〈ボウエン・コレクション2〉全3巻 第1回配本!
20世紀英国文壇を代表する作家エリザベス・ボウエン。
1920-30年代という戦間期の不安と焦燥を背景に、
ボウエンならではの気配と示唆に浮かぶ男女の機微――。
本邦初訳の初期小説三冊を集成した待望のコレクション。
イタリア・リヴィエラ海岸のホテルはホリデー客でにぎわっている。医者になりたいシドニー・ウォレンは受験の疲れを癒しに、束の間ここにきている。彼女は倦怠感を漂わせる未亡人ミセス・カーに心惹かれる。ミセス・カーには20歳の息子ロナルドがいて、ドイツからここにやってくるという。ミルトン牧師、ロレンス三姉妹、第一次大戦の後遺症に悩む青年アメリングをまじえ恋がもちあがり……。イギリスの風習喜劇の雰囲気と1920年代戦間期の不安な心理を、地中海の陽光まぶしいひと夏に鮮やかに浮かび上がらせたボウエンの手腕、長篇デビュー作。
- 著者: エリザベス・ボウエン、太田良子
- 出版社: 国書刊行会
- 価格: 2970円
- 頁数: 340P
- 発売日: 2021年04月18日
- ISBN: 9784336071026
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