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実のところ「やること」よりも「やらないこと」の方が難しい。
肩こり、腰痛、腱鞘炎に偏頭痛、顎関節症……昔から体の痛みには随分悩まされてきた。
これがいい、あれが効くと聞けば、試してみようと手を伸ばし…押し入れを開ければ、所狭しと健康グッズや解説本が並んでいたりもする。
毎日のようにつかっているものもあれば、一定周期で数週間から数ヶ月使ってみたりするものもあるが、買って早々にお蔵入りしてしまった物も……。
先日はぎっくり腰で数日寝込み、ようやく良くなったと思ったら今度は首の痛みが酷く、首が回らなくなった。
というわけで、この本もわらにもすがる気持ちで読んでみた。
なんにしても、指ならば、これ以上グッズが増える心配も無いし……ね。
これまでも、生理痛に効くツボなどは試してみたことがあったので、その延長上で2つ3つ覚えておいて損はない情報が得られればいいかなというぐらいの気持ちで、とりあえず、最初から終わりまでざっと目を通してから、あれこれと試してみること2週間。
毎日やってみたのは、【首こり・肩こり】(p40~)と【頭痛・不眠症・めまい・首の痛み】(p44~)の項にある共鳴ゆび整体、慢性的な痛みに効くという【腕伸ばし】の自分治し体操(p116~)。
共鳴ゆび整体というのは、基本、急な痛みなどへの対処法だということなので、私のように慢性化した痛みには効かないかも…と思いつつも続けているのだが、指を曲げたり押さえたりするだけで、肩など決して近く無い部分に刺激を感じるのが面白い。
またあるとき、同じ姿勢を続けていてひと息ついて動き出したときに、右股関節に痛みを感じ……これは!と思い、おもむろに本を開いて【小指反らし】(p56)をしてみたところ、なんとびっくりすぐに効いた!
(ちなみにこの本を読んでも、小指と股関節がいったいどう関係しているのかはさっぱりわからないし、次回もまた効果があるかどうかはわからない。)
是非とも試してみたいとおもっているのが、【みぞおちや胸あたりのつり】(p64)と【ふくらはぎのつり】(p66)への対処法。
さらっと手をさするとか指をなでるとかで、あの痛みが収まるなんてにわかには信じがたいが、効果があったら儲けものではないか!
と、いまかいまかと試すチャンスを待ち構えているのだけれど、こういうときに限ってつらない!
ゆびを揉むとかなでるとか、ストレッチ体操をするとかは、やって損することもなさそうだし、ちょこちょこ続けていけそうだが、【手に金と銀のテープを貼るだけで痛みが変わる調整法】なるものには、今のところ食指が動かないというか、試してみる気になれなかったので、他の方の体験レポートを待ちたいところ。
もっとも、読んでみて&やってみての一番の感想は、“「やること」よりも「やらないこと」の方が難しい”というものだ。
この本にも指摘があるが、前々からよくないと聞いていたので、注意をしているつもりでもついついやってしまうのは【足を組む】【頬杖をつく】
さすがに立ってはやらないが、座ったときにはよくやってしまう【足首をクロスさせる】
本の図解をみたときには(そんな座りかたする人いるかあ?)と思ったのだが、意識してみるとしっかり自分がやっていたのは【椅子に座わったときにかかとをあげている】
スマホに関するNGは、わかっちゃいるけどやめられない。
こっているところや、痛いところをもんではいけないといわれても……。
この本に載っているあれこれも、効きそうだからと、一日に何回もやったり、長い時間やったりしてはだめだという。
思うに、こういう本を読む一番のメリットは、「今ちょっと立て込んでいるから」「もう歳だから」と後回しにしたり諦めたりせずに、「身体のメンテナンスはしっかりしなくちゃ!」と自分に発破がかけられるところなのかもしれない。
これがいい、あれが効くと聞けば、試してみようと手を伸ばし…押し入れを開ければ、所狭しと健康グッズや解説本が並んでいたりもする。
毎日のようにつかっているものもあれば、一定周期で数週間から数ヶ月使ってみたりするものもあるが、買って早々にお蔵入りしてしまった物も……。
先日はぎっくり腰で数日寝込み、ようやく良くなったと思ったら今度は首の痛みが酷く、首が回らなくなった。
というわけで、この本もわらにもすがる気持ちで読んでみた。
なんにしても、指ならば、これ以上グッズが増える心配も無いし……ね。
これまでも、生理痛に効くツボなどは試してみたことがあったので、その延長上で2つ3つ覚えておいて損はない情報が得られればいいかなというぐらいの気持ちで、とりあえず、最初から終わりまでざっと目を通してから、あれこれと試してみること2週間。
毎日やってみたのは、【首こり・肩こり】(p40~)と【頭痛・不眠症・めまい・首の痛み】(p44~)の項にある共鳴ゆび整体、慢性的な痛みに効くという【腕伸ばし】の自分治し体操(p116~)。
共鳴ゆび整体というのは、基本、急な痛みなどへの対処法だということなので、私のように慢性化した痛みには効かないかも…と思いつつも続けているのだが、指を曲げたり押さえたりするだけで、肩など決して近く無い部分に刺激を感じるのが面白い。
またあるとき、同じ姿勢を続けていてひと息ついて動き出したときに、右股関節に痛みを感じ……これは!と思い、おもむろに本を開いて【小指反らし】(p56)をしてみたところ、なんとびっくりすぐに効いた!
