茜さん
レビュアー:
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「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」
神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかたほたる)は、中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。
来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。
しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、最後は自殺してしまったのだった。
事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、意外な事実が浮かび上がり――(表題作)
気が付かなかったのですが本書が第四弾らしいです。
仲田シリーズと言うらしいのですね。一番最初の「希望が死んだ夜に」は読んでいるのですが刑事の名前は残念ながら忘れていました。
それでも前作から続いてはいないから話しがわからないということはなかったので安心しました。
やはり一番印象に残ったのは表題作である「少女が最後に見た蛍」です。
生活安全課以外の事件なのに仲田が何故あちこちの課で引っ張りだこなのかも納得出来ました。
しかし、いじめが愉しいと言う人間がいるなんて信じたくありませんでした。
きっと小説に限らずそういう人間は少なからずいるんだろうなぁと考えると胸が痛くなります。
仲田シリーズ、今まで出版されている物も読んでみようかなと思いました。
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初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
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- 出版社:文藝春秋
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- ISBN:9784163917795
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