の糖質制限食については、1年間の全期間を通じて改善効果は認められなかった」。これが、メタアナリシスが導き出したエビデンスです。
私が湯河原で行った調査では、健診を受けている40~50代の町民21人に持続血糖測定器(CGM)をつけてもらったところ、全員が食後血糖異常を示し、21人中14人が糖尿病の診断基準を満たしていました。もちろん、ヘビーな糖質を摂ったときのデータではありますが、140㎎/dLを超えている以上、高血糖には違いありません。程度の差こそあれ、糖質疲労の状態は相当広く存在しているはずです。目安としては、おにぎり2個──特別な大盛りではなく、ごく一般的な昼食程度の糖質量──で多くの人の血糖値が140㎎/dLを超え、200㎎/dLに達する場合も珍しくありません。僕にとっては“当たり前”の話ですが
1食あたりの糖質量を20~40グラムに抑え、間食は10グラム以下に。1日トータルの糖質量を70~130グラム以内に収めるという考え方です。極端な糖質制限はストレスで長続きしませんし、糖質を完全に断つと食物繊維が不足して体調不良を招くこともあります。これは
ここで多くの人が驚くのが、朝・昼・晩の糖質配分。結論から言うと、朝食がもっとも糖質を控えるべきタイミングです。「朝はしっかり糖質を摂ってエネルギーを補充しよう」「朝のフルーツは金」──こうした通説は、血糖コントロールの観点からは完全に逆です。実は朝が一日の中でもっとも血糖値が上がりやすい時間帯なので、糖質は20グラム程度で十分なのです。
では朝食に何を食べるか。答えは「油とたんぱく質」です。朝に油とたんぱく質をしっかり摂ると、「インクレチン」というホルモンが分泌されます。このインクレチンが昼食や夕食の血糖値上昇を抑えてくれるのです。同じ昼食を食べても、朝食で油とたんぱく質を摂った日とそうでない日では、血糖値の上がり方がまるで違います。
インクレチンには「GIP」と「GLP-1」の2種類があり、油はGIPを、たんぱく質はGLP―1をそれぞれ分泌させます。血糖上昇を抑える力はGIPのほうが約2倍も強いため、特に優先して摂るべきなのが油ということになります。
「野菜から食べれば血糖値は上がりにくい」とされる、いわゆる「ベジファースト」を実践している人も多いでしょう。しかしこれも、最新のエビデンスでは否定されつつあります。糖質を摂る前に
実は、厚生労働省の「食事摂取基準」でも、2020年版にはベジファーストの記載がありましたが、25年版ではこの記載が削除されています。ベジファーストの根拠とされてきた論文をよく読むと、血糖値を抑えていたのは野菜そのものではなく、そこにかかっていたオリーブオイルのほうだった、というのが私の解釈です。
確かに、野菜の食物繊維が血糖値を下げる効果はあります。しかし、食物繊維がインクレチンを出させるには、まず腸内細菌による発酵を経て短鎖脂肪酸に変換される必要があり、即効性はありません。食物繊維の効果は、日々の継続的な摂取でインクレチンのベースラインを底上げすることにあります。
一方、毎食ごとにインクレチンをポンと出させるのは油とたんぱく質の役割です。だからこそ、食べ順は「オイルファースト」「たんぱく質ファースト」が圧倒的に有効なのです。
40代に入り、それなりに健康に気を使うようになった。毎朝納豆を食べ、卵は一日2個が最低ノルマ。血糖値についても、食後に乱高下しないようにたんぱく質ファーストを守っていた。これも僕に言わせれば
それで昼食後は眠くなかったのかと聞かれれば、そうでもない。睡眠不足もあるかもしれないが、昼過ぎには当たり前のように眠くなるため、20分ほど仮眠をとることが習慣になっていた。
今回、本稿で山田さんが紹介した持続血糖測定器を試すことになったのだが、内心「自分の血糖値が高いはずはない」と高をくくっていた。試したのは「Dexcom G7」。上腕部に張り付けたセンサーでグルコース値(血糖値)を常時計測し、その結果を準リアルタイムでスマホアプリに飛ばしてくれるという。
計測初日、ちょっとファミレスでビールとワイン、サラダに蒸し鶏、ハンバーグなどのつまみを食べると、それだけで血糖値は140㎎/dLを超えた。糖質が多い料理はなるべく避けていたのに、それでも超えるのかと驚いた。
それからも日々計測が続いたが、計測した約10日間で、140を超えなかった日は一度もなかった。ごはんの量を減らし、先にたんぱく質や脂質を食べるようにしても、140あたりまではすぐに上がってしまうのだ。この期間、血糖値は最高で192を記録。このときは家族でラーメンを食べ、食後にドーナツを食べたので、確かに糖質量は多いのだが、食事量そのものはいたって普通。
海外で長寿菌として扱われている菌に「アッカーマンシア菌」があります。この菌は、肥満や血糖値の高い人の腸内に少なく、欧米の百寿者(100歳以上の高齢者)に多いことが報告されており、遺伝的に短命な早老症マウスに投与したところ寿命が延び、加齢に伴う体温低下や低血糖、血管の線維化が軽減されたという論文もあります。僕は毎朝