(ちなみにこの本を読んでも、小指と股関節がいったいどう関係しているのかはさっぱりわからないし、次回もまた効果があるかどうかはわからない。)
是非とも試してみたいとおもっているのが、【みぞおちや胸あたりのつり】(p64)と【ふくらはぎのつり】(p66)への対処法。
さらっと手をさするとか指をなでるとかで、あの痛みが収まるなんてにわかには信じがたいが、効果があったら儲けものではないか!
と、いまかいまかと試すチャンスを待ち構えているのだけれど、こういうときに限ってつらない!
ゆびを揉むとかなでるとか、ストレッチ体操をするとかは、やって損することもなさそうだし、ちょこちょこ続けていけそうだが、【手に金と銀のテープを貼るだけで痛みが変わる調整法】なるものには、今のところ食指が動かないというか、試してみる気になれなかったので、他の方の体験レポートを待ちたいところ。
もっとも、読んでみて&やってみての一番の感想は、“「やること」よりも「やらないこと」の方が難しい”というものだ。
この本にも指摘があるが、前々からよくないと聞いていたので、注意をしているつもりでもついついやってしまうのは【足を組む】【頬杖をつく】
さすがに立ってはやらないが、座ったときにはよくやってしまう【足首をクロスさせる】
本の図解をみたときには(そんな座りかたする人いるかあ?)と思ったのだが、意識してみるとしっかり自分がやっていたのは【椅子に座わったときにかかとをあげている】
スマホに関するNGは、わかっちゃいるけどやめられない。
こっているところや、痛いところをもんではいけないといわれても……。
この本に載っているあれこれも、効きそうだからと、一日に何回もやったり、長い時間やったりしてはだめだという。
思うに、こういう本を読む一番のメリットは、「今ちょっと立て込んでいるから」「もう歳だから」と後回しにしたり諦めたりせずに、「身体のメンテナンスはしっかりしなくちゃ!」と自分に発破がかけられるところなのかもしれない。
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本も食べ物も後味の悪くないものが好きです。気に入ると何度でも同じ本を読みますが、読まず嫌いも多いかも。2020.10.1からサイト献本書評以外は原則★なし(超絶お気に入り本のみ5つ★を表示)で投稿しています。
この書評へのコメント
- hacker2024-11-05 18:15
「読んで楽しい」を押そうとしたのですけれど、思い直して「共感した」にしました。
私の経験で言わせてもらうと、顎関節症は歯を食いしばって生きるのを止めれば治ります。首に関しては、やっぱり、枕と寝具ではないでしょうか。
肩こりは、PCから来ることも多いでしょうが、両肘を机につけて、手を伸ばしたあたりでキーボートを叩くのが良いです。PCはノート型よりデスクトップ型、背全体をカバーする椅子がお勧めです。なお、これらは私がロンドンいた時のEUのオフィス規程です。欧米人はかがむ時に腰を折る生活様式のせいか、腰痛が持病の人がけっこう多く、日本人が和室でやっていたように、背を伸ばしたまま腰を下ろす動作もお勧めです。
身体全般に関しては、ヨガ系のストレッチが良いようです。あと、福島に引っ込んでからやるようになりましたが、太極拳はお勧めです。いろいろやった私の意見です。得る所だけ参考にして下さい。クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 
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