efさん
レビュアー:
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こ、これは……コミックだと思ったら小説だったぁ~!
 以前、『眠れなくなるほど面白い 図解 源氏物語』という本をレビューした際、コミックの源氏や読みやすい現代語訳はないものかと書いたところ、yukoさんから『あさきゆめみし』をお勧めいただきました(ありがとうございます)。
これって、確か大和和紀のコミックだったっけ?……くらいの知識はあったのです。また、妻からも『あさきゆめみし』は勧められました。
近隣図書館蔵書にあるかなぁ? と思い、検索してみたところ本書がヒット! でも五巻までしかないねぇ……(コミックはもっと巻数が多いみたいだけれど……)。どうするかなぁと思っていたのですが、妻から「来年の大河は紫式部だ」と教えられ、おぉ、それなら源氏関係も貸出が殺到するだろうなぁなどともと考え、まあ、途中までだとしてもしてもコミックなら軽く読めちゃうから読んでみますかね、ということで五巻まとめて図書館から借りてきました。
んで、五冊どんと重ねて、コミック読む態勢で一巻目を開いたところ……ん? こ、これは……小説じゃないですか~。
どうやら本書は、大和和紀の『あさきゆめみし』をノベライズした作品だと言う事のようです。図書館の蔵書表記では『著者 大和和紀』となっていたのでてっきりコミックだと思い込んでいたら、どうやら文章を書いたのは時海結似さんという方で、表紙などには『原作・絵 大和和紀』と表記されているのです。
むむむ……ということは、源氏物語 → 大和和紀/あさきゆめみし → 本書となるわけで、ある意味では源氏物語の重訳みたいな?
まあ、借りてきたわけだし、読んでみますかねと読み始めました。
さすがに読みやすい。もうスラスラ読めちゃいます。第一巻は、光源氏の誕生から夕顔までが描かれます。なるほどね、こういう流れだったのねと確認しながら読むことができました。
まあ、源氏物語はもともとが恋愛小説であり、また、おそらく本書はまだまだ若い女性を読者層と想定しているであろうことからか、本書の描写には気恥しくなるところもあったのですが、読んで行くうちに段々耐性がついてきた(笑)。
また、どこまでオリジナル源氏(あるいはコミック版『あさきゆめみし』)に忠実にノベライズしているのか比較していないので分からないのですが、やたらに展開が速く、これも読みやすさにつながっているかもしれません。
源氏物語をおおざっぱにつかむには合っているかもしれない。
もしかしたら、図書館にあった五巻で完結しているのかも……などと思いながら第二巻に行きますよ~。
読了時間メーター
□□ 楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK):2023/09/19
あさきゆめみし(2)
あさきゆめみし(3)~(5)
これって、確か大和和紀のコミックだったっけ?……くらいの知識はあったのです。また、妻からも『あさきゆめみし』は勧められました。
近隣図書館蔵書にあるかなぁ? と思い、検索してみたところ本書がヒット! でも五巻までしかないねぇ……(コミックはもっと巻数が多いみたいだけれど……)。どうするかなぁと思っていたのですが、妻から「来年の大河は紫式部だ」と教えられ、おぉ、それなら源氏関係も貸出が殺到するだろうなぁなどともと考え、まあ、途中までだとしてもしてもコミックなら軽く読めちゃうから読んでみますかね、ということで五巻まとめて図書館から借りてきました。
んで、五冊どんと重ねて、コミック読む態勢で一巻目を開いたところ……ん? こ、これは……小説じゃないですか~。
どうやら本書は、大和和紀の『あさきゆめみし』をノベライズした作品だと言う事のようです。図書館の蔵書表記では『著者 大和和紀』となっていたのでてっきりコミックだと思い込んでいたら、どうやら文章を書いたのは時海結似さんという方で、表紙などには『原作・絵 大和和紀』と表記されているのです。
むむむ……ということは、源氏物語 → 大和和紀/あさきゆめみし → 本書となるわけで、ある意味では源氏物語の重訳みたいな?
まあ、借りてきたわけだし、読んでみますかねと読み始めました。
さすがに読みやすい。もうスラスラ読めちゃいます。第一巻は、光源氏の誕生から夕顔までが描かれます。なるほどね、こういう流れだったのねと確認しながら読むことができました。
まあ、源氏物語はもともとが恋愛小説であり、また、おそらく本書はまだまだ若い女性を読者層と想定しているであろうことからか、本書の描写には気恥しくなるところもあったのですが、読んで行くうちに段々耐性がついてきた(笑)。
また、どこまでオリジナル源氏(あるいはコミック版『あさきゆめみし』)に忠実にノベライズしているのか比較していないので分からないのですが、やたらに展開が速く、これも読みやすさにつながっているかもしれません。
源氏物語をおおざっぱにつかむには合っているかもしれない。
もしかしたら、図書館にあった五巻で完結しているのかも……などと思いながら第二巻に行きますよ~。
読了時間メーター
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あさきゆめみし(2)
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幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!
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- 出版社:講談社
- ページ数:0
- ISBN:9784061487468
- 発売日:2006年10月14日
- 価格:114円
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