赤ワインやベリー類、ザクロなどに含まれるポリフェノールを多く摂るとアッカーマンシア菌が増えるという研究もあるのですが、日本人にアッカーマンシア菌を保有している方はそう多くないことがわかっており、日本人には摂っても効果がない人も多い可能性があります。
もしポリフェノールを摂りたい場合は、エラグ酸の多いザクロなどを食べるとよいでしょう。ただし、エラグ酸を「ウロリチン」という有用物質に変換する菌を腸内に持っている人と持っていない人がいて、効果には個人差がある点も知っておいてください。
たんぱく質の1日当たり摂取量については、「推奨量」と「目標量(エネルギー比率)があります。推奨量は最低限の量で、目標量が本当に健康でいるための数値です。しかし、目標量はエネルギー摂取量に対する割合で示され、ややわかりにくいことも影響して、大半の人が「推奨量を摂れば十分」と誤解しています。上月さんは「1度の食事で吸収できるたんぱく質の量は30グラム」
2025年版のたんぱく質摂取の1日当たり推奨量では18~64歳の男性が65グラム、65歳以上の男性が60グラム、18歳以上の女性が50グラム。厚労省によれば、19年のたんぱく質の1日当たり平均摂取量は約70グラム。したがって、推奨量はクリアしているようです。
ところが、カロリー計算に基づいてたんぱく質摂取の目標量を割り出すと、推奨量では全然足りません。例えば、1日のエネルギー必要量が2600キロカロリーである50歳男性の場合、たんぱく質摂取の1日当たり目標量は、91~130グラムという結果になります。上限値で見れば、推奨量の約2倍のたんぱく質を摂らなければならないことになります。
日本腎臓学会によれば、60代の約4人に1人が腎臓病で、標準体重×1.5グラム以上のたんぱく質を摂ると、死亡率が高まるという報告があります。体重が60キロなら90グラム
脂質を構成する「脂肪酸」は、大きく4種類に分けられます。どうもオリーブオイルに関して言えば
1つめが「飽和脂肪酸」。バターやラードに多く含まれ、常温で固まりやすく、摂りすぎると体脂肪として蓄積されやすい「脂」です。2つめが「一価不飽和脂肪酸(オメガ9系)。代表格はオリーブオイルで、体内で炭水化物から合成することもできます。この2つは「体が自分で作れる油」です。
問題は残りの2つです。3つめの「オメガ6系の多価不飽和脂肪酸」はサラダ油や大豆油、コーン油などに含まれます。4つめの「オメガ3系の多価不飽和脂肪酸」は魚油やえごま油、アマニ油に含まれるものです。オメガ6とオメガ3は体内で合成できないため「必須脂肪酸」と呼ばれ、食事から摂取するしかありません。いずれも冷蔵庫に入れても固まらず、体脂肪として蓄積されにくい「油」です。
では、オメガ3とオメガ6はどれくらいの割合で摂取するのがベストなのでしょうか。従来はオメガ3が1に対してオメガ6が4でよいとされてきましたが、私としては「1対2」が理想的と考えています。
しかし、まずは最低ラインとして「1対4」を目標にするとして、魚だけで達成するとしたら、どれくらい食べる必要があると思いますか?答えは、1ヵ月で15~30食、つまりほぼ毎日か、最低でも2日に1回のペースです。「1対2」を目指すなら、昼も夜も魚を食べてようやく達成できるレベルです。
私の会社で実施した約600人の一般人を対象に血液中の脂肪酸を分析した調査では、オメガ3インデックス(EPAとDHAの割合)が目標値に達していたのはわずか12.5%、つまり8人に1人でした。僕は一応
私たちが摂る油には、自分で料理するときに使う「見える油」と、加工食品などに含まれている「見えない油」があります。比率でいうと前者が20%で、後者が80%を占めています。つまり「見えない油」を知らず知らずのうちに摂りすぎているということです。
「見えない油」を知る手がかりは、原材料表示に「植物油脂」「加工植物油脂」と書かれているかどうかで、これらはほぼオメガ6です。
日常的に多くの塩分を摂取していると、大腸も塩分過多な状態となり、そうした環境でも生息できる腸内細菌が増えてしまい、バランスを崩すことにつながります。そうして腸内細菌のバランスが乱れた状態が定着してしまうと、血圧が上がってからあわてて塩分摂取量を減らしても、血圧はなかなか下がらないようです。さらに血圧上昇に働きかける腸内細菌が棲みついてしまった場合、血圧降下剤を飲んでも効果が出にくくなる可能性もあります。なるべく早いタイミングで減塩を始めて、腸内に血圧を上昇させるような菌を棲みつかせないことが重要です。どうも“塩”が血圧を上げるのは

サイレント・コアシリーズの大統領奪還指令編、第7弾です。 内容は『アメリカ陥落8 暗黒の夏』からストーリーが続いています。

緊急up! 本日発売なのだ! さあみんな! タヌキを愛でたまえ!

ビッケはビッケ、いつものビッケでいいじゃないか。

黒地に白ぬき文字で、ストライキに参加した労働者たちと警官隊との衝突シーンの頁が通奏低音のように挟みこまれている。 その陰惨な描写から、なぜか眼をそらすことができない。

移動図書館って体力勝負なんだ!
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