Kiyoぴんさんの書評





人間魚雷「回天」の話。その存在は知っていたが「神風特攻隊」の方が物語の主題として数多く語られているせいか、あまり知られていない。しかし人間の命を道具として消費することになんら本質的な差はない。
時代は開戦前夜。主人公並木浩二はA大野球部のエース。3年前の甲子園優勝投手は鳴り物入りでA大に入学し…




死の直前まで夢を諦めなかった特攻隊員の葛藤が描かれている。
1941年12月7日、日本時間では12月8日未明、ハワイオアフ島南岸の真珠湾にあるアメリカ海軍の根拠…

読んでよかった。あの時代の日本を描いた作品。
あの時代の日本。世界に楯突いてどうにも引き下がれなくなってしまった日本。愛国の名のもとに神を信じ無…




「出口の無い海」は、学徒出陣で海軍に入り、回天の搭乗員として、死ぬことが決まっていながら、最後まで「魔球」を完成させる夢を捨てなかった男並木浩二の物語である。
「出口の無い海」 (横山秀夫:講談社文庫)を読んだ。市川海老蔵主演で9月16日から公開される映画の…





同じ有人兵器で青春を散華する物語であっても「永遠の0」の1000倍イケテル。警察小説の雄・横山秀雄の手によるものですが、堂々たる新境地です。
甲子園の優勝投手並木浩二は、太平洋戦争に学徒出陣することになります。愛する家族や友人、そして恋人と…



太平洋戦争末期に起死回生を目論んで投入された特攻兵器・人間魚雷「回天」に乗る事になった元甲子園のエースピッチャーが主人公の青春小説。実際の成果は49基出撃し、敵艦の撃沈は4隻であったらしい。【65点】



王道の戦争青春小説なれど
戦争の悲惨さを表現するとき、ドラマや小説、マンガでは、神風特別攻撃隊をテーマにするものが多い。横山秀…




出口のない海、このタイトルに惹かれ映画を見ました。
数年前と記憶していますが、海老蔵さんが主演していた映画が印象に残っています。 映画館に入ったきっか…




横山秀夫さんって、本当に凄いと思います。穏やかな大学野球の頁が終わり、人間魚雷「回天」の頁に入って、読者を追込む心理描写が続きます。
社会問題を題材にするのも良いと思いますけど、その社会は、一人ひとりの人間が集まってつくっているもの…





「永遠の0」に続いて読みました。
正直、「永遠の0」よりは、涙なしでは読めない…というほどではなかったのですが、 それでも所々で涙を…





戦時中の大学生に男の生き様を学ぶ、そんな戦争青春群像物語。涙なしでは読めないけれど、泣いたっていいんだ、哀しい時代の彼らは眩しすぎるから。
甲子園優勝投手の並木は、肘を故障するが新たな変化球の完成に 復活をかけていた。しかし時代は太平洋戦…



「永遠の0」に続いての戦争ものの本でしたが・・・
主人公の夢を本気で叶えさせたかったです。 時は第二次世界大戦の中。野球少年の主人公は毎日野球ば…



秘密裏に実行された人間兵器「回天」をこの世に知らしめておきたい。 そう願い回天と共に海に消えた並木の思いは,この忌まわしい兵器を決して忘れさせてはならないという思いだったのだろう…。
世界に類を見ない人間兵器「回天」。 戦時中という特殊な環境下で生きた若者たちを描いたこの作品は…





戦争小説は苦手だから、と言って避けたりせずに、是非読んで欲しい本。青春小説の傑作だと思ってまいす。
凄く良い小説だ。脱帽です。戦争というテーマに野球を絡めた小説なんですが、とても引き込まれました。 …




元甲子園の優勝投手が主人公という設定。大学で活躍できなかった彼が、戦局が悪化すると学徒出陣で海軍に。人間魚雷「回天」という体当たり部隊に配属。がそれも練習中の不運な事故で再浮上せず、戦場へも出る事もなく海へ消える。戦争のやるせなさを感じた。
映画では、主人公の市川海老蔵が白地に紺の文字でMeijiと書かれたあの明治大學の伝統のユニフォーム…




戦争と高校野球が交錯する夏。戦争に青春を奪われた大学生投手を描く。野球仲間との楽しそうなやりとり、幼なじみへの恋心がキラリと光るだけに、戦争のむごさが伝わってくる。2度泣きました。
夏。戦争と高校野球が交錯する。 広島、長崎の平和式典と全国戦没者追悼式。涙、癒えることのない記…