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ぷるーと
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劇場で失踪、その後死体が見つかったバレリーナ。彼女の死から浮かび上がってくる劇場関係者たちが抱える闇。
マンハッタンのメトロポリタン歌劇場で、ロイヤル・バレエ団のプリマ・バレリーナが失踪した。彼女を探すために警官も動員されたが、その後彼女は劇場関係者でも立ち入ることのない巨大な通風筒の底で亡くなっているのが発見された。まだ生きているときに、上から投げ落とされたらしい。
彼女を殺害したのは誰か?その動機は?マンハッタンの地方検察庁性犯罪訴追課長のアレグサンドラを中心とする3人組が、事件を捜査する。
主人公のアレグサンドラの肩書が性犯罪訴追課長ということからもわかるように、事件は性犯罪絡みだ。  
 
冒頭のアレグサンドラに対するの言動は女性差別の見本のようで、最初から気分が悪くてたまらない話なのだが、捜査によって浮かび上がってくる事実が、また、なんともすさまじい。よくもまあここまで女性を馬鹿にできるものだと思うのだが、これが20世紀のアメリカでの話だなんて、女性の権利や自由は本当に守られているのだろうかと、疑いたくなるし、悲しくなってくる。
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ぷるーと
ぷるーと さん本が好き!1級(書評数:2932 件)

 ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
 よろしくお願いします。
 

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