茜さん
レビュアー:
▼
初恋の人がフェミニストになった!?「愛」も「権利」もゆずれない、2人の戦争のような恋愛が始まる。
就活を前に不安な僕を癒してくれた、愛らしい僕の彼女。
毎日のようにベッタリで、付き合って1周年を迎えた。
そんなとき僕は、1年間の海外インターンシップに行くことに。
遠距離は不安だけど、彼女なら安心だ、待っていてくれるはず――。
しかし、出国当日。
空港にいたのは、涙ぐむ彼女を抱きしめる僕ではなく、別れのメールをもらってメンタルが崩壊した僕だった。
そんな初恋を引きずりながら 大企業に就職し3年目を迎えた「僕」ことスンジュン。
周囲はほとんど結婚して、「まだ独身なの?」とからかわれることも多い。
結婚する女性を選ぶだけなのに、なかなか結婚への意欲がわかない。
そんなある日、初恋の彼女と出くわした!
心がまた動き出す……ところが、彼女はこともあろうにフェミニストになっていた!
えーと。。。この本に描かれている韓国人男性達って、今の韓国でもこういう人が多いワケ?
やたらと適齢期の結婚に拘っていたり、女性はこうであるべきだとか、まるで戦前の日本かまたはそれ以前の時代のあまりにも古い固定観念に縛られ過ぎてて、はっきり言うと嫌悪感しかないんですけど。。。
フェミニスト運動に参加している女性達を「メガル」と呼んだりとか、最低すぎて元彼であるキム・スンジュンに、お前さぁ?と何度も問い詰めたくなっちゃいましたよ。
まぁ、そんな男達をメガルの女性達は「ハンナム」と呼んでいるから、それはお互い様だなと思ったりもした。
私が想像していたより韓国って女性蔑視が酷いんだね。
家父長制や男性優位が未だに強く残っていて女性は性被害、セクハラ、堕胎も許されない、おまけに煙草も吸うな、髪の毛はロングがいいなんて、ホントに馬鹿げていて開いた口が塞がらない。
元彼のキム・スンジュンも何だか頼りなくてナヨナヨしてて気持ち悪いし。。。
私だったらキム・スンジュンみたいなタイプは即さよーならーだけどね。
と、言うのもダメ?w
フェミニスト運動に対するキム・スンジュンと彼女の議論で彼女が「少なくとも私は変わるはず」って言い放つのが良かった。
一人でも変われば少しずつではあるけれど、きっと世の中は変わっていくだろうなと思いました。
投票する
投票するには、ログインしてください。
天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
トライポフォビア^^;
豆腐メンタルです。。。
*過度な書評の誤字脱字の執拗な指摘、書評の文章への指摘は「迷惑行為」ですのでやめてくださいね^^;
キャッチコピーだけの方、読書記録用で他の方への投票を行わない方は投票出来ないのでごめんなさい。
icon⇒ノーコピーガール様@nocopyrightgirl
この書評へのコメント
コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:イースト・プレス
- ページ数:0
- ISBN:9784781620633
- 発売日:2022年03月17日
- 価格:1760円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。