ぽーるばにやんさん
レビュアー:
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これはもはや人間ではない。
先日ドラマ化されたこの本。ストーカーのリカが物凄く怖いと噂されていたのですが、確かにリカは凄かった。
なにが凄いって、走って逃げていくタクシーを追いかけてどんどんタクシーに接近してくるシーンなんかは、人間じゃない。思わず想像してウソだろーと笑ってしまった。
しかも、不死身に近い。あまりにも不死身すぎるのと、その容貌も恐ろしいし、体臭も腐った卵に酢をかけたような匂いがするらしい。唯一、声は美しいのだが。こうなるともう、想像で浮かぶのはほとんど幽霊。しかし、幽霊の方がまだましかと思える程、リカは容赦なく人を傷つける。看護師であるということも怖さを倍増させる。医学知識を持ち、手にいれようと思えば薬剤を簡単に入手できる。
リカは精神の異常があるとみられ、思い込みが激しく思い込んだら人の話は受け付けず、自分の都合のいいように受け取り、気に入らないと徹底的に疎外する。人間なにが怖いって、精神に異常をきたした人ほど恐ろしいものはない。
今回、初めて人間ばなれしたリカを知ることができたが、さらにリカの異常性を見てみたい気もするし、これ以上見るのは自分の精神面に負担がかかるようでどうするか迷うところであります。
なにが凄いって、走って逃げていくタクシーを追いかけてどんどんタクシーに接近してくるシーンなんかは、人間じゃない。思わず想像してウソだろーと笑ってしまった。
しかも、不死身に近い。あまりにも不死身すぎるのと、その容貌も恐ろしいし、体臭も腐った卵に酢をかけたような匂いがするらしい。唯一、声は美しいのだが。こうなるともう、想像で浮かぶのはほとんど幽霊。しかし、幽霊の方がまだましかと思える程、リカは容赦なく人を傷つける。看護師であるということも怖さを倍増させる。医学知識を持ち、手にいれようと思えば薬剤を簡単に入手できる。
リカは精神の異常があるとみられ、思い込みが激しく思い込んだら人の話は受け付けず、自分の都合のいいように受け取り、気に入らないと徹底的に疎外する。人間なにが怖いって、精神に異常をきたした人ほど恐ろしいものはない。
今回、初めて人間ばなれしたリカを知ることができたが、さらにリカの異常性を見てみたい気もするし、これ以上見るのは自分の精神面に負担がかかるようでどうするか迷うところであります。
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コロナのため仕事が忙しく読書量が減ったのと、読書だけではストレス解消できなくなってきた今日このごろ。最近は、積読本の処理を中心にしています。何でもかんでも読むから厳選して読むに意識を変更しようと改革中。
★の数はその時の気分次第。
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- 出版社:幻冬舎
- ページ数:406
- ISBN:9784344404397
- 発売日:1970年01月01日
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