ぷるーとさん
レビュアー:
▼
劇場で失踪、その後死体が見つかったバレリーナ。彼女の死から浮かび上がってくる劇場関係者たちが抱える闇。
マンハッタンのメトロポリタン歌劇場で、ロイヤル・バレエ団のプリマ・バレリーナが失踪した。彼女を探すために警官も動員されたが、その後彼女は劇場関係者でも立ち入ることのない巨大な通風筒の底で亡くなっているのが発見された。まだ生きているときに、上から投げ落とされたらしい。
彼女を殺害したのは誰か?その動機は?マンハッタンの地方検察庁性犯罪訴追課長のアレグサンドラを中心とする3人組が、事件を捜査する。
主人公のアレグサンドラの肩書が性犯罪訴追課長ということからもわかるように、事件は性犯罪絡みだ。
 
冒頭のアレグサンドラに対するの言動は女性差別の見本のようで、最初から気分が悪くてたまらない話なのだが、捜査によって浮かび上がってくる事実が、また、なんともすさまじい。よくもまあここまで女性を馬鹿にできるものだと思うのだが、これが20世紀のアメリカでの話だなんて、女性の権利や自由は本当に守られているのだろうかと、疑いたくなるし、悲しくなってくる。
彼女を殺害したのは誰か?その動機は?マンハッタンの地方検察庁性犯罪訴追課長のアレグサンドラを中心とする3人組が、事件を捜査する。
主人公のアレグサンドラの肩書が性犯罪訴追課長ということからもわかるように、事件は性犯罪絡みだ。
冒頭のアレグサンドラに対するの言動は女性差別の見本のようで、最初から気分が悪くてたまらない話なのだが、捜査によって浮かび上がってくる事実が、また、なんともすさまじい。よくもまあここまで女性を馬鹿にできるものだと思うのだが、これが20世紀のアメリカでの話だなんて、女性の権利や自由は本当に守られているのだろうかと、疑いたくなるし、悲しくなってくる。
お気に入り度:



掲載日:
外部ブログURLが設定されていません
投票する
投票するには、ログインしてください。
 ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
 よろしくお願いします。
 
この書評へのコメント
 - コメントするには、ログインしてください。 
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:早川書房
- ページ数:0
- ISBN:9784151733581
- 発売日:2007年06月01日
- 価格:45円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。
『墜落』のカテゴリ
登録されているカテゴリはありません。






















