「ホンノワ」テーマ:
祝!周期律発見150周年(国際周期表年を記念して)
登録日:2019年08月03日 20時45分

タイトル: | 元素をめぐる美と驚き―周期表に秘められた物語 |
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著者: | ヒューオールダシー=ウィリアムズ |
出版社: | 早川書房 |
発売日: | 2012-11-01 |
価格: | 3024円 |
平均レート: | ★★★★ |
テーマの説明
本が好き、に参加して今年の秋で4年になります。掲示板に投稿はさせて頂いておりますが、自然科学系の本の掲示板が少ない感じがします。僕が検索した限りでは、風竜胆さん、ぽんきちさんがかなり前に立ち上げた掲示板があるのみ、の様に見受けられました。自分で掲示板を立ち上げるのは初めてで勝手がわかりませんが、自然科学系の掲示板を作ってみようと思います。
今年は、メンデレーエフが周期律を発見して150年、お子様の夏休みの自由研究にこの課題に取り組む方も多いのではないでしょうか。無理やりのこじつけで夏季限定の掲示板に致しますが、周期律や元素について語ろう、と言う掲示板を立ち上げてみました。
今年は、メンデレーエフが周期律を発見して150年、お子様の夏休みの自由研究にこの課題に取り組む方も多いのではないでしょうか。無理やりのこじつけで夏季限定の掲示板に致しますが、周期律や元素について語ろう、と言う掲示板を立ち上げてみました。
この読書会は終了しました。
[主催者の終了メッセージ]
8/17締切と言いつつ、主催者が昨夜は宴会で寝てしまい、今日の締め切りとなりました。
ちょっと敷居が高く、最初は自分だけ、を覚悟しておりました。ぽんきちさんをはじめ、三太郎さん、あかつきさんの投稿を頂けたのはよかったです。コミュニティを主催するのは初めてですが、普通に書評を投稿するのと異なり、参加者と交流できたのは楽しかったです。時間はかかると思いますが、投稿いただいた書籍で未読のもののうちいくつかは、いつかは読んでみようと思います。
これに懲りずに、またそのうち自然科学系の掲示板を立ち上げてみたいと思います。その時にはどうかよろしくお願い致します。
8/17締切と言いつつ、主催者が昨夜は宴会で寝てしまい、今日の締め切りとなりました。
ちょっと敷居が高く、最初は自分だけ、を覚悟しておりました。ぽんきちさんをはじめ、三太郎さん、あかつきさんの投稿を頂けたのはよかったです。コミュニティを主催するのは初めてですが、普通に書評を投稿するのと異なり、参加者と交流できたのは楽しかったです。時間はかかると思いますが、投稿いただいた書籍で未読のもののうちいくつかは、いつかは読んでみようと思います。
これに懲りずに、またそのうち自然科学系の掲示板を立ち上げてみたいと思います。その時にはどうかよろしくお願い致します。
なお、この読書会は8/17(土)までとさせて頂きます。主催者のレスが遅い場合もあるかもしれませんが、その点はご勘弁下さい。2~3日中には必ずレスを返そうと思います。
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元素をめぐる美と驚き―周期表に秘められた物語
元素をめぐる美と驚き―周期表に秘められた物語
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生元素とは何か―宇宙誕生から生物進化への137億年
生元素とは何か―宇宙誕生から生物進化への137億年
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世界で一番美しい元素図鑑
そうですよね、自然科学系の掲示板、確かに少ないです。
周期律150周年なんですね。この本、ぴったりではないかと。
世界で一番美しい元素図鑑
セオドア・グレイのスタイリッシュな元素図鑑。
元素に関連するものを集めた「周期表テーブル(periodic table table)」(このシャレ、私は結構好きなのですが(^^;))でイグ・ノーベル賞も受賞したという、元素オタク渾身の1冊です。
この本、かなり人気が出て、続編も出ましたし、関連商品もいくつか出たはずです。
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初コメントに感激しております。まさにぴったりの本ですね。受験の時はただの暗記、でしたが、このサイトを通じて元素や周期律に関する色々な事を知り、かなり勉強になりました。
スプーンと元素周期表―「最も簡潔な人類史」への手引き
スプーンと元素周期表
元素発見にまつわる裏話。どちらかというと人間ドラマに重点が置かれています。
表題のスプーンは、融点が低いガリウムで作ったスプーンから。これを紅茶に沿えて出すと、お客さんが使っているうちに溶けちゃうんですね(原題は"The Disappearing Spoon")。あらびっくり、といういたずらです。ガリウムって飲んでも平気なのかちょっとよくわかりませんけど(^^;)。
割と軽く読めます。
*また何か思い出したら寄ります~。
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しかし、ガリウム単体の融点がそれほど低いとは知りませんでした!実験としては面白いですね!
