吉田あやさんの書評




階段の下で夫が死んでいた。殺してもいない旦那の死体発見現場から逃亡するのはなぜなのか。疑って、疑って、転がされて、迷走する。「無実」とは何か。人間は無実のまま生涯を終えるには欲望が勝りすぎる。
ある日、階段の下で夫が死んでいた。人工呼吸を試みるも完全に死んでいる事が分かり「お別れにはいいタイミ…
投票(21)コメント(0)2021-10-21
全てが伏線。二度読み必須!
“わきまえない女”が主人公の痛快ミステリ。
パッセンジャー=乗客/旅人/助手席にいる者/厄介者
「無実」なら、なぜ逃げる──
【あらすじ】
階段から落ちて事故死した夫の死体を見た瞬間、「わたし」の逃亡生活がはじまった。 別人になりすまして第二の人生をスタートしたはずが、たちまち正体不明の追手に襲われる。窮地を救ってくれたはずの女バーテンのブルーも、「わたし」の人生の歯車をさらに狂わせていくーー。 次々と名前を変え、外見を変えて逃亡する「わたし」とはいったい誰。なぜ、何から、逃げ続けるのか。すべてのピースが一つにつながる驚愕のクライマックスまで一気読み必至。