ぷるーとさん
レビュアー:
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小学校に隣接するコミュニティハウス。そこには、ちょっと変わった司書がいる。
羽鳥小学校に隣接するコミュニティハウス。そこでは、区民対象のさまざまな教室や講習会が開催されている。そして、一階の一番奥に、図書室がある。
この作品は、その図書室にやってきた5人の「生き方探し」が描かれている。5人は、職場でやりがいを感じられなかったり、不本意な移動にいらだったり、ニートだったり、退職したてだったりと、「自分らしく生きていない」ことに不満を感じている。そんな彼らが、ちょっとしたきっかけでコミュニティハウスにやって来て、そこに図書室があることを知り、図書室で司書の小町ゆかりと対面する。
彼らは、最初から本を読むことを目的にコミュニティハウスに来たわけではない。別の目的で来たのに、図書室へと導かれていく。そして、なぜかレファレンスした数冊とそれとは無関係な1冊を勧められる。
悩んでいるときに頭を切り替えるのは、なかなか難しい。勧められた本を読むことがその切り替えのきっかけになったら。
誰もがこう上手くいくとは思えないが、悩んでいるときに視点を変えることの大切さは伝わってくる。誰かに話すことの大切さも。こんな個性的で人間味あふれた司書さんが近くの図書館にいてくれたら、と思う。私は、どんな本を勧められるのだろう。
この作品は、その図書室にやってきた5人の「生き方探し」が描かれている。5人は、職場でやりがいを感じられなかったり、不本意な移動にいらだったり、ニートだったり、退職したてだったりと、「自分らしく生きていない」ことに不満を感じている。そんな彼らが、ちょっとしたきっかけでコミュニティハウスにやって来て、そこに図書室があることを知り、図書室で司書の小町ゆかりと対面する。
彼らは、最初から本を読むことを目的にコミュニティハウスに来たわけではない。別の目的で来たのに、図書室へと導かれていく。そして、なぜかレファレンスした数冊とそれとは無関係な1冊を勧められる。
悩んでいるときに頭を切り替えるのは、なかなか難しい。勧められた本を読むことがその切り替えのきっかけになったら。
誰もがこう上手くいくとは思えないが、悩んでいるときに視点を変えることの大切さは伝わってくる。誰かに話すことの大切さも。こんな個性的で人間味あふれた司書さんが近くの図書館にいてくれたら、と思う。私は、どんな本を勧められるのだろう。
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ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
よろしくお願いします。
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- 出版社:ポプラ社
- ページ数:0
- ISBN:9784591167984
- 発売日:2020年11月11日
- 価格:1760円
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