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波津雪希
レビュアー:
ネコがシェをする不思議な店の話。
 5つの章とエピローグからなる和歌が出てくる小説でした。


第一章 ネコにも居場所
  西脇千晶は夫の西脇涼馬と娘の梨央の弁当を作った
 後、虚しさを感じ友人の雛菊に連絡を取り仕事を始め
 ることについて相談する。
 その後、様様なところに応募するが結婚してから一度
 も働いたことがない西脇千晶は落ちまくる。
 「どうしたらいいのかわからない・・・・」
 と嘆いたところべ、周囲の景色が変わり海辺に居た。
 そこでサバトラ柄のネコにタラを食べるだろうと言わ
 れ、サバトラ柄のネコが作った料理を食べながら話し
 ていると気分が晴れた。

第二章 ネコにも御馳走
  佐々木単衣はスタッフの鮎実と付き合っている望月
 と関係を持っていた。
 望月は別の店の店長として異動になり、代わりに店長
 となる佐々木単衣を望月が指導をしていた。
 ここで佐々木単衣は以前、第一章に登場した西脇涼馬
 と不倫をしていたことが判明する。
 なんて、どろどろな人間関係なのだろう。
 「こんな生活からもう抜け出したい・・・・」
 と言ったところで周囲の景色が変わり海辺に居た。
 サバトラ柄のネコが鯛めしを作り佐々木単衣と食べる。

 各章に登場する人物たちは関係があり、一部どろどろ
な人間関係が展開されているがサバトラ柄のネコのお陰
で、どろどろさを感じさせない小説となっていました。
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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1950 件)

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