DBさん
レビュアー:
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宝石のように美しい鳥の本
図書館の新着コーナーにあったので借りてきました。
野鳥はなかなか見分けがつかないけれど、カワセミだけはその特徴的な羽の色ですぐにわかる。
池があるような公園で見かけたこともあるくらいだし、身近な鳥と言っていいだろう。
そんなカワセミですが、ブッポウソウ目カワセミ科に属するカワセミの仲間は18属118種が世界中に分布しているそうです。
その起源はオセアニアか東南アジアの熱帯雨林だと思われており、足指の形が第2趾と第3趾が部分的に融合した合趾足であること、主に魚や爬虫類、昆虫、両生類などを捕らえて食べる動物食であるという特徴がある。
そして身体に対して嘴を含む頭部の割合が大きく、色鮮やかな羽色の鳥が多くみられるという特徴があるそうです。
日本に住むカワセミの仲間はあのコバルトブルーとオレンジのカワセミが一番有名だが、ヨーロッパ、アフリカ北部、インド、東南アジアに広く分布していて英名を「Common Kingfisher」というくらい世界でもメジャーなカワセミだそうです。
そしてヤマセミという白地に黒い模様で全長が38センチとカワセミの倍以上の鳥も日本に住んでいる留鳥だが、生息域が限られてしまうためなかなか目にすることができない鳥だ。
あと全身赤色で「火の鳥」の異名も持つアカショウビンが日本では夏鳥として見ることができるそうです。
表紙にもなっているミツユビカワセミは迷鳥として2006年に沖縄で保護されたことがあるのみだそうですが、中国の海南島が分布の最北端で渡りもするので、今後ももしかしたら目にする機会があるかもしれない幻の鳥だとか。
こんなきれいな迷鳥がいたらバードウォッチャー界隈では世紀のビッグニュースになりそうだけどね。
世界中のカワセミたちの姿をカラー写真で見ることができる本ですが、どのカワセミも色鮮やかで宝石のようだ。
世界で最も美しいと言われるというのがシラオラケットカワセミですが、カワセミのコバルトブルーをラピスラズリの様な濃いブルーにして、オレンジももう少し濃くしたような色合いで美しい。
一番気に入ったのはサハラ砂漠以南に生息するヒメショウビンで、青とオレンジのツートンなのは同じだが頬と嘴にピンクが入っているのがとても可愛かった。
他にも世界のカワセミ切手をコレクションしているという人の話が出てきたり、日本の動物園などで見ることができるカワセミの仲間を紹介している。
カワスイでワライカワセミを見たのを思い出しました。
水元公園ではカワセミをほぼ毎日見ることができるそうなので、今度行ってみようと思った。
野鳥はなかなか見分けがつかないけれど、カワセミだけはその特徴的な羽の色ですぐにわかる。
池があるような公園で見かけたこともあるくらいだし、身近な鳥と言っていいだろう。
そんなカワセミですが、ブッポウソウ目カワセミ科に属するカワセミの仲間は18属118種が世界中に分布しているそうです。
その起源はオセアニアか東南アジアの熱帯雨林だと思われており、足指の形が第2趾と第3趾が部分的に融合した合趾足であること、主に魚や爬虫類、昆虫、両生類などを捕らえて食べる動物食であるという特徴がある。
そして身体に対して嘴を含む頭部の割合が大きく、色鮮やかな羽色の鳥が多くみられるという特徴があるそうです。
日本に住むカワセミの仲間はあのコバルトブルーとオレンジのカワセミが一番有名だが、ヨーロッパ、アフリカ北部、インド、東南アジアに広く分布していて英名を「Common Kingfisher」というくらい世界でもメジャーなカワセミだそうです。
そしてヤマセミという白地に黒い模様で全長が38センチとカワセミの倍以上の鳥も日本に住んでいる留鳥だが、生息域が限られてしまうためなかなか目にすることができない鳥だ。
あと全身赤色で「火の鳥」の異名も持つアカショウビンが日本では夏鳥として見ることができるそうです。
表紙にもなっているミツユビカワセミは迷鳥として2006年に沖縄で保護されたことがあるのみだそうですが、中国の海南島が分布の最北端で渡りもするので、今後ももしかしたら目にする機会があるかもしれない幻の鳥だとか。
こんなきれいな迷鳥がいたらバードウォッチャー界隈では世紀のビッグニュースになりそうだけどね。
世界中のカワセミたちの姿をカラー写真で見ることができる本ですが、どのカワセミも色鮮やかで宝石のようだ。
世界で最も美しいと言われるというのがシラオラケットカワセミですが、カワセミのコバルトブルーをラピスラズリの様な濃いブルーにして、オレンジももう少し濃くしたような色合いで美しい。
一番気に入ったのはサハラ砂漠以南に生息するヒメショウビンで、青とオレンジのツートンなのは同じだが頬と嘴にピンクが入っているのがとても可愛かった。
他にも世界のカワセミ切手をコレクションしているという人の話が出てきたり、日本の動物園などで見ることができるカワセミの仲間を紹介している。
カワスイでワライカワセミを見たのを思い出しました。
水元公園ではカワセミをほぼ毎日見ることができるそうなので、今度行ってみようと思った。
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好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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- 出版社:カンゼン
- ページ数:0
- ISBN:B0FH1RNFQR
- 発売日:2025年07月10日
- 価格:1584円
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