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波津雪希
レビュアー:
妖怪と共存する町の人々のストーリーです。
 本書は『朧月市役所妖怪課』シリーズと話が繋がっています。
本書の主人公は『朧月市役所妖怪課』シリーズと同様に
宵原秀也24歳。
自治体アシスタントとして朧月市役所の業務から離れた後
市富市にアシスタントとして派遣されていたが
国会議員の口利きで、北海道に行くのが嫌だと
言ってきた孫に代わって、綾志別町に赴任することに。
朧月市を離れたことで、朧月市で起こったことや
妖怪の記憶をすっかり消された宵原秀也は
再び綾志別町役場妖怪課 に赴任して職務に励みます。

 しかし、朧月市と綾志別町は情報のやり取りがあるのに
何故、宵原秀也の朧月市での記憶が消されてしまったのか。
そんなことならば、朧月市での経験が全て無駄になって
しまうのに。
綾志別町に住む女子高生の風見伊里菜は、町外の高校に
通っていても、町の記憶が無くならないのは不思議です。

 妖怪が起こした事件に携わっていくうちに宵原秀也は
朧月市で出会った妖怪のことを思い出し、綾志別町に
居る妖怪との類似点に気づきます。
朧月市の妖怪は、GHQによって日本中の妖怪が封印
された土地である綾志別町は、ソビエト連邦共和国から
北海道綾志別町に封印された妖怪。
類似点がないのに不思議ですね。
そのあたりのことは、以降の巻で明らかになって
いくのでしょうか。
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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1943 件)

本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。

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