もしも原子がみえたなら―いたずらはかせのかがくの本 (いたずらはかせのかがくの本 新版)
新規で書いてみました。
もしも原子がみえたなら
絵本ですが、結構本格的に原子や分子について学べます。
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周期表、まさに自由研究の課題で長男にも次男にも中学生向けの教材で説明したことがありますが、興味を持つことなく・・・。
こんな絵本を知っていれば!
化学専攻だったので是非参加したいのですが、意外?にも化学関係で一般向けの本をもっていません。
そこで、この機会にファラデーの「ロウソクの科学」を読むことにします。来週は職場もお休みなので時間はたっぷりあります。
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それは意外でした。ロウソクの科学、の書評、期待しております!
因みに、私がついていけるかどうかは別として、専門書でも大丈夫ですよ。今となっては、教養課程の懐かしい出版社、東京化学同人、などの本でも大丈夫です。
なんと・・・実は学生時代に読んだ専門書は横浜の自宅の奥の方にあるはずですが、発掘に困難が伴います(^^;
世界史を変えた新素材
世界史を変えた新素材
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世界で一番美しい分子図鑑
世界で一番美しい分子図鑑
世界で一番「美しい」かどうかはともかく(^^;)、複雑多様な分子の世界をおもしろくまとめた1冊です。眺めて楽し、読んでなるほど。
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こちらは、分子ですね。繊維を代表例とする高分子は、生命現象に絡んで生物系の本に登場する事が多いですが、無機の繊維はあまり読んだ事がありませんでした。
ロウソクの科学
自然科学だけでなく、科学者を目指す人すべての必読書だと思いました。
僕は遅まきながら引退間際に読んでいる訳ですが・・・(^^;
https://www.honzuki.jp/book/19...
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金属カリウムをデモンストレーションに使っていて、最後の講演では空気中で加熱した金属カリウムをガラス瓶の中で二酸化炭素と反応させるなんて、今なら危なくて聴衆の面前ではできないかも。ファラデー先生、危ない実験だと言いながらやっていたような。
決してマネしないでください。 コミック 全3巻完結セット (モーニング KC)
決してマネしないでください1
2
3
コミックスですが、「アブない実験」+「科学史」+「理系君ラブコメ」の奇跡のコラボ(?)です。
取り上げられている科学者は医学者や数学者なども含み、必ずしも原子・分子・元素に関係する人ばかりでもないのですが、1巻ではラボアジェが出てきますし、3巻では周期表や加速器もちらっと出てきます。
金属ナトリウムを池に放り込むネタなんかもあります。
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2巻の書評に登場するキムワイプは、会社の実験室でよくお世話になりました!という事は、実験中によく粗相をした、と言う事ですが。
僕の勤務先はメーカーの開発部門ですが、今では職場の雰囲気も変わり、本書の主人公の様な、いかにも、な理科系人間は見かけなくなりつつあります。不器用なコミュニケーションがなくなって来たのは、ちょっと寂しく思います。
物理学は歴史をどう変えてきたか:古代ギリシャの自然哲学から暗黒物質の謎まで
物理学は歴史をどう変えてきたか:古代ギリシャの自然哲学から暗黒物質の謎まで
最初の方では四元素論から始まり分子や原子の概念に至るまでの物理学史が記述されています。もちろんメンデレーエフの功績も取り上げられています。
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スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質
スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質
歴史の陰に化学物質あり、的なお話です。
取り上げられている分子の化学構造式も書かれているため、物質の性質の違いがどのように生じているのかもわかるところがミソですかね。
日本語版にはアマゾンのプレビューがないのですが、英語版では少し見られるので、リンクを貼っておきますね。
Napoleon's Buttons
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船乗りと壊血病の因縁は相当長きに渡りましたが、経験則でビタミンの問題にたどり着きましたね。
僕が中学校の時に国語の教材がマゼランの世界一周だったのですが、大航海者が世界に出て行ったのは胡椒が欲しかったからという国語の先生の説明に生徒は失笑していました。真面目な話なのですが・・・。
150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか
NATUREの創刊者であり編集長でもあったノーマン・ロッキャーは「ヘリウム」命名者でもあります!1868年でした.
