chiezoさんの書評





イビツな人生を粛々と歩む女、彼女と出会う人々が抱える哀しみ。
父を知らず、奔放な母と離れて暮らし、祖母に育てられた塚本千春。 隣家のおばさんの内職とバイトで小銭…
投票(19)コメント(2)2014-12-22





塚本千春を巡る9つの短編小説から成る小説、約30年間に渡る、彼女を含めたさすらう一つの家族の大まかな物語。
直木賞作家、桜木紫乃先生の「星々たち」を読んで久しぶりに感動しました。ネタバレしますので、ネタバレお…




舞台は北海道 桜木紫乃さんの描く北の大地の男女の恋愛と葛藤は先生の醍醐味ですね
ちょっと素敵な想定のハードカバー本を手に取りました 初出が2012年から2014年に掛けての「月刊ジ…




北海道のイメージは豊かな大地と抜けるような青空。しかし、実際は違う。咲子、千春、やや子3代の 晴れることのない人生の連作集。どこかで晴れの日がきてほしいと願いながら読み進む
今年の夏の北海道は、普通なら、梅雨とかかわりなく、爽やかな風と澄んだ青空が広がる大地があるはずが、…


タイトルの美しさに心惹かれて手にとった一冊。昭和の雰囲気漂よう時代を、たくましく生き抜いた塚本千春という女性の物語。今も、どこかで生きているような不思議な読後感を与えてくれました。
タイトルに心惹かれて手にとった本。 奔放な母親とも、実の娘とも生き別れ、昭和から平成へと移りゆ…



周りの目には”愚鈍”と映る千春だけれど、心の中には星のような光を宿していた。どう見たって不幸としか言えない人生なのに、彼女自身はそう思っていないように思える。