変人のサラダボウル

　帝国軍は反乱軍に制圧され帝国第七皇女サラ・ダ・オ
ディンを逃がすために盾となった帝室の守護リヴィア・
ド・ウーディス。
リヴィア・ド・ウーディスの働きにより異世界の門をく
ぐり抜けたオフィム帝国第七皇女サラ・ダ・オディンは
探偵鏑矢惣助の上に着地。
何の因果か、選りによって対象者の尾行中にサラ・ダ・
オディンが頭上から落ちてきたのは鏑矢惣助にとっては
災難。
そして異世界から遣って来たサラ・ダ・オディンと鏑矢
惣助が普通に会話しているのには違和感があります。

　オフィム帝国第七皇女サラ・ダ・オディンは織田信長
が本能寺にて暗殺されず、魔法が進歩した並行正解の地
球人。
しかし話し方が古臭いのは方言のようなものなのか。
サラ・ダ・オディンは鏑矢惣助に拾われ事なきを得るが
サラ・ダ・オディンを追って異世界に来たリヴィア・ド
・ウーディスは悲惨な目に遭う。
ホームレスになり、騙されて違法キャバクラ嬢になる。
キャバクラ嬢になった初日に警察の摘発に遭い逃走。
その後、カルト教団の餌食になるが逃走。
カルト教団の教祖のような皆神望愛に見つかり、ひもに
なる。
異世界に居たときの方がよかった気がするのだが・・・。

　『変人のサラダボウル』というタイトル通り登場する
キャラクターは変わった人たちばかり
そんな人たちの中、リヴィア・ド・ウーディスはまとも
に生活出来るのか不安です。