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まあ、同じ時代の科学の熱気を味わうってことで仲間入り許して下さい!
お仲間入り、大変ありがとうございます!
錬金術
一時期、錬金術って結構近代化学に及ぼした影響は大きかったんじゃないかと思って何冊か読んでいたのですが、自分が想像していたほどには直接的な関係はなかったような・・・?
ただ、「元素」という概念の移り変わりを考える上ではおもしろいようにも思います。
錬金術
錬金術というのは、卑金属から貴金属を作ろうとした試みであったわけですが、当然のことながら、うまくはいかなかったわけですよね。
結局、錬金術師たちの息の根を止めたのは、「原子論」だった、というのもおもしろいところかなと思います。
*錬金術の本はあれこれありますが、本書の特色は東洋(中国)の錬金術にも触れている点ですかね。
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最後に似たような分野を僕も投稿しようと思っておりました!
四元論→錬金術→近代化学は、原子論の発展の典型的な説明の様ですが、No.12の書籍もまさにそのように扱っていました。化学史で錬金術の貢献は当たり前のように登場致しますが、具体的に何に貢献したのかわからないですね。もちろん、卑金属から貴金属を作ることはできません。精錬などの実験手法なのでしょうか・・。
ニュートンと錬金術の話は知っておりましたが、造幣局監事として偽札犯と対決していたとは知りませんでした。あの性格の人ですから、自分の管轄を犯す者には容赦がなかったのではないかと想像します。
エネルギーの科学史
エネルギーの科学史
科学史をエネルギーから見ていく1冊です。科学技術の発展と密接に結びついてきた「エネルギー」。「何から」「どのようにして」エネルギーを取り出し、利用していくかは1つの大きな課題だったわけです。
自然エネルギーから化石燃料、蒸気機関、電気と来て、原子力利用へとつながっていきます。
桁違いのエネルギーですが、御していくにも慎重さが必要になってきます。
こぼれ話的には、長岡半太郎が水銀から金を作り出す試みを行っていた話が興味深かったです。錬金術の近現代版ですが、中性子の影響や粒子間結合力を十分に考慮しておらず、失敗に終わっています。
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昨日の投稿もそうですが、錬金術と原子力は、想定のカテゴリーです(まあ、周期表に限ってしまいますと、本当に書籍が限られますので・・)。
この本のキーワードはエネルギーですが、最後は原子力になっていますよね。長岡半太郎の実験は僕は知りませんでしたが、錬金術の目指したところは、核融合だと思いますので、これはちょうど良い内容だと思います!
「絶対」の探求
「絶対」の探求
なんと、元素を主題にした小説があるのですね。しかも、文豪の作品です。
他にもあるのかもしれませんが、僕が知っているのは、これだけです。
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〈科学の発想〉をたずねて 自然哲学から現代科学まで (放送大学叢書 12)
最後の投稿は、割とオーソドックスな科学史の本にしようかなと思います。
〈科学の発想〉をたずねて 自然哲学から現代科学まで
四元素・五元素の時代から、物質には何か基礎となる単位があるという発想は昔からのものだったのですね。
時代が下って、いくつかの元素が見つかっていき、それらが周期的に似た性質を持つことに着目したメンデレーエフはすごかった、というところでしょうか。
*周期表や元素・原子について、改めて考える機会をいただきました。ありがとうございました(^^)。
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以前に書評は一読したようですが、改めて読ませて頂くと西洋における科学史がコンパクトにまとめられている印象です。というのも僕も、今年の春先に物理学(天体運動を含む)、医学、数学などの科学史の本を読んだからです。
僕は三冊分読みましたが、本書にはそれが簡潔に総合されている印象です。放送大学のテキストは読んだことがありませんが、講座によってはかなり良い授業があるのではないかと思いました。