ゆりかごのまりもさんの書評



じゃあいっしょにいてくれる?
直木賞候補と知って読んだ。大抵いつも、ノミネートされている作品、全て受賞で良くないか?と思う。 …





「光のとこにいてね」この一言に込められた想いの量に涙せずにはいられない
裕福な家に産まれ、ピアノ、スイミング、書道、英会話、バレエと沢山の習い事で毎日が埋まっていく。そん…





本当に一穂ミチ作品は残酷だ。残酷で美しくて愛おしい。
鋭利な刃物でいつの間にか切られたような、その傷口は痛いのに、どこか甘い快楽をともなっていて、物語から…



女性同士の純愛小説です。
小瀧結珠(こたきゆず)は小学校2年生である。今日は母に連れられて、あるマンションに来た。そこで出会っ…




ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった。環境も性格も異なるふたりの少女は惹かれ合った。けれど、束の間の別れ。大人になって出会っても、やはり惹かれ合った。切なく、それでいて、強い気持ちになれる物語。
友人だからこそ、打ち明けることができることがある。 そんなことを思い出せてくれる物語。 運命…





冷静に考えると、これは酷い裏切りだ。なのに心が揺さぶられる、そんな小説です。
まさかの百合オチに驚きました。 >>せっかく大人になったのに正しい方を、幸せなほうを選べな…




救いがあるようで無いようで、結珠と果遠のそれぞれと二人の関係の成長はどきどきするくらい面白い。
最初から結珠と果遠が代わるがわる語っていくスタイルで、同じ光景を二人の異なる視点から説明していくのっ…



結珠(ゆず)と果遠(かのん)の友情物語……と思って読んでいたら、終盤になるほどに「友情」の枠では捉えられない関係に?
「私」の視点で経年的に語られていく、という小説ですが、 「私」が「結珠(ゆず)」と「果遠(かのん)…

不安要素がてんこ盛りのベストセラー小説。
最近人気が出ている作品ですし、ショートカット先 「スモールワールズ」 で不完全燃焼感があったので手に…

結珠(ゆず)と果遠(かのん)の二人の、小学校2年生から29歳までのお話。
572 一穂ミチ 「光のとこにいてね」 結珠(ゆず)と果遠(かのん)の二人の、小学校2年生から…




それは優しい嘘だね。
子どもの頃の一途な想いが危うくて、魅力的で、どんどん読み進んでしまう。 弱い方が捨てるという言葉が…




なぜ「光のところ」ではなく「光のとこ」なのか
団地で暮らす母子家庭の果遠と、裕福な家庭に生まれて私立の小学校に通う結珠。異なる境遇の2人だが、ある…





一瞬の出会いが一生の友を作ることもある。離れている時間が長いのにずっと繋がっている、そんな二人。
一穂ミチ作品は3冊目だけど、これが一番好き! あることをきっかけに互いに“かけがえのない存在”と…


168回直木賞の候補作です。受賞は叶わなかったようですが,読み応えの ある作品でした。
ある団地に住んでいた母子家庭の7歳,小学2年生の少女,果遠(かのん)。 彼女の母は,変わり者